ほろ苦い、春の味覚のつくしんぼ。
摘んで半日ほど時間がたつと変色してしまうため、なかなか流通されにくいものですね。
自宅でつくしを楽しむために、つくし狩りに行ってみませんか?
気になるのがつくしの生える時期。
毎年つくし狩りをしている筆者はあることに気づいてしまいましたW
この記事では、つくしの生える時期について、毎年つくし狩りをしている筆者の体験談や各地の口コミなどもをまとめています。
参考にされてみてくださいね♪
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つくしの生える場所はどこ?自分の地域でのつくしスポットを知るためには?
この記事に書かれていること
つくしが生える時期はいつ?目安は?
春になると姿をあらわす、つくしんぼ。
つくしが生える時期は、2月の下旬から4月の中旬くらいです。
日課の水やり!
✨菜の花が伸びて来ました!
ワクワク+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚💕(嬉)…(‥ )ン?
下の方を見たら…
💡土筆も✨生えてました!
✨(*✪ω✪*)✨(嬉)♪春ょ〜早く来い!!
٩(๛ ˘ ㅅ˘)۶🌸 pic.twitter.com/J5D6bCPqix— ☆きゃみぃ〜♂ (@To2qe5c8vyxmsaP) 2019年2月23日
2月の下旬には、このような報告を見かけるようになります♪
とはいえ、つくしが生える時期は地域によっても異なります。
桜前線のように九州から北上していくのが一般的ですね。
ちなみに、そろそろつくしの時期だな~と筆者が感じるのは次のような場合です。
・花粉が飛び始めた
・菜の花が咲いている
・日差しが強くなってきた
・春物の服が店頭に並び始めた
このような変化に「春だな~」と感じて、つくしを探しに出かけますよ。
とはいえ、このころはまだ全盛期ではありません。
本格的なつくし狩りのシーズンは「厚手の上着がいらなくなった頃」からですね。
つくしは2度生える?つくし狩りに最適な時期は?
つくしの生える時期が「2月下旬から4月中旬」と長いのにもわけがあります。
全国的な地域の差というものもありますが、同じ地域でもつくしが出てくるピークが2回あるからなんです。
・1回目は2月下旬~3月初旬
・2回目は3月下旬~4月上旬
1回目のピークは、2月の下旬。
暖かくなったり寒くなったりする、「三寒四温」の頃でしょうか。
この頃のあたたかい春の陽気に誘われて、姿をあらわすのが1回目のつくしんぼうです。
まだそれほどの存在感もなく、こっそりとたくましく成長していきます。
寒さが戻ることもあるので、つくしの頭にしもやけのような黒い部分が見られたり、あまりおいしくなさそうなつくしんぼうです。
それらのつくしが育ちきった後、
春の陽気が安定してきた頃に姿をあらわすのが2回目のつくしんぼう。
日照時間も長くなり、すくすくと育ちます。
このころは緑色をしたスギナの姿も増えてきて、ちょっと混雑してきますね。
つくし狩りに最適なのは2回目のピーク
つくし狩りに最適な時期は、
2回目の3月下旬からです(わたしの住む地域では3月中旬くらい)。
つくし狩りの目的は、おいしく食べること。
芽吹いてから時間がたち、胞子も飛びだしてしまったものよりも、若くて柔らかいものの方が、食感や風味がよいですよ。
1回目に生えたものが悪いというわけではありませんが(普通に食べます)、
3月中旬当たりから生え始めるつくしの方が、やわらかいつくしを見つけやすいかもしれませんね。
成長も早く、どんどん生えてくる印象です。
九州のつくし狩りの時期は早い!?体験談をご紹介♪
筆者の住まいは九州にあります。
つくしんぼうは2月下旬の頃から、ちょこちょこと姿を見かけ始めます。
3月中旬くらいから盛りです。
もちろんその年の気候にも左右されるのでしょうが。
ちなみに2017年、2018年と4月初旬にもつくし狩りをしています。
ちょっと盛りの過ぎたつくしんぼ達をごらんください。
チラシの上につくしんぼを置いてます…。
つくしの笠が開いていますね。ここがプクッとまん丸で、うっすら緑色の頃を狙うなら、もう1週間くらい早い方がよかったんです。
2018年はこんな感じで、もう終わりかけの様子です。
つくしの頭も開いて、ヒョロヒョロ~としています。
これでも食べることはできますよ♪
(この後はお料理していただきました。レシピはこちら)
つくし狩りは、シーズンの間に同じ場所でも2~3回ほど行えます。
最初につくし狩りをして、つくしんぼうが見当たらなくなっても、2週間くらい時間をあけると、またつくしが姿をあらわします。
とはいえ、頻繁に確認しておかないと、あっという間に伸びすぎてしまう印象です。
(多少伸びすぎても食べちゃいますけど…)
地域でつくし狩りの時期は違う?違う?桜前線がキモ!!
九州では3月中旬がピークを迎える、つくしんぼ。
それ以外の地域では、一般に次のように言われています。
本州などでは、3月下旬から4月の中旬。
東北や北海道などでは、4月下旬から5月初旬頃。
毎年体験して気づいたことなのですが、つくし狩りのシーズンには桜も咲いているんですよ。
ちなみに九州では、桜の季節は3月中旬~下旬が満開です。
4月の入学式に桜を見ることは、あまりありません。
むしろ卒業式から終業式くらいに先始め、春休みに満開を迎えて散っていきます…。
このあたりにギャップを感じる方がいらっしゃれば、きっと私の住む地域よりも桜前線のおたよりも遅いはず…。
つくし狩りに最適な時期は桜前線を目安にしてみてはいかがでしょうか?
桜前線はこちらからチェックできます。
九州では、つくしの2回目のピークと桜の開花状況がほぼ同じくらいですので、
実際には桜前線の1週間くらい前につくし狩りに行くのがおすすめ♪
ちなみに2019年は、3月前半にかけて気温が高く、開花が平年よりも早くなると予想されています。
つくし狩りのシーズンも早まりそうですね。
まとめ
つくしが生える時期は、花粉が飛び始めた2月下旬あたりから、ピークを2度迎えます。
つくし狩りの最適な時期は、2回目のピークの時期、3月中旬から4月上旬です。
シーズンは桜前線の1週間ほど前から、九州から本州へと北上していきます。
2月下旬からつくしの様子をチェックして、お住まいの地域の最適な時期を調整してみてくださいね♪
つくしのおいしい食べ方についてはこちらの記事を参考にされてみてください♪
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