入園や入学時期はなにかと物入り。
できるだけお安く準備ができたら、うれしいですよね。
費用面から、レッスンバッグの手作りを検討されている方も多いのではないでしょうか。
手作りでかかる費用はどのくらいなのか?
少しでも安く仕上げるにはどうすればいいのか?
意外と市販の物を買う方が安いかも…?
子育て主婦目線で、気になる点をまとめてみました♪
ぜひご参考にされてみてくださいね。
この記事に書かれていること
手作りレッスンバッグの予算は
レッスンバッグを作るための材料は、一般的には2000円程度で用意することができます。
最も安く手作りするなら、1000円かからないことも。
手作りにかかる費用が変わってくるポイントは、
・あなたの手持ちの手芸道具がどれくらい充実しているか
・材料をどこで入手するか
・材料にどこまでこだわるか
このあたりでピンからキリまで差が出てきますよ。
材料のお値段について、少しくわしく見ていきましょう♪
レッスンバッグに必要な材料や金額は?
レッスンバッグは次のような材料で作ります。
・生地(表地)…厚手~中くらいの物なら1枚で大丈夫。薄手の物なら接着芯なども…
・生地(裏地)…厚手の表地なら不要。表地の強化や、縫い目を隠すことができる。
・持ち手…バッグの取っ手。表地の余り布を使うか、別布を用意する
・その他の手芸道具…接着芯やチャコペン、針や糸、メジャーやものさし、ミシン道具一式
それぞれのおおよその値段や、金額が変わるポイントをまとめてみました。
レッスンバッグの生地の素材やサイズのお値段は?
レッスンバッグの材料の中で、一番大きな金額のかかるものは、生地です。
レッスンバッグの主役ですものね。
レッスンバッグの生地のお値段は、用意したサイズや、生地の素材・材質などによって変わります。
生地にはキルティングのように1枚で作れるものもありますが、薄手の物であれば強度を保つために裏地も必要になります。
どんな材質の生地を選ぶかで、用意する布の枚数が変わります。
一般的な手芸店や通販の生地屋さんなどでは、100~105㎝幅の生地を10㎝単位で販売されていることが多いです。
楽天市場で安い商品を見てみると、
…レッスンバッグの表生地によく使われる。10㎝113円(税込)
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…表生地に使いやすい少し厚めの布。
100㎝カットで597円(税込)のものがありました。
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…裏地によく使われる薄手の生地。
90㎝幅で10㎝41円(税込)。
30㎝以上の注文なので、最低価格は30㎝123円(税込)ですね。
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一般的に、100㎝幅の布が80㎝から100㎝あれば、レッスンバッグとシューズバッグ、お弁当袋の3点セットが作れます。
レッスンバッグのみを作りたい場合は、タテ40㎝×ヨコ100㎝の布を用意して、タテ33㎝×ヨコ42㎝の布を2枚切り出すのがおすすめです。
100円ショップのハギレもあなどれない
100円ショップのハギレにもレッスンバッグに使えそうなサイズの生地があります。
ちょっと小さめですが、35㎝×30㎝が一般的。
店舗によっては、50㎝×55㎝・50㎝×44㎝、75㎝×45㎝などのサイズの取り扱いもあります。
レッスンバッグの生地の量はデザインでも変わる
レッスンバッグの形やデザインによっても、用意する生地のサイズや枚数が変わります。
標準的なサイズ(タテ30㎝×ヨコ40㎝)のレッスンバッグを作るためには、縫い代や折り代などを含めた布を用意します。
この縫い代や折り代というのは、出来上がりの寸法にプラスして用意しておく長さのことです。
「縫い代1㎝」は、実際に縫う出来上がり線よりも1㎝外側で布を切っておきます。
「折り代2㎝」は、実際に折り目をつけるのが出来上がり線、その2㎝多く布を切っておきます。
レッスンバッグのサイズやデザインで、この縫い代や折り代も変わります。
型紙をおこすときにややこしい部分ですね。
例)出来上がりタテ㎝×ヨコ40㎝のバッグを作る時に用意する布のサイズと枚数
〇1枚の長い生地を半分に折って、袋状に縫い合わせる方法
→タテ64㎝×ヨコ42㎝を1枚
〇2枚の生地を縫い合わせて、袋状にする方法
→タテ33㎝×ヨコ42㎝を2枚
〇3枚の布を縫い合わせて、切り返しのあるデザインにする方法
→・タテ24㎝×ヨコ42㎝を2枚
・タテ21㎝×ヨコ42㎝を1枚
※生地の厚さによっては、裏地が別に必要な場合もあります。
ここでは省略します。
自宅に眠っていたり、安く仕入れたハギレを縫い合わせて、お好みのサイズの布を作ることもできます。
レッスンバッグの持ち手の費用は?
レッスンバッグの持ち手は、2通りの作り方があります。
①レッスンバッグの生地と一緒にする(共布)
②レッスンバッグの生地と別にする(別布)
①の共布で作る場合は、レッスンバッグの本体の生地の余り布で作れるので、生地代に含まれます。
②の別布で作る場合は、子ども用のレッスンバッグによく使われるのが、アクリルテープ。
手芸店や100円ショップで用意すれば、100円程度でおさまります。
レッスンバッグを作るための手芸道具はおいくら?
レッスンバッグは、針と糸といった基本的な手芸道具があれば、手縫いでも作れます。
小学校の家庭科で使った裁縫セットの中身でほとんどまかなえます。
新しく買い足す場合でも、100円ショップで手軽に購入できます。
ただし、ミシンを購入するとなると、安いもので10000円前後の費用が掛かります。
ご自宅にミシンがあると、かなりの節約になりますね。
レッスンバッグをできるだけ安く仕上げたいなら?
とにかく安くレッスンバッグを仕上げたい。
でもそこそこ強度はほしい。
そんなあなたにおすすめしたいのは、生地をお安く仕入れることです。
次の2つの方法をご紹介します。
生地は大量に仕入れて、カットして販売する方が安くできるものです。
大手の手芸店の方が、販売価格は安くなることも。昨年の売れ残り商品などが、特価で販売されているケースもあるので、ぜひ足を運んでみて下さい。
100円ショップの手芸コーナーも、最近では大変充実しています。
強度に不安がある…そんな声も聞こえてきますが、裏地をつけて作られたものはそんなに簡単には壊れません。
実際に100円ショップのハギレを利用している作家さんも多いので、動画などを参考にされてみるのもいいですね。
ちなみに私がよく参考にさせていただきている方は、「hiro hiro」さんです。
材料をまとめて買うという方法も♪
それぞれの材料ごとのお値段を考えながら集めていく方法もありますが、
全てがセットになっているものを選ぶという方法もあります。
生地だけを安く手に入れようとすると、使わない布が余ってしまったり。
アレコレ集めているうちに、かえって高くついてしまった…なんてことも避けたいところです。
そんな方にご紹介したいのが、手作り用のキット。
手芸店の通販サイトや、個人の作家さんがハンドメイドサイトなどで販売されていることも。
個人の作家さんのキットには1000円程度で販売されているものもありますよ。
デザインもまとまっていて、それぞれの材料を集めたり、布を裁断する手間も省けます♪
人気の作家さんや、お安い商品は売り切れになるのも早いもの。
ぜひ選択肢に入れておかれることをおすすめします。
まとめ
レッスンバッグを手作りする際にかかる費用は1000~2000円前後。
そのほとんどが生地代です。
レッスンバッグは、材料やデザインにこだわればどこまでも高くなります。
一方で、もともとお手持ちの材料が活用できれば、ほぼ無料で作ることもできます。
手作りのレッスンバッグはそれだけで、不思議と愛着のわくものです。
きっとお子さんも喜んでくれるハズ。
生地をお安く入手したり、手作りキットを使ったり、自宅にあるものをいかしたり、あなたのお好みの方法で手作りに挑戦されてみてくださいね♪
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