【やってみた】レッスンバッグの底の補強方法♪既製品のアレンジにも使える!?

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レッスンバッグの補強方法 タイトル

レッスンバッグは、入園入学準備のグッズの中でも最もボロボロになりやすいもの

特に底の部分は、引きずったり物にぶつかったりして傷みやすいんですよ。

せっかく用意したレッスンバッグが1か月もしないうちに破れて帰ってきたときのショックと言ったら…もう…。

【新1年生】レッスンバッグがボロボロ問題…ひきずる原因と対処法

レッスンバッグの底が破れる前に、しっかりと補強しておくことをおすすめします♪

この記事ではレッスンバッグの底の補強方法、おすすめの方法、実際にやってみた手順などをご紹介しています。

参考にされてみてくださいね。


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レッスンバッグの底の補強方法は3通り♪

せっかくなら、長く使ってもらいたいレッスンバッグ。

一番傷みやすい部分である底を補強するなら、次の3つの方法が一般的です。

①底に別の布を重ねる

②底にアクリルテープを縫いつける

③底板をつける

それぞれ簡単に説明しますね♪

①底に別の布を重ねる

見た目が切り返しのあるデザインのようになります。

最近はレッスンバッグの上下の布のデザインを変えているものは多いですね。

この上下の切り替えをつける際に注意しないといけない点が、

別の布を上から重ねる

ということです。

表生地の上から別の布を重ねることで、生地の強化をするんです。

キルティング生地を表生地にしている場合は、底の部分がすれてしまって穴が開くと、中綿が出てきてしまいます。そのため別の布を上から重ねてカバーすることで補強になります。

カバー用の生地に穴が開いてしまっても、その部分だけを交換することで、キルティング生地を傷めずに済みますよね♪

キルティング生地でなくても、底の生地を2枚にしておくことで、1枚目の生地がやぶれてもいきなり穴が開いてしまうことは避けられます

おしゃれなデザインとして切り返しがあるパターンの場合、

別の布を重ねずに、切り替える方法も多いです。

ですが…、

バッグの生地を布を重ねずに切り替えると、縫い目に負担がかかりやすくその分強度が下がってしまうのでご注意ください。

②底にアクリルテープをぬいつける

レッスンバッグの底の部分に縫い目がある場合には、有効な方法です。

底の縫い目の部分に、アクリルテープを重ねて、上から縫います。

縫い目にかかる負担が分散されることで、荷物の重さによって、底が抜けるのを防ぐことができます。

この方法、底の補修の時に知っておけばよかったです。

レッスンバッグの補修方法 やぶれた底を別布で縫いつないでみた 

③レッスンバッグに底板をつける

レッスンバッグは生地を重ねた方が丈夫になります。

こちらはレッスンバッグの中から補強する方法です。

表生地と裏生地と2枚の生地を使ってマチ付きのバッグを作る際に、「底板」と呼ばれる素材を表地と裏地の間にはさみこんで縫い上げます。

底板によく使われるのは「ベルポーレン」という、発砲スチロールを加工して作られた素材です。

 

子どものレッスンバッグに使われているのは、まず見かけませんね…。

上級者向けな印象。

既製品のレッスンバッグをアレンジ 手順をご紹介

今回わたしが挑戦したのは、「底に別の布を重ねる」方法です。

メリットとしては次のようなことが挙げられます。

・市販のレッスンバッグを使う

・レッスンバッグの縫い目をほどかずに補強したい

・そこが破れたら交換できる

あまりこの作業自体を紹介されている方がいないようなので、紹介してみます。

とはいえ、ほぼ初心者の作業ですが…。

参考にされてみてくださいね♪

用意するもの

今回用意したものは次の通りです。

・完成形のレッスンバッグ(タテ31cm×ヨコ43cm)

・底につけるための布(タテ18cm×ヨコ45cm)

・針と糸

・はさみ

・接着用ボンド

・しるしをつけるためのペン

なくてもいいものもあるかもしれません。

作業のながれ

簡単な手順は次の通りです。

①底につける布を裁断する

②底布の端を二つ折りにする

③底布を中表の状態で両サイドをぬいつける

④表に返した底布をレッスンバッグにぬいつける

次からくわしく説明していきます!!

手順①底につける布を裁断する

ます、お好みの布を用意します。

レッスンバッグの底布に使われる布は、しっかりとしたデニムキャンパスなどの生地が多いです。

厚みのある生地を使うのは初心者には難しいという意見も見られたので、今回は自宅にあった布を使いました。

底に使う布

布の端をテーブルに合わせて、できるだけ水平と平行を意識しつつ、必要な長さのところにペンでしるしをつけていきます。

チャコペン使ってみましたが、途中からボールペンに(笑)

こちらは底布の裁断イメージ図。

底布のサイズ

底布のサイズは、レッスンバッグのサイズより布の厚さを加味したくらいの余裕があった方がいいです。

上下左右に1cmの「折しろ」をとっています。

底布の切り出し

ジャン。

ちょっとズレてしまいましたが、折りしろの部分で調節可能なのでOKです。

そこは手作業、気張らずにいきましょー♪

手順②底布の端を二つ折りにする

まずは真ん中

切り出した底布を裏返して、中心線や1センチの折しろの部分に印をつけていきます。

しるしつけ

写真をみてわかるように、切りっぱなしの布の端は、どんどんと糸がほころび始めています。

これを放置しておくと、だんだん生地がほどけて短くなっていくし、

最悪は縫い目もほどけてしまう原因にもなるので、なにかしらの処理が必要です。

「布端の処理」といえば三つ折りが一般的ですかね。

折ったりアイロンをかけたりするが面倒に感じたので、今回はボンドを使ってみました。

布の長辺の折りしろの部分(端から1cm)を折って、跡をつけていきます。

アイロンを使う方法もありますが、省略。

定規をあてて、爪でゴシゴシとなぞると折り目がつきますよ。

折り目をつける

折り目をつけたら、ボンドをつけて上から定規で押さえました。

ボンド

定規で押さえる

最初は指で押さえていましたが、布地にしみてきたボンドで指がくっついちゃいそうに…!!

布用のボンドがおすすめです。

こういうの。

 

レッスンバッグを買うときに、隣においてあったのに、買ってなかった自分が恨めしい…。

買ったと思ったのにな~。

気を取り直して、

ボンドついた

しばらく待つと、くっつきました。

反対側も同じように折り目をつけて、ボンドでくっつけました。

両方やった

ちょっと浮いてくるので、待ち針をさしてなじませています。

手順③底布を中表の状態で両サイドをぬいつける

表生地を中にして、短い辺の方を半分に折ります。

この両サイドを縫って、袋っぽくしていきます。

中表におる

こちらが片方を縫った後。

ちょっと糸がつっぱっていますが、なんとかなります♪

ごくふつうの波縫いです。

縫い始めと終わりの部分は、返し縫いでしっかりと。

サイドを縫う

反対側も同様に縫いましょう。

両サイドが縫いあがったら、

両側をぬう

生地をひっくり返して、表生地を出します。

表に返す

これで、底のカバーが完成しました♪

手順④表に返した底布をレッスンバッグにぬいつける

ちょっとレッスンバッグにあてて、サイズ感を確認してみます。

ん?

かなり大き目に見える感じですね。

完成イメージ

実際にレッスンバッグを中に入れてみたら、それほど気にならなかったので、

このままぬいつけることにしました。

あまりにも余分があるようなら、もう一度裏がえして、今ある縫い目の数ミリ内側を縫えばいいと思います。(その時は最初の縫い目はほどきましょう)

底布は開くとこんな感じ。

ササ船みたいです。

底だけだと船みたい

レッスンバッグの底の部分を入れ込んでいきます。

まずは底布の縫い合わせた部分がを割っておきます。

このように縫い代がピタッと閉じているので、

縫い合わせた部分閉じてる

図のようにパカっと左右に開いて、割りましょう。

縫い目を開く

爪でゴシゴシしごいて、あとをつけるだけで、これくらい開きますよ。

やっとレッスンバッグを入れていきますよ。

すっぽりとはめる

角をしっかりとはめていきます。

両サイドしっかりとはめたら、

写真をとりわすれましたが、

「レッスンバッグのサイドの縫い目と底布の縫い目を合わせる」

これが忘れてはいけないポイントです。

ココがズレるとまずいので、しっかりと合わせて、待ち針固定しておきましょう。

そして全体的に待ち針で固定していきます。

仮止め

レッスンバッグと底布を縫い合わせていきます。

わたしは、端っこで合わせたレッスンバッグと底布の縫い目の部分から、縫い始めて始めて行きました。

縫い方はお好みで。

レッスンバッグと底布の上からステッチを入れてもいいかと思います。

わたしは縫い目が見えないような方法にしてみました。

「コの字とじ」かな?

カタカナのコの字を書くように、ジグザグと縫っています。

ラダーステッチやはしご縫いとも呼ばれるようです。

これだと生地の厚みを考えなくてもいいかもしれません。

※ほつめどめのためにつけたボンドの部分は、針が通りにくく苦戦しました

コの字で縫うつもりなら、「わ」の部分(折り目の端っこの袋状の部分)にはボンドをつけないようにした方がいいです。

縫い目が隠れているので、均等にステッチを入れるのが苦手なわたしにはちょうどいいです♪

ちょっと布をひっぱると、糸が見えます。

これでグルっと一周縫い合わせたらおしまいです。

できあがり♪

所要時間は1時間くらいかかりました~。

今回はとくにレッスンバッグの角は縫い合わせていません。

カバーが破れたら取り外そうと思っているので、はずしやすいようにしておきます♪

まとめ

レッスンバッグの底の補強方法と、実際の手順についてご紹介しました♪

わたしのように市販のレッスンバッグの底の補強としても使えますし、アレンジとしても使える方法ですね。

恐竜柄だけの時よりも、全体的にしまった感じがするかな~と思います。

市販品のレッスンバッグですが、愛着もわいてしまいました♪

息子もなんとなく嬉しそうです。

かなりおおざっぱな説明ですが、参考にしていただけるとうれしいです♪

今回使った市販のレッスンバッグは、「バースデイ」の激安商品でした。

お値段以上の気遣いがありますよ~。

【買ってみた】バースデイで破格のレッスンバッグ発見!!サイズやお値段、質感レビュー

ボロボロになったレッスンバッグの底を補修した時の方法はこちら。

今回の方が腕が上がっていますが、別バージョンとして参考にされてみてください♪

レッスンバッグの底の補修方法 やぶれた底を別布で縫いつないでみた

記事下

 


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