大分県下の海産物を楽しむイベント「水産振興祭」。
会場が漁港ということもあり、小さな子ども連れでは危なっかしいかも…と参加を見送り続けてきました。
日頃行かない場所だけに、いい経験にはなりそうですよね?
今年小学生の長男も参加できる催しものがあるということで、はじめて子ども連れで参加してみました!!
実際に子連れで参加してみての困りごとやおすすめポイント、イベント内容についての雑感などをまとめています。
小さな子ども連れでも楽しめるのか…、ぜひ参考にされてください♪
おでかけデータ
子ども:小学生(1年)、4歳、2歳
大人1人
この記事に書かれていること
意外!?一日楽しめた水産振興祭
結論からお話しますと、小さな子ども連れでもアレコレ楽しんで過ごせました♪
体を使って遊ぶような遊具などはありませんが、ステージでの催し物をみたり、会場の出店をじっくりと見て回るだけでも案外時間は過ぎるものですね。
会場の様子をご紹介していきます。
ちびっこに大人気のタッチプール♪
会場にはお子様向けのブースもいくつか見られました。
おさかなクイズやちりめんじゃこの選定、ホビーコーナーでは塗り絵などもありましたよ。
中でも小さなお子様~小学生くらいの子に人気だったのが、タッチプール。
ナマコやヒトデ、アワビや紫ウニの赤ちゃん、カワハギ・タイ・ヒラメ・シマダイ…etc
小さな赤ちゃんのおさかなが水かさの浅いプールに放されています。
子ども達は用意されている軍手をつけて、水から出さないように気をつけつつ、優しくおさかなたちに触れて楽しんでしました。
とはいえ、しっぽをつかんで持ち上げるお子さんもいましたけどね。
ちょっと年上のお兄ちゃんにたしなめられたりしつつ、いいお勉強をしていました。
グッタリする魚をみて、可哀そうだな~…と持っていた大人も多いんじゃないでしょうか…。
定期的にお魚の入れ替えが行われていましたよ。
タッチプールにはスタッフの方が常駐しています。
わが子もアレコレ質問して、楽しそうにしていました。
お天気も良くて、水の感触も気持ちよかったのかもしれません。
いけすの魚に興味津々!!
会場内には生きているおさかなが販売されているブースもあります。
漁協の青年部のブースなどには、大きな透明の水槽の中に鯛が泳いでいましたよ♪
午前中のうちに鮮魚は完売してしまうことがほとんど。
ちょうど売れ残っている?おさかなを見つけて、子ども達は大興奮でした!!
水槽に顔くっつけてのぞき込んでいましたよ。
買われたおさかなをシメる様子に、ちょっとびっくりしていましたが、
「じいちゃんが釣ってくれるお魚もこうやって、シメて鮮度を保ってるんだよ~」なんてお勉強タイム。
生々しいのが苦手な方には、ありがたくない光景かもしれませんね。
わが子たちは、「ほうほう」といった感じで見ていました。
漁船や海面、潮の香り
会場の漁港には、漁船が停泊してしました。
販売テントの裏に回れるのですが、海面がキラキラする様子に大興奮の娘。
「海に近づくと危ない」と伝えていましたが、やっぱりのぞき込んでみたくなるようで…。
海の風に乗って、独特な生臭さも感じられました。
最初は「くさ~い」なんて失礼なことを言っていましたが、漁港のニオイってこんなものじゃないかな?
潮風は結構強くて、日陰は少し肌寒く感じました。
イベント内容
当日会場で配布されている案内に色々と当日の予定が書かれています。
ステージなどで行われる催し物以外にも、ヒラマサの試食会やタコ飯の試食会なども行われていました♪
会場のアナウンスで、「いつ・どこで・なにがあるのか」わかる感じです。
ですが、結構会場内がにぎやかなので、聞き逃す人も多いかもしれませんね。
たまたま通りかかって「タコ飯」の試食をいただくことができました(笑)
スーパーでの試食のように、5㎝くらいのお皿に軽くいっぱいくらいの量。
今年はタコ飯の販売はされていなかったので残念でしたが、試食でも食べられてよかったです。
2日目にはブリやヒラマサの「セリ」が行われていましたよ。
もともと予定されていたのかどうかはわかりませんが、めったにできない体験で、おもしろいですね♪
小1の子が「セリってなに??」と興味津々でステージを見ていました。
わたしは相場がよくわかんないから、めちゃくちゃ高値で買って大損しちゃいそう…。
セリの収益は海難遺児募金へ回すとのことでした。
常連客のやる気がスゴイ!!
お楽しみ抽選会には毎年たくさんの方が参加されるそうです!
抽選券を配布する1時間以上前から、椅子やシートで場所をとって並ばれている方が見られました。
大分県産のカボスブリや海苔の詰め合わせなど豪華な景品が用意されているとのこと。
写真は、抽選会の整理券を待つ人の列。
抽選会を目当てに来られている常連客が多い印象でした。
実際に会場にアナウンスが流れてからでも、ほかのお客さんは間に合うのかな~なんて心配しつつ、眺めました。
先着順ではないので、抽選券さえ手に入れられればチャンスはあるんですけどね♪
・飲食ブース
漁協の直営店と、企業の出店とがあります。
海賊鍋や海賊カレー、カニ汁、エビ天、わかめのかき揚げ、うな重なんかもありました。
りゅうきゅう丼やエビの塩焼きをもって歩く人もたくさん見かけましたよ。
海鮮汁を食べているお客をたくさん見かけました。
お腹にたまる、お米系もたくさんありました~♪
ブリトロ丼、ブリカツバーガーも食べてみたかったなぁ。
わたしの買ったもの。
プリプリのエビ天♪
子ども達がおやつがわりにモリモリ食べてました。
今回は子ども3人連れだったので、あまり飲食ブースを見て回ることができませんでした。
いや、見ることはできるけど、買えなかったんです(笑)
行列に並んで食事を運ぶには、お手伝いがもう一人ほしいところですね~。
特に汁物は難易度が高い!!
チビッ子に食べさせるには、フーフーしたり、こぼさないようにしないといけないし(笑)
ちなみにお値段は、
唐揚げやポテトは300円で、どんぶりや焼きそばなど食事系は500円~1000円もあるといった感じでした。
かき氷やわた菓子は200円と良心的。
アレコレ買い食いして楽しむなら、5000円くらいは飛びそうでしたね。
テーブル席が用意されていましたが、港の近くでレジャーシートを広げて食事をされている方も多かったです。
わが家は休憩席と書かれたテントの下でレジャーシートを広げて、お弁当ひろげて食べてました(笑)
・販売ブース
お昼近くに会場に入ると、鮮魚の販売ブースはほとんど終了していました!!
早いんですね~。
サザエや伊勢えび、緋扇貝、モンコウイカなんかも目に入りました。
緋扇貝はその場で焼いているものが食べたかったんですが、かなりの行列…。
網焼き2ケで300円⇒生だと10ケ1000円
自宅用に買って帰り、調理して美味しくいただきました♪
網焼きもいいですが、レンジでも1個1分程度の過熱で食べられました。
カボスをかけて、シンプルに♪
甘くて、プリプリしてましたよ~!!
お祭り気分のお土産になりました。
貝殻はとってもきれいな色なので、子ども達の工作などに使う予定です。
以前どこかで入手したものは、自宅の花壇にさして飾りにしてあります(笑)
未就学児にもたのしめる?注意点など
両日とも、抱っこの赤ちゃんをお連れのご家族の方も多く見られました。
会場を回ってみて気になった点などをまとめてみました。
・通路の広さや混雑具合
販売スペースは通路が広々しています。
混雑はしていましたがベビーカーを押しての移動もできました。
一緒に手をつないで歩けば、よちよち歩きのお子さんにもいいお散歩になりそうです。
私は子ども3人がバラバラになると困るので、2歳児はバギーに乗せて移動しました。
4歳児が人込みで私を見失う場面が何度かあったので、手をつないで歩くように気をつけました。
背が低いので視界が
・日差しや風の強さ
お天気がいい日は日差しが強いので、帽子や傘、ベビーカーの屋根などで日陰を作る工夫が必要です。
また、海辺は風が強いので、脱いだり着たりしやすい服装がおすすめ。
赤ちゃんは体温調整が難しいかな~と感じました。
・催し物はスルーするのが無難
催しは小学生以上のものばかりなんです。
しかも結構やる気な方々が多いようで、抽選時間のずいぶん前から並んで待っている状態…。
小1の子が「どうしても魚のつかみ取りをしたい」というので、参加するために並びましたが、それだけで1時間も使う羽目になりましたよ…。
順番待ちなんて、小さな子どもには退屈以外の何物でもありません(笑)
小さなお子様を楽しませるなら、催し物関係の参加はスルーすることをおすすめします!!
※人手が確保できるなら、別行動もアリですけどね。
2歳のわが子は水槽の魚や、展示品などをみて興味深そうにしていました。
4歳児は塗り絵のコーナーやおさかなクイズなんかで楽しんでいましたよ。
・滞在時間は3時間くらい?
正直な話、お外でごはんを食べるだけなら、公園でもいいんですけどね~(笑)
漁船や海水面などをみる機会もないので、とっても新鮮だったようです。
潮風に吹かれながらお弁当を食べる時に「たのしいね~♪」なんて言ってくれてました。
アレコレ食べて楽しむ感じのお祭りなので、ごはんが済むと2~3歳の子にはちょっと退屈かな~といった印象です。
ちょうどお昼寝の時間にもなりますしね。
実際に小さなお子さんを連れている方たちは、早めに引き上げている印象でした。
わが家は初日11時~15時前まで、ステージイベントなどをみて過ごしました。
帰りの車中で、子ども達は爆睡していました(笑)
・危険なものはたくさんある
普段は大人しか使わない漁港ですので、会場から離れた場所には壊れた漁具や割れたガラスなどがみられました。
お客さんが立ち入るような場所ではないので、ケガをしても自己責任になるのでしょう。
大人が目を離さないように気をつけましょう。
気になるおトイレ事情
会場内には簡易トイレが数か所設置されています。
台数は結構しっかりと確保されているので、満員ということはなさそうでした。
特にステージ近くのトイレは、利用者が少なめ。
反対に飲食ブースの近くは混雑している印象でした。
ただし、簡易トイレはすべて和式です。
清掃も十分ではないので、2日目のトイレは結構汚れていました。
4歳の娘は嫌がって、トイレを拒否。
一応和式トイレは練習済みなんですけど、なんとなく気持ちはわかるかな。
仕方がないのでオムツをはかせて様子を見ました。
2歳児のおむつ替えは、物陰に隠れて、立たせたままコソコソッと行いました。
水産振興祭の混雑状況は?
子連れのおでかけで、気になるのが混雑の状況ですね。
2日間、大体同じ時間で移動しましたが、2日目の方が混雑していた印象です。
1日目行き
11時前後に会場につきました。
大分方面から別府方面へは混雑もなく移動できました。
亀川漁港の入口に近づくと、やや混雑していた感じですが、どんどん車が駐車場に入っていき、5~10分程度で駐車場につきました。
1日目帰り
14時過ぎくらいに会場を出ました。
出入り口付近の混雑はそれほどでもなく、並んでいる車もどんどん出ていく感じでした。
むしろ別府駅前から大分方面が混雑しているように感じました。
お天気も良かったので、他の場所に行楽に出かけた方々のラッシュにかかる時間帯だったのかもしれませんね。
2日目行き
11時前後に会場入りしました。
1日目よりも会場の人数が多いように感じました。
駐車場へ続く渋滞も、前日より長かったようです。
2日目帰り
14時くらいには出口のあたりが渋滞していました。
警備の方が誘導してくれるので、それに合わせてどんどん車が出ていきます。
用事で30分ほど遅れて駐車場を出た際には、すっかり渋滞もなくなっていました。
別府から大分への移動は前日に引き続き、車の量が多い印象でしたが、動かないことはありませんでした。
水産振興祭の駐車場状況
駐車場は500台程度準備されています。
亀川漁港入口の信号を右折して、会場内に入ると、係員の方の誘導に従ってあちこちに振り分けられました。
公設市場の駐車場や、亀川漁港の道路向かいに設置された臨時駐車場まで案内されます。
お昼前に帰るお客さんも多いようで、11時頃でもちらほら空きがあり、すんなりと駐車することができましたよ。
一番遠い駐車場からは、会場まで結構歩く印象です。
2歳児はベビーカーに乗せて移動して正解でした♪
まとめ
別府の亀川漁港で行われる水産振興祭。
子ども達にとっては、生きたおさかなや普段見慣れない漁船、海の香りを感じることができて楽しい思い出になったようです。
小さな子ども連れでも、会場でお食事をして、アレコレ見て回るには十分楽しめるお祭りですよ♪
とはいえ、会場のイベントは未就学児のお子さんにはまだまだ早いものばかり。
抽選会や催しものに参加せずに、ブラブラして楽しむことをおすすめします。
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