お料理の彩りやちょっとした薬味に欠かせない小ねぎ。
スーパーで買った小ネギの根っこを使って、新鮮な小ねぎを手に入れることができます♪
袋買いした小ネギを使い切れなくて、変な汁が出てきちゃったり、
冷蔵庫の奥からしなびた小ねぎが出てきたり…。
冷凍保存してみても存在を忘れて再び買ってしまったり。
(…わたしだけ?)
根っこから小ネギを育てれば、好きな時にちょっこずつ使うこともできますよ。
この記事では、小ねぎの簡単な育て方と収穫の時期やポイントなどを、体験もふまえてご紹介します♪
ほんの少しのコツを踏まえれば、ズボラ主婦でも収穫できました(笑)
ぜひご参考にされてみてくださいね。
参考:サカタのタネ農園
ねぎのプランター栽培 JA田川
この記事に書かれていること
小ネギの根っこの育て方 2選
捨ててしまいがちな野菜のヘタや根っこを再生して食べる「リボベジ(リボーンベジタブル)」は、節約生活の強い味方!
小ネギの根っこを再生して育てれば、ちょっとお料理に使いたい時にとっても便利ですよ。
根っこを育てる方法は、おもに次の2つ。
・水で育てる
・プランターで育てる
根っこから育てるとコストも手間もかからずに、収穫までがスピーディ♪
すでに芽や根が出たあとなので、あとは栄養を与えてあげるだけ。
つぎからはそれぞれの詳しい方法をご紹介していきます♪
小ネギの育て方①水で育てる
はじめて根っこを栽培するなら、
水を使った方法が手間や道具が少なくておすすめです。
用意するもの
・小ネギの根っこ
・コップなどの容器
・水
1.買ってきた小ねぎの根っこを切り落とす
いつもお料理に使う時よりも少し緑色の部分を長めに残した方が安心です。
私は5㎝くらいにしています。
2.容器に根っこを入れる
小ねぎは成長すると長くなりますが、最初はヨーグルト小さい容器くらいで大丈夫です。
根っこが水に浸かるように2~3cmの水を入れてあげます。
根っこがぬるぬるしている場合は、しっかり洗ってからお水につけましょう。
3.こまめに水をかえる
水が濁らないように気をつけて、こまめに水を替えます。
冬なら2~3日おいても大丈夫。
夏なら毎日変えて、根っこや水がぬめったり腐ったりしないようにしましょう。
わたしは小ネギを台所に置いて、食器洗いのタイミングで水替えをしていました。
(すぐに白く濁ってしまいます。)
4.お部屋の温度や日当たりに気をつける
小ねぎは15~20度くらいの気温でよく育ちます。
ですが、夏場や日当たりのよいお部屋の窓辺では、もっと高い温度になることもありますよね。
水温はすぐに上がってしまうので、お部屋の温度や日当たりにも注意が必要です。
何をかくそうこの私、うっかり窓辺に置いたまま外出して小ねぎの根っこを腐らせたことがあります。
夏の閉め切った部屋に、ぷーんと漂うネギの香り…。
くれぐれもお気をつけください。
小ネギの育て方②プランターで育てる
お手軽な水耕栽培もいいですが、本格的に繁殖させたくなったらプランターなどに入れて育てた方がいいです。
収穫量がアップします!!
意外と手間もかかりません。
ただし、ベランダやお庭などで育てることを想定しておりますので、
虫が苦手な方にはおすすめしません。
用意するもの
・プランター…深さは20㎝くらいのプランターや鉢がべスト。8㎝以上あれば大丈夫。
・土…水はけのよいものがおすすめ。市販の野菜用の土で大丈夫。
・鉢底石…鉢の中に虫が入るのを防いだり、土の水切れをよくするために入れる小石
1. 5㎝くらい残した根っこをよく洗う
わたしは水耕栽培で3回ほど収穫した後の根っこを使いました。
雑菌などを水で洗い流しておくと、腐りにくいようです。
2.鉢底石を敷き詰めたプランターに土を入れる。
土は野菜や花の土などを使います。
100均で手に入る培養土などでも大丈夫です。
私にいたっては、ガーデニングで余った古い土に生ごみを入れたものをそのまま使っております。
自宅にプランターや土がない場合は、こういう商品は便利ですね。
3.根っこを埋める
指などで根っこの頭が2㎝くらい出るように穴を掘りましょう。
小ねぎは湿気を嫌うので、あまりネギ同士がくっつかないように間隔を開けて植えた方が方がいいです。
私はそれぞれ5㎝くらい離して穴を掘りました。
1本ずつ植えても、数本の束で植えてもよいです。
わたしはたくさん穴を掘るのがめんどうで、数本ずつまとめて植えてみました♪
お料理に使う際にちょこっとずつ収穫するなら、大体1回分の量になる本数を植えた方が使いやすいです。
4. お手入れの方法
小ネギはほとんど何もしなくても十分育ってくれる強い野菜です。
ただし水やりにはコツがいります。
栽培しやすい小ねぎの選び方
せっかく小ねぎを育てるなら、収穫まで楽しみたいですよね。
そのためには育てる根っこの選び方にもコツがあります。
ポイントは丈夫で新鮮なこと。
新鮮で丈夫な小ネギの特徴としては次のようなものがあげられます。
・茎が太くてしっかりとしたもの
・根っこが白くてみずみずしいもの。茶色くないもの
・葉が緑色でつやつやしているもの
何度が小ねぎの根っこ栽培を失敗したことがあるのですが、
根っこ自体が元気がなかった時には、葉が伸びるよりも先に腐ってしまっていました。
小ねぎ本体を選ぶときにも、ぜひ参考にされてみてください♪
小ネギを栽培する際の注意点やコツ
小ネギ栽培の注意点やコツなどをご紹介していきますね。
水のやりすぎに注意!!
プランター表面の土が乾いたら、たっぷりと水をやりましょう。
小ねぎは根を浅くはり、多湿を嫌います。
水をやりすぎると根腐れの原因に。
水やりの時間は朝か夕方。
日中の日差しの強い時間帯に水やりをすると、温度が上がり、根っこが煮えてしまいますのでご注意くださいね。
肥料はお好みで やりすぎに注意
土で育てている場合、肥料を与えることで株が大きくなり、収穫量がアップします。
野菜用の肥料などを2~3週間目に1度あげるように書かれた記事もありますが、個人的には栄養が足りてないと感じてからでも十分です。
なんせ水だけでも3回は収穫できましたので。
一人暮らしだったり、必要な時にちょこっとほしい方なら、まずは肥料なしでやってみてください。
日あたりはほどほど
小ねぎは日陰でも育ちます。
ですが、お日様が当たる場所の方がよく育ちます。
コップで育ててもプランターでも移動は簡単なので、1日数時間でも日光に当てることで、育ちがよくなりますよ。
一方で、夏の高温や強い日差しには弱ってしまいます。
様子をみて、日陰などに移動させてあげましょう。
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小ねぎ収穫のタイミング
根っこから育てた小ねぎは、気づけば収穫の時期を迎えます。
とはいえどんな感じになったら収穫なのか、どうやって収穫すればいいのか、初めての時はちょっと考えてしまいますね。
ご参考にされてください。
どのくらいの日数がかかる?
気温や室温にもよりますが、
・水で育てれば1週間
・土に植えてもひと月
このくらい待てば、収穫できます。
種から育てると小ねぎの収穫時期は、植えてから60日前後だとか。
根っこの再利用はとても効率がいいですね。
こちらの記事では小ネギの根っこの成長記録を載せています。
よかったらご覧ください♪
収穫の目安になる長さは?
好みもわかれますが、長さ20~30㎝くらいが目安です。
土に植えて育てていると、そのうちネギのお花が咲いてきます。
花が咲くと栄養が持っていかれてしまうので、その前に収穫するか、お花を切ってしまいましょう。
余談ですが、ネギ坊主を放っておくと種が収穫できます。
この種を使って、畑づくりなんかも挑戦してみたいですね。
収穫するのはどの部分?
小ネギを育てていると、どこの部分を収穫したらいいのかも意外と悩むポイントです。
収穫する方法は大きく2通りあります。
・根っこを残す
・根っこから引き抜く
それぞれ説明していきます。
①根っこの近くから刈り取る
ちょこっとずつ収穫して使う方に、おすすめの方法です。
根っこを2~5㎝くらい残してハサミなどで切りましょう。
そこからまた新芽が出て、次の収穫につながります。
②根っこから引き抜く
土に植えて、大量に収穫する場合はこちらの方法もアリ。
何年かたって、小ねぎの育ちが悪くなってからでもよさそうですね。
まとめ
スーパーなどで買った小ネギの根っこの簡単な育て方や、収穫のタイミング、根っこに使う小ネギの選び方などをご紹介しました。
小ねぎの再生力はスゴイんです。
コップの水につけておけば、食器洗いのついでに水を変えるだけで2~3回収穫できちゃうくらい簡単に育ってくれます!!
小ねぎは水と温度に気をつければ、ほとんど勝手に育ってくれますよ。
根っこから何度も収穫できるのでとっても経済的ですし、ちょこっとほしい時には本当に便利です。
もし失敗したとしても、もともと捨てていた部分なので、全く気にならない!
ぜひご家庭での収穫を楽しんでみてくださいね♪