授乳で乳首が切れる!!赤ちゃんにも安全な薬やぬり方のコツ

記事タイトルの真下


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牛のちくび

授乳中に乳首が痛むと、とってもツライですよね。

1時間おきの頻回授乳や、赤ちゃんがグイーーーんとひっぱる遊び飲みなどで、乳首に負担がかかると、荒れてヒリヒリしたり、ぱっくりと割れて傷ができることがあります。

その状態でも授乳をがんばると、治りかけの傷がまた開いて、本っ当に泣きたくなります。

死ぬかと思った出産のあとに、切れる乳首で授乳をしなければならないなんて…

「母とはなんと耐えることの多いことか」と痛感したものです。

しかも乳首の傷をほったらかしにしておくと、雑菌によって化膿したり、乳腺炎になってしまう可能性もありますよ。

そうなると、傷の痛み以上の苦しみを味わうはめに…。

なんとか早く治したいですよね!!

傷を治すといえば、お薬を使えば早く治るというイメージがありますが。

赤ちゃんが口に含む乳首です。

母として変な薬は使いたくありません。

ママにも赤ちゃんにも優しい成分で作られていて、できるだけ早く傷を治してくれるお薬がほしいんです!!

そこで今回は赤ちゃんが口にしても危険性の少ない、比較的安全で安全な薬はどんなものがあるのか、どのように使っていけばいいのかを調べてみました。

ぜひ参考にされてください♪

乳首の傷にきくお薬4選! ちょっと意外なものも…

ラブラブな親子

乳首の傷を早く治すには、やはり薬などを塗った方が効果的です。

早く痛みがなくなれば、授乳タイムも穏やかにむかえられますね。

ここでご紹介する薬は、赤ちゃんの体への影響についても考えられているので、安心です。

どれも保湿剤としての扱いがメインなのですが、口コミには「1日で治った」などの声が多くあがっています。
保湿することで、傷を癒すための組織液が作用しやすくなると考えられます。

ではご紹介していきましょう。

・カネソン ピアバーユ

ピアバーユ

主成分:馬油
価格:1本入り 1400円(税抜き)

内容量:25ml

特性のピュアな馬油をもとに作られています。
豊富に含まれているa-リノレン酸の働きで、乾燥したお肌にうるおいをキープしてくれます。

乳首や乳房の保湿に効果があります。

香料や防腐剤も使われておらず、赤ちゃんの口に入っても大丈夫。

ドラッグストアや薬局などで手軽に買うことができますよ。

こちらは私が出産した病院の売店にも置かれていました。

・カネソン ランシノー

ランシノー

主成分:ラノリン100%。
価格:1本入り 1,000円(税抜き)

内容量:10g

主成分のラノリンとは、羊毛から分泌物された羊毛脂。

皮膚をやわらかくする作用がある天然成分を精製したものです。

人の皮膚に成分がよく似ていて、

・皮膚になじみやすい
・浸透性が高い
・吸水性が高い

やわらかめのテクスチャで、傷にふれても痛くありません。

乳首の乾燥を防ぎ、荒れた肌を保護してくれます。
もちろん授乳の前にふき取る必要もありません。

日本製なのも安心のポイント。

アカチャン本舗やトイザらスなどのベビー用品店や、マツモトキヨシ・ココカラファインなどのドラッグストアでも見かけます。

・メデラ ピュアレーン

メデラ ピュアレーン

主成分:ラノリン100%
価格:ピュアレーン100 1,000円(税抜き)

内容量:7g

スイスのメデラ社の製品です。

乳頭の乾燥や傷に効果があり、治りも早いと評判です。
大学病院や産婦人科でも推奨されています。

無添加・無香料。

アレルギー成分も含まれていません。
ラノリンアレルギーの方が使えるように、特殊な製法でつくられており、ピュアレーンの製造・販売をしているメデラ社がアレルギー発生率0%と断言しています。

赤ちゃんが口に含んでも安全です。

テクスチャがやや硬めで、指先で少し温めるようにするとなじみやすくなります。
傷口にしっかりと残る感じが安心感があっていいですね。

・母乳

授乳

主成分:???
価格:プライスレス

こちらは商品ではありませんが、わたしが産婦人科の助産師さんに紹介された方法をシェアさせてもらいますね。

母乳が血液から作られることは、ご存知のママも多いと思います。
血液や体液には傷を治すための成分が含まれているので、ケガをしても自然に傷口がくっつくようになっていますね。

母乳にも抗菌物質や酵素、免疫をあげる成分などがたくさん含まれているそうです。
初乳は特に、免疫や抗炎症作用が高いという研究データもあります。

本来は赤ちゃんのお腹の中でその効果を発揮してくれるわけですが、ママの乳首の傷の回復にも一役買ってもらいましょう。

上の商品ほどのパワフルではないにせよ、わたしは効果がありました♪

一番手軽で、安心で、しかもタダですので、他の薬を買いに行くまでの間だけでもためして見る価値はありますよ!!

薬の正しいぬり方・使い方

デイジー

薬を使う頻度やその方法についてご紹介していきます。

薬の説明書をみると、「適量を清潔な指でとって、乳首全体に塗り広げる」ように書かれています。

ちょっとアバウトなんですよね。

ママの乳首の状態によって、ご自由にということでしょうが。

今回は授乳時のケアやマッサージの時ではなく、傷があって痛むときの使い方をまとめてみました。

乳首への薬のぬり方

①乳首をきれいにする

抗菌の濡れた脱脂綿がおすすめです。
薬を塗る前に、乳首を拭いて清潔にしておきましょう。

②清潔な指で薬をとる

当然指先にも雑菌はいますので、きれいにしてから薬をとりましょう。

③適量を乳首にぬりひろげる

これって結構アバウトなのですが、傷の状態にもよりますので個人差がありますよね。

私こんな感じで量を使いわけていました。

  • 乾燥してヒリヒリしている→パール粒1~2個分を乳首全体に塗る
  • パックリ割れや痛みがひどいとき→傷をふさぐくらいの厚みをもたせて、こってりと塗る

傷の保湿や保護を大切にしたいので、傷の開き方や痛みなどによって、量を調整していけば大丈夫です。

個人的にはケチケチ使うよりも、気持ち多めかな?というくらいの量が、効果を実感できました。

④授乳時にはふき取ってもいい

上で紹介した商品はいずれも、ふき取り不要になっています。

それでも赤ちゃんの口に入れるのが心配なら、毎回授乳の時にはきれいなコットンなどでふき取ればオッケーです♪

母乳を塗る時は

授乳後、傷口を水で濡らしたコットンなどで軽くふき取り、清潔にしましょう。

乳首を軽く絞って2~3滴母乳を出します。

それを乳首の傷にちょんちょんと塗って、自然乾燥します。

そういえば育児書などには、授乳の前には乳首をきれいにするように書かれていますよね。

新生児を過ぎると、授乳の時にはふき取ったりしませんでしたが、わが子はそれで体調を壊すこともなく過ごしていました。

めちゃくちゃ痛いなら、ラップパック

オイルラップの方法

早く傷を治したい・痛みから解放されたい時におすすめのぬり方です。

傷がある部分に厚さがでるくらい多めに薬をぬって、小さく切ったラップを貼りましょう。

パックの要領ですね。

こうすると、傷の治りが断然違います。

体液に含まれる傷を治す働きを最大限に引き出す、湿潤療法の原理です

キズパワーパッドを乳首に貼るという意見もネットにありますが、結構貼りにくい…。

ただしラップを長時間つけておくと雑菌が繁殖するかもしれませんので、ラップをつけたときには乳首をふき取ってから授乳することをおすすめします。

もちろんラップは授乳の時にははがしますよ!

赤ちゃんの誤飲には、くれぐれもご注意くださいね。

薬をぬるタイミング

時計

お薬は頻繁に塗った方が効果を実感できます。

おすすめは、このタイミングに毎回塗ることです。

・お風呂上り

・赤ちゃんがおっぱいを飲んだ後

めんどうかもしれませんが、ヒリヒリしたり傷になった乳首はとってもデリケート。
乾燥するとさらに敏感になったり、こすれて痛みが増すこともあります。

つまり、乾燥からさらなる皮膚トラブルにつながってしまうのです。

乳首に薬をぬると保護されるので、痛みも薄らぐように感じます。
気がつけば、痛くもないのにぬっていた、なんてことになりますよ。

実はそれでいいんです♪

日頃のケアの方法についても考えてみましょう。

日頃のケアも大切

ワセリン

乳首に傷ができると、それはそれは痛い思いをします。

そもそも乳首が切れたり、ヒリヒリ痛むことがなければいいんですよね。

乳首が切れたり、痛くなる原因は

  • 乳首の乾燥
  • 乳首へのダメージの蓄積
  • 赤ちゃんの乳首のくわえ方
  • 授乳の姿勢

などなど。

ケア方法については、こちらの記事も参考にしてみてください。

≫≫なんとかしたい!!乳頭の亀裂や傷のケア方法 無理せず治そう

おっぱいの飲み方や飲ませ方は時間とともに上達していきますので、乳首に負担がかかることも少なくなっていきます。

日々のケアで大切なのは、やっぱり保湿です。

ケアをまめに行っていると、乳首が切れにくくなってそもそも薬を使うこともなくなってきますよ。

保湿をするメリット

しょっちゅう授乳するママの乳首は、何度もなめとられて乾燥しがちですよね。

何度も授乳することで乳首自体も皮膚が強くなってきますが、切れたり、痛んだりのトラブルを経験しながらです。
痛い思いはしたくないですよね~。

日頃から保湿していれば、皮膚がよくのびるようになるので切れにくくなります。

うるおいのある柔軟な乳首は、赤ちゃんにグイイーーんと伸ばされてもついていきますから(笑)かまれると痛いですけどね…。

乾燥からも守ってくれるので、よけいなトラブルを気にしなくてよくなりますよ♪

乾燥した皮膚は、細菌や衣類にこすれたりする刺激に弱くなってしまいます。

今回紹介した商品は、日頃の乳首ケアにも使えます

それ以外にもワセリンやオリーブオイルなども使えますが、授乳の際はふき取ってください。

痛みもないのなら、お風呂上りに塗るだけでもいいかもしれませんね。

まとめ

赤ちゃんにキス

いかがでしょうか。

乳首の傷に効果的で、赤ちゃんにも安心なお薬を4つご紹介しました。

・ピアバーユ
・ランシノー
・ピュアレーン
・母乳

どれもネットやドラッグストアなどで簡単に手に入ります。

母乳は本当にプライスレス!!

乳首の痛みに苦しんでいるママはぜひ、試してみてください。

早く傷が治って、ママも赤ちゃんもほっこり至福の母乳タイムを満喫できるといいですね♪

こちらの記事もよんでみてください♪

なんとかしたい!!乳頭の亀裂や傷のケア方法 無理せず治そう 

記事下

 


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