小学生の息子への朝のガミガミを減らすべく、手作りしたお仕度ボード。
時間への意識づけをするために、100円ショップで購入した時計もつけてみました。
お支度ボードを小学生仕様に♪時計もつけて朝のバタバタにさよなら
今回はその後の効果や現状についてご紹介します。
あわせて、手作りのお仕度ボードの「もっとこうした方がよかったな」という反省点や、子どものやる気をあげるポイントなどもお伝えできればと思います。
少しでも親子の朝の負担が軽くなることを応援しています♪
この記事に書かれていること
お仕度ボードを使い始めて半年の効果
小学1年生になったわが子のために手作りしたお仕度ボード。
もともとのんびりした子なので、テキパキとスピード感ある動きではありませんが…(笑)
「次に何をすればいいのか」
「何時までにやるのか」
毎日の「ルーティン」を目で見てわかるようにするだけで、自分で次の行動へ移ることができるようになっていきました。
スピード感を身に着けたり、「この時間までに」という意識づけはタイマーやストップウォッチなどの方が効果があるかもしれません。
あれこれ言わなくてもよくなるのにはしばらくかかりましたが、
「お仕度ボードをみて?」とボードを見ながら進めていくように声をかけるように私も意識しました。
息子がひとつずつボードを確認しながらもこなしていく姿を見守ると、
「あー。方法が変えれば、この子はちゃんとできるんだ。」と感動することも。
半年たったころにはすっかり使わなくってしまったお仕度ボードですが、
長男の頭の中には次にすることが入っているので大丈夫なんです。
思わぬ効果としては、時計を読むのが上手になった気がしますね。
わたしがお仕度ボードにつけたのはアナログ時計。
時間を意識するために「やること」と「時間」の項目を作ったのですが、「時間」デジタル表示で作ってしまいました(笑)
時計の針がわかる絵をつけておいた方が混乱が少なかったのかもしれませんが、ちょうどいい訓練になったようです。
お仕度ボードにプラスして効果があったもの
マグネット式のお仕度ボードだと、マグネットをひっくり返す楽しさや、裏にごほうびのコメントを用意しておくことでモチベーションが高まることがあります。
わがやのお仕度ボードは、マジックテープをはがしていく方式でした。
ボードがスッキリしていくので、タスクをこなしていった感はあるのですが、ご褒美感は正直イマイチだったと思います。
そこでプラスしたのが、「ごほうび」の焼きのりでした♪
シールでもお小遣いでもルールは子どもと話し合って決めた方がいいのですが、
私は子どもの達成感を引き出すためにご褒美の焼きのりを用意しました。
ペアレントトレーニングでちょっと習ったんですが、
・できたときにはしっかり言葉と態度でほめる
・報酬、見返りがあることが次のやる気も引き出す
・ほめることはやめずに、徐々に報酬を減らしていく
これは新しい行動を習慣化するためのひとつの方法です。
はじめて聞いたときは、「なんだか犬のしつけみたい…」と半信半疑だった私。
(表現が悪いかもしれませんが…)
わがやでは、朝のお仕度ボードの予定をこなしたら、焼きのり1枚。
帰ってからお仕度ボードの予定がこなせた分だけ焼きのり追加。
夕食のごはんにプラスする仕組みです。
最初は焼きのり欲しさに頑張っていた息子も、次第に焼きのりをねだることが減っていきました。
それでもルーティンはキチンとこなしてくれています。
ポイントは「ほめる」という点です。
「ほめられたらうれしい」気持ちを育てていくことで、物としてのご褒美がなくても頑張れるようになり、
一方でほめずにご褒美だけを与えていると「物がもらえないならやらない」という気持ちを育ててしまうことになるんだとか。
意識的にでもほめたりハグしたりすると、ガミガミしている時よりも子どもの方も素直に動いてくれることが増えるので、試してみてよかったなーと感じています。
わたしの中で「できて当たり前」という考えがあり、わが子のできていないことにばかり意識が向いていたことにも気づくことができました。
お仕度ボードを作って一つずつほめるようにしただけで、
「こんなにできること増えてるんだなー」と親の私も目で見て感じることができたんだと思います。
まとめ
わがやが小学生にお仕度ボードを使ってみた効果や半年後の様子をご紹介しました。
子どもも少しずつ大きくなっています。
今ではすっかり使うことがなくなりましたが、お互いに気持ちよく関わるためのツールが子育てを前向きにしてくれましたよ。
どうやら学校でものんびりやっているようなので、今度は学校バージョンを作ろうかな…と考えています。
参考にしてもらえるとうれしいです。