子どもが三人いる生活。
わかってはいたつもりだけれど、やっぱり大変ですよね。
毎日イライラしてばかりで、子どもにもガミガミ言い続けていると、
「自分って子育てに向いてないな」「ママ失格だな」と自信がなくなることもあると思います。
どうしたらもっと笑顔になれるのか
どうしたらもっと楽しく子育てできるのか
日々お悩みのことと思います。
そんなあなたは本当にママ失格なのでしょうか?
いいえ、違います!!
あなたは鬼でもなければママ失格でもありません。
色々と調べてみましたが三人育児って本当に大変なんですよ。
まずは自分の大変な状況を認めてしまいませんか?
そのために、三人育児はこんなに大変なんだよっつってことをまとめてみました。
こんなに大変なのに、まだがんばりたいって思えるあなたはむしろ菩薩です!!
私や先輩ママ達の「もはや笑い話」という大変エピソードもご紹介します。
笑えるほど大変な子育てに毎日精を出すあなたに、これを読んで、少しでもスッキリしてもらえるとうれしいです♪
この記事に書かれていること
三人育児のここが大変!!
子育ては本当に大変ですよね。
私もワーキングマザーだった頃、仕事中の方がこころが穏やかに過ごせると実感していました。
常識の中で見通しの立つ時間って、なんてストレスのないことでしょう。
子どもといると、大人では考えられないアクシデントのオンパレード。
一人でも大変ですが、三人育児中はそれが何倍にもなるんですよね。
世の中のママさんや、わたし自身の体験をもとに、三人育児の大変なところをまとめてみました。
・お風呂
・お買い物
・おでかけ
・夕食の支度
・ケンカ
・病気
・役員関係
・お金がかかる
それぞれ見ていきましょう♪
お風呂
とにかく子ども達が小さいときには、お風呂に入れるのが大変なんです。
歳の差が近く、パパの手助けが頼めないママは本当に工夫されています。
私も冬場のお風呂なんて、滝行の修行なのかと思いましたよ。
風邪をひかないのが不思議でした。
まさに気合いで乗り越えました。
・部屋との温度差がある
・水回りの危険がいっぱいある
・段取りが多い
・ほぼ全裸でウロウロ
先に部屋の温度調整やきがえの用意をしておいて、
服を脱がせるタイミング
三人の体を洗うタイミング
自分の体を洗うタイミング(これがいつもなくなる)
などを見計らって、適度にあきらめつつ、子ども達をきれいにしていきます。
なかなか思い通りにならないまま1年ほどたってみたり。
風呂上がりのバスローブやお風呂のおもちゃはあると便利です。
上の子が自分で体を洗えるようになると、グンと楽になりました。
お風呂についてのわたしの体験談はこちら(追記します)
「子ども3人と一緒にお風呂⁉笑えるハプニングもいっぱい!!」
「子ども3人をお風呂に入れよう!先輩ママのあの手この手5選」
先輩ママのエピソード
お風呂の最中も大変ですが、風呂あがりもひとすじ縄ではいきません!!
上の子から順に体をふきあげて、下の子と一緒にリビングへ。
それぞれが走って逃げるため、みんなスッポンポンでドタバタ。そこへチャイムが「ピンポーン」
再配達の荷物が届いたため、居留守も使えず…。
自分だけ簡単に服を着て、荷物の受け渡しにいきました。戻ってみると、下の子のおしっこでリビングに水たまりが~。
さらに本人は不思議そうに、おしっこをおててでビチャビチャ。一番上のお兄ちゃんはそれにすべって尻もちつくし…。
それをみて笑う真ん中の子。
もう一度、みんなで風呂場に戻りました(笑)。
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お買いもの
わが家の定番スタイルは、下の子おんぶ、真ん中の子は買い物カート、上の子が私の隣です。
これだけでももう結構大変。
三人連れてお買い物に行くだけで、両手は埋まってしまいますね。
・子どもと荷物の重さが半端ない
・気づけば子どもがいなくなる
・ゆっくりとお買い物できない
上の子ども達が、自分たちのお目当ての売り場に走り出そうもんなら、収拾がつきません。
途中でトイレに行きたいと言われて買い物を中断されることも。
幼い子どもは泣いたりはしゃいだり、てんやわんやで、結局買いたい物も買えずに帰ることもありました。
買い物の時間帯によっては、その後の段取りにも影響があるので、焦ってしまうんですよね。
先輩ママの声
先日子ども3人連れて買い物に行ったときのこと。
下の子を抱っこひもに入れてお買い物をしていると「お母さん、トイレ!!」と上の子。それにつられて、カートの中の子も「自分も行きたい」とカートから脱走。
カートと買い物の荷物を店員さんにあずかってもらっておトイレに。
下の子を抱っこしたままおしりを拭いたり、お会計をしたり、帰りは荷物も増えるし、本当に大変です。
私はあきらめてネットスーパーや宅配に切り替えました。
週末にパパと一緒にお買い物デーなんかも、子どもには楽しくていいと思います。
少量のものを買いに行くときには、お店の前でお約束をしてから入り、たまにはご褒美を買う感じです。
おでかけ
特別なお出かけに限らず、毎日の保育園やお散歩にも時間がかかります。
・準備に時間がかかる
・おでかけさきでも好みがわかれる
近所の児童館に行くにも、オムツや飲み物、着替えなどを少し集めても、三人分なら大荷物になります(笑)
すんなりおでかけもできません。
三人がそれぞれにトイレフィーバーを起こしたり、気分が変わって出かけたがらなかったり、玄関で靴を選ぶ、車に
乗る順番やら座席やら、地雷がたくさんあるんです。
どれだけ朝早く起きても、出発前に事件が起きて遅刻する状態に、絶望することもありました。
さらにおでかけ先でも、遊具を取りあってケンカしたり、好みが分かれて別行動したがったりとスムーズに進まないこともありますよ。
「それも含めて思い出だ」とわりきり、おでかけ先のスケジュールなんてないものだと思っていると気が楽になります。
夕食の支度や食事
大人も子どもも,お腹がすいてイライラする時です。
・子どもが甘えてくる
・火や刃物の危険もある
・ゆっくり食べられない
手早く支度をすませてしまいたいところですよね。
それなのに、さみしいのか子どもが足元に絡んできたり、めちゃくちゃ話しかけてきたり、ママの頭の中もごちゃごちゃしがちに。
たとえお惣菜を買ってきていても、冷蔵庫につくりおきのおかずが用意されていても、すんなりとテーブルに登場させられなかったりするんです。
先輩ママの声
ごはんの準備はいつもドタバタ。
みんながお腹を空かせているから、用意できたものからテーブルに置いて、食べさせています。
三人ともワンプレートなんですけど、順におかずが乗っていく感じです。
下の子には小さく切ったり食べさせたり。
上の子も上手にお椀が持てなくてこぼすし、お茶が足りなくなって取りに行くと、下の子が歩き回って他の子のお皿をぐちゃぐちゃにしたりで、ゆっくり食べることができません。
夕飯は落ち着いて食べたい…。
食事の準備は毎日のことなので、前日の夜や朝のうちに準備をしておけると、スムーズですよね。
ですがそんな時間や気力がない時もあります。
たまには夕食前に食べても罪悪感のないおやつを用意して、ママも一緒に食べて、子どもの気持ちを落ち着かせましょう。
ママから気がそれた後に作業を開始した方が、だんぜんはかどりますよ。
私の友人は、子ども達を遊ばせて帰って何もしたくない時のために「冷凍肉まん」を常備していました♪
みんなでおいしく食べられるのが、何よりのごちそう!!と。
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ケンカ
兄弟げんかができるのが、いいところでもありますが。
日々くりひろげられる兄弟げんかにうんざりするママも多いですよね。
≪大変ポイント≫
・理由がしょうもないケンカの仲裁を頼まれる
・時間がない時にもおきる
・毎日同じようなことでケンカしてる
兄弟ケンカは社会性を育むために、いいチャンス。
自分と他人との違いを、一番身近なところで感じられるからです。
でも子どもって、自分でも何が言いたいのかよくわかっていない部分もあるし、お互いに主張をぶつけるだけなので、聞いてる大人はヤキモキしますよね。
親としてはお互いの主張をフォローしてあげたいけれど、つい時間がなくて受け流すこともありますし、それどころじゃない場合も。
さらに状況はさまざまですが、とにかくやかましいです。
上の二人のケンカにまき込まれた下の子がびっくりして泣き出したり、下の子が悪さをして真ん中を泣かし上の子が仲裁していたり。下の子と一緒になって攻めてたり。
三人が泣き始めると、もう、大変!!
大声にのぼせてしまうんです…。
わかりますかね?
こちらもテンションが上がってしまって、怒鳴り散らすと逆効果。
冷静に見ていられない時は、安全を確認して、そっと部屋を離れましょう。
私自身も三人兄弟で育ちましたが、三人いると1対1の対立が生まれにくいので、そのうち子どもだけでも解決策を見つけ始めますよ。
病気
子ども達が全員元気で丈夫なのが一番!!
ですが、小さい頃は免疫力も弱く、よく熱を出したり、お腹を壊したりするものです。
≪大変ポイント≫
・感染症がひろがりやすい
・小さい子は悪化しやすい
・大人数で身動きがとりづらい
感染症の季節になると、本当に大変。
一人が感染すると他の兄弟にもうつって、1週間ずーっと病院通いだったり、夜中に病院に駆け込むこともあります。
いざ病院へ連れていくといっても、具合の悪い子どもはご機嫌も悪く手がかかりますし、嘔吐などの症状があれば着替えなどの大荷物も一緒に動くことに。
さらに病院へ行くと、体調が悪くない子も何かしらもらって帰ります(泣)
三人が同時に体調不良の場合は、さすがにママ一人では無理かも。
大人1人がおんぶと抱っこで子どもを2人運び、もう一人が別の大人に抱っこになりますよね。
わが家の壮絶エピソード
3番目の子がロタウイルスに感染。嘔吐下痢の症状が悪化して入院することになりました。
発症はなんとクリスマス。
私のつき添い入院中に、長男長女もバタバタと発症し、わたしが入院中の病院へ受診するはめに。
また同室のご家庭は、同じ感染症でお子さんが二人入院されていました。
わたしは実家に上の子達を預けていたので、実母にも感染が広がり、ついには私の姉夫婦に看病をお願いすることに。
嘔吐下痢症は感染力も強く、食事や洗濯の手間もかかるので本当に大変でした。
ひと段落したころには、正月もおわって鏡開きでしたよ(笑)
子どものぐったりした姿を見ることの精神的なストレスや、病院通いや服薬などのタスクの増加によるストレスで、ママにもかなりのダメージが加わるんです。
それでも子どもの体力がついて、感染症にもかかりづらくなると次第に落ち着いていきます。
役員関係
子どもが少し大きくなって集団生活に参加し始めると、ご家庭にも新たなお仕事がまわってくることに。
保育園・幼稚園・小学校・習い事の保護者会など、お世話役が必要な場面も増えてきますよね。
・学校での役員などが三人分まわってくる
・子どもの所属する場所が増えるとなにかとお役目がまわってくる
私の知人も、小学校のPTA役員・子ども会の役員・習い事の役員をかけもちしているママさんがいました。
スケジュールがピッチリで、その夏はそれぞれの行事で3回キャンプに行くことになっていました。
どれも役職があるから抜けられないし、どの子の用事も切り捨てられないし…。
体力的にも日程調整の面でもなかなか大変そうでしたよ。
保護者でできる仕事を分け合って、こども達のために運営をしていくことは大切ですが、やはり何年も何個も役職をこなすのはハードですよね。
お金がかかる
わが家は三人育児を始めて1年半たちました。
3人目からの助成制度なども自治体でもうけられてるので、いまのところ安定しています。
ですが、食費や教育費が一人分かかり始めるとやっぱり三人育児はお金がかかります!!
≪大変ポイント≫
・旅行代金が増える
・医療費もかかる
・習い事などの費用が増える
・親の老後の蓄えとかあるのか
わたしはライフプランを何度か立ててもらいましたが、子どもが自立して手が離れるまでに時間がかかればかかるほど、親の負担も大きくなります。
乳幼児期に補助のあった医療費も、子どもが小学校中学校に進むと助成は減り、高校生にもなれば負担額は大人と同じになります。
親の退職後に三人目の子が学生だったりすると、結構大変ですよね。
それでも子ども達に十分な生活をさせてあげたいのが親心。
学資保険や助成制度などを賢く使っていけるように、必要な知識もしっかり手に入れておきましょう。
ですが、子ども達にはしっかりと自立してほしいので、わが家では三人兄弟でお金がかかることと、他人に喜んでもらって収入を得ることの大切さをしっかり伝えていくつもりです。
三人育児のここがいいところ♪
こんなに大変なら、子どもを3人も持てないわって方もいらっしゃると思います。
一方で、3人育児を楽しんでいらっしゃる方もたくさんいるんですよね。
それはやっぱり、いいところもたくさんあるから♪
その一部をご紹介します!!
子ども同士のかかわりが深まる
小さいうちはケンカばかりかもしれませんが、ケンカも大切なコミュニケーション。
相手の気持ちを理解したり、伝え方を学ぶことができますよね。
優しさや思いやりも子ども同士で育む機会に恵まれます。
さらに大きくなると、お勉強を教えたり教わったり、悩み事を相談したり、お互いに刺激を受けて習い事に励んだりとかかわり方にも幅が広がります。
協調性や思いやり、我慢することなど、家族の中でさまざまな情緒を育むことになりますね。
人間関係が増えるほど、その機会が増えると考えられます。
周囲の人とのつながりが広がる
子ども一人ずつに交友関係が広がり、学年が違えばそれぞれの役割にも違いが出てきます。
親もその子ども達につられて交友関係が広がったり、サポートを求めて多くの人や機関とも連携をとることに。
私も子育ての悩みを共有したり相談したりする中で、つながりの大切さや温かさを実感する場面も増えました。
自分ひとりでは知り合えなかった方たちとの交流が、知識や感性にも大きな影響を与えてくれます。
子どもそれぞれの成長が楽しめる
一人ひとりが大切な宝物です。
小さくても一人の人間。
親子や兄弟姉妹で相性の合う合わないがあるのも事実です。
当たり前ですがそれぞれに個性があって、みていて面白いんですよね。
悩みやつまづきも考え方も、全く別の可愛いわが子。
三人で仲良く過ごす姿をみると、とっても充実した気持ちを味わえます。
親の成長が促される
単純にお料理にしても時間の管理にしても、短時間でたくさんのタスクを同時にこなせるようになっていきますよね。
これも日々の試行錯誤・鍛錬のたまものです。
この能力って職場に復帰しても絶対に生かせます!!
私は子どもを産むまで、自分がこんなに他人のために行動できる人間だと思っていませんでした。
感じ方や考え方に変化も出てきましたし、子育ての影響力を痛感しています。
子どもが増えれば経験できることが増えるわけですから、親も成長するチャンスが増えるんですよね♪
それはママだけではなく、パパにも通じることです。
イライラを乗り越えるためにできること
たしかに三人の子どもを育てるの大変!!
でもママは本当はイライラしたくないんですよね。
だって可愛いわが子にはたくさん笑ってほしいから。
でもそれは、子どもも同じかもしれません。
ママの笑顔がたくさん見たいと思っているかも…。
そのためにママができること。
それは、自分の機嫌をよくすること。
方法はなんでもいいのです。
とにかく自分で自分の機嫌をとりましょう。
これだけ大変なことをやっていて、時間がなくて余裕がないのは当たり前なんです。
それでもイライラしたくないって頑張って、情報を探してるあなたは本当にすごいんですよ?
その努力を認めてほめてあげましょう!!
ご褒美だってあげちゃいましょうl
今すぐできるおすすめの方法
あなたのすきなことは?
やりたいことは?
実は我慢してることは?
スマホのメモ帳を開いて、思いつくだけ書き出してみましょう。
すきな音楽でもすきな色でもすきな食事でもなんでもいいんです。
これは自分のためのにごほうびだ♪と思えるものに触れて、自分を大切にしてあげてください。
子どものことが大好きなら、子どもとママが笑顔の写真を飾ってみるのもいいですね♪
こんなにかわいい子どもを精一杯育ててる私はスゴイって思えるでしょう。
忙しくて時間が取れないのなら、アロマオイルもおすすめです。
お好きな香りを準備しておけば5秒で気分転換できます♪
体にも安心なオーガニックの精油を使えば、お子さんとも楽しめますよ。
「子育てのイライラに効くアロマオイル 子どももママも癒されよう(追記予定です)」
まずは頑張っている自分に、やさしくしてあげてください。
そうしていい気分を作りだせると、子どもにも伝わっていきますよ。
さいごに
三人育児はとにかく大変。
みんなそれぞれ状況は違っても、やっぱりそうなんですよ。
一人で抱え込まずに、上手に発散していきましょう。
自分の機嫌をよくする方法をたくさん用意して、ひとつでも思い出したらやってみてくださいね。
それが子どものためにもなるんですから、遠慮なくやりましょう。
大丈夫!!
あなたはひとりじゃない。
三人育児、一緒にがんばりましょうね!