小学生の自由研究にピッタリな石鹸の作り方4選!手作り石鹸のメリットや便利なキットも

記事タイトルの真下


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てづくり石けん

「小学生の自由研究、なにをしようかな~」と、子どもよりも親の方が悩んでいるわがや。

課題が決まっていない方が悩ましいこともありますよね。

まだ自由研究のテーマが決まっていないなら、お子さんと一緒に石けんづくりをしてみませんか?

1人での工作や調べ物が難しい低学年のお子さんでも、親子で気軽に楽しむことができますよ。

実は石けんは、自宅にあるものでも意外と簡単に作れてしまうんです。
作った石けんはインテリアとして飾ることもできますし、実際に使うこともできてとってもお得です。

身近にあるものを自分で作ってみることで、興味や関心を引きだしちゃいましょう♪
自分で作った石けんなら、手洗いも楽しく取り組んでくれて一石二鳥かも。

この記事では、自宅にあるもので作れる石鹸から、ちょっとお取り寄せして作るものまで3通りの作り方をご紹介します♪
小学生の子どもを持つ筆者が、子どもと一緒でも取り扱いやすい石鹸の作り方やポイントをまとめました。

筆者自身は大学で自然環境について学んだことがあるんですが、教授が石鹸推しだったこともあり、もともと石鹸づくりに興味があったんですよね(笑)
その辺の知識もちょっと盛り込んでお伝えさせていただきます。

ぜひ、夏休みの思い出作りにお役立てください♪


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小学生の自由研究に最適な石鹸の作り方4つ

身近な生活必需品である石けんを、自宅で作ってみましょう。

小学生の子供でも安心して作れるように、材料や作り方ができるだけシンプルで安全なものを選んでみました。

①2歳からでも大丈夫♪見た目も素朴な手ごね石鹸

②グリセリンを使った宝石みたいな透明石けん

③美肌効果も?昔ながらの米ぬか石けん

④苛性ソーダを使わずに作る まぜるだけの廃油石けん

筆者の趣味もかなり含まれているのですが…、こういうのはママも楽しんだ方が盛り上がりますからね(笑)

本格的な石けんづくりとなると、苛性ソーダとオイルを混ぜて作る方法が主流になりますが、

取り扱いや管理が難しいので、お子様向けではありません。

※苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)は強いアルカリ性の物質で、劇薬として取り扱われています。

直接手で触れるとやけどをしますし、水と混ぜると熱や蒸気が発生するのでかなり慎重に作業する必要があります。

ちなみに、簡単に手に入るものでもありません。

それぞれご紹介していきます。

手こね石鹸の作り方

手ごね石鹸

自宅にある石けんを削って、リメイクする方法です。

フレーク状にした石けんを粘土のようにこねて、形を整えます。

アロマオイルやハーブなどを混ぜて、オリジナルの石けんに生まれ変わらせることもできますよ。

もともとが石けんを再利用しているだけので、安心して作業することができます。

手ごねや型抜きなど、指先を使った遊びの要素が強いので、保育園の知育などでも活用されています♪

この方法が一番簡単で安心な石けんの作り方ではないでしょうか。

難易度★

とにかく簡単。

おろし金やピーラーを使って、石けんの削り方の違いや混ぜやすさの違いをまとめると自由研究らしくなる。

用意するもの

・固形石けん(無添加のものがおすすめ)

・ビニール袋(ジップロックなど厚めのもの)

・すりおろし器やピーラー

・ハーブティーやお湯、もしくは牛乳…石けんの30%くらい

・お好みでアロマオイル(精油)を数滴…全体の1%くらい

作り方の簡単な手順

石けんづくりのおおまかな流れをご説明します。

1、固形の石けんを刻んだりすりおろして、こまかくします。

こまかい粉末の粉石けんや、石けん素地と呼ばれる石けんの素を使っても大丈夫です。

2、こまかくした石けんをビニール袋に入れてもみます。

そのままだと石けんがまとまらないので、水分を少しずつ含ませながらもんでいきましょう。 お湯の温度は熱めの方が溶けやすいのですが、ぬるめでも大丈夫です。

様子を見ながら少しずつ混ぜ合わせていくのがコツ。

耳たぶくらいの固さを目指してモミモミします。

3、ちょっとまとまり始めたころに、アロマオイルやハチミツなどを加えて、こねるようによくまぜます。

石けんのツブツブがなくなるくらいにモミモミします。

4、よくまざったら粘土のように手で形をつくったり、型抜きなどで好きな形を抜き取ります。

厚さがある方が

5、2~3日風通しのよい場所において、よく乾燥させたら完成です。

※はちみつや牛乳などをまぜると養分が豊富なためカビが生えやすくなります。

グリセリンソープを手作り 

透明なせっけん

透明なグリセリンソープの素を使って、宝石みたいなキレイな石けんが作れますよ。

半透明で固形になっている石けんの素のようなのもの。 MPソープとも呼ばれています。

 

これを溶かして、冷やして固めるので、乾燥させるよりも短時間で作ることができます。

グリセリンソープを溶かすには、温める必要がありますが、電子レンジを使えば火を使うよりも安心です。

食用色素などで色づけすると、見た目にもキレイな石けんになりますよ。

SNSなどでも人気の手作り石鹸です♪

作品としての完成度も高くなるので一度試してみてはいかがでしょう。

わがやも小学2年生の息子と挑戦してみました!

ほんの1~2時間で完成しちゃいます。

難易度★★ グリセリンソープを溶かしたり、色素を混ぜるのが実験的。

レンジの秒数を調節したり、色を混ぜあわせて新しい色をつくる様子や感想をまとめると自由研究としても評価がアップするかも。

用意するもの

・グリセリンソープ

・食用色素(食紅など、お菓子売り場などにあります)

・香料・精油(お好みで)

・手作りコスメ用のラメパウダーなどもお好みで

・石けんを溶かすための耐熱容器

・牛乳パックや紙コップなど

・シリコンのお菓子型やプリンカップ

・プラスチック容器など

・お菓子用の型抜き(あれば)

・耐熱のスプーン

作り方の簡単な手順

グリセリンを使った透明石けんを作るおおまかな流れをご説明します。

1、グリセリンソープを溶けやすくするために小さめにカットします。

2センチ角くらいが目安です。

2、耐熱容器に入れて、電子レンジで10秒ずつ様子を見ながら温めます。

目安は500ワットで15秒くらいです。

温めすぎると沸騰してふきこぼれてしまうので、少しずつ溶け具合をチェックしながらしてみてください。

3、石けんが溶けたら、牛乳パックや紙コップなどにそそぎます。

このまま固めて使うのもよし、それをさらに型抜きするもよし。お好みに合わせて分量を調整してください。

4、このタイミングでお好みで香りや色をつけます。

精油はせっけん液の1%が目安です。 泡が立たないようにゆっくりと混ぜるのがコツ。 色素の分量も1摘ずつ様子をみながら加えます。

※シリコンのお菓子型を使うときは、あらかじめ紙コップなどで好みのせっけん液を作ってから注ぐとできあがりがキレイです。

5、常温で約1時間ほど置くとかたまります。完成♪

表面に気泡ができたりでこぼこが気になる場合は、無水エタノールのスプレーを吹きかけるとキレイになるようですが、水で濡らした布で拭くだけでも○。

米ぬか石鹸 手作り

米ぬか

重曹を使った石けんのレシピを探してたどりついたのが、手作りの米ぬか石けん。

とってもシンプルな材料で作る、泡の立たない石けんです。

米ぬかの石けんは手肌に優しく、シットリとした洗いあがりが特徴です。

洗顔に使ったり、クレンザーとしてキッチンやコンロ周りに使われます。

そのまま捨ててしまえばゴミになる材料を使って、石けんが作れるというところもエコですね♪

ちょっと変わり種かもしれませんが、昔ながらの米ぬか石けんの洗浄力を体感してみるのも自由研究らしいのではないでしょうか。

難易度★★★

重曹を加熱する必要があり、やや難易度があがります。

ぜひ実際にキッチン回りのお掃除に使ってみて、ビフォーアフターの写真や感想をまとめてみたいものですね。

材料

・米ぬか…100g

・重曹…10g

・水…300g

米ぬか石けんの作り方の手順

米ぬかを使って石けんを作るおおまかな流れをご説明します。

1、お水を大きめの鍋に入れ、沸騰させます 。

あとでブクブクと泡立つので、できるだけ大きめのお鍋を用意します。

2、お湯の中に重曹をいれます。

このときぶくぶくしゅわしゅわするので少し落ち着くのを待ちます お鍋の中では重曹が熱分解されて、炭酸ナトリウムに変化します。

3、米ぬかを入れてまぜる

泡が落ち着いたら、米ぬかを少しずつ様子を見ながら加えていきます。 米ぬかを入れるとブクブクもわもわと泡立ってきますので、大き目のお鍋がかつやくします。

4、ペースト状になったら完成。

ペースト状になるまで混ぜながら、水分を軽くとばします。

そのまま密閉容器に入れてペーストとして使う方がラクチンですが、牛乳パックや紙コップに入れて乾燥させると持ち運びしやすいです。 乾燥させるとこんな風になります。

引用:https://utty77.exblog.jp/22089339/ いつも上天気・「米ぬか重曹石鹸」

米ぬか石けんをそのまま使うと、現代の住宅では排水溝に詰まってしまいます。

また、米ぬかの栄養たっぷりなので、冷蔵庫で保管しておかないとカビの温床になってしまうことも…。

お掃除に使うなら、お茶用のパックや昔ながらの「ぬか袋」に入れて使うのがおすすめです。

(乾燥させた米ぬか石けんは切ってから使います)

※米ぬかが排水溝に詰まってしまうことは、子どもに気づいてもらった方が自由研究らしくなるかもしれませんね。

廃油石鹸 苛性ソーダを使わない作り方

いつもは燃えるゴミで捨ててしまう揚げ油を石けんにできたら、とってもエコですよね。

基本の廃油石けんの作りでは劇薬の苛性ソーダを使うのですが、もっと取り扱いの簡単なもので代用したいところ。

そこでみつけたのが、「石けんの素」を使う方法です。

固形石鹸や石鹸素地などとは違って、油にまぜるための苛性ソーダに変わる薬品を配合して作られています

使い古しの油と石けんの素をまぜて1日置けば、苛性ソーダを使うよりも安全でラクチンに石鹸を作ることができますよ♪

まぜたら石鹸

 

・天使の手作り石けんの素

手づくり石けんの素を販売しているネットショップはこちら。

Amazonには公式ページがありますよ。

できあがった石鹸はクリーム状なので、プラスチック容器などに入れておき、汚れに直接塗りつけて使います。

30日ほど乾燥させると固形石鹸にもなります。

廃油石けんは油汚れや泥汚れに効果が高いと言われています。

ぜひ学校から持ち帰った上靴を廃油石けんで洗って、ビフォーアフターまで写真でまとめておきたいですね♪

難易度★★

石けんの素には苛性ソーダと比べると危険性の少ない物質が使われていますが、重曹やセスキなどに比べると強いアルカリ性のものです。

取り扱いには注意しましょう。

材料

・手作り石けんの素

・使い古しの天ぷら油など

廃油石けんの苛性ソーダを使わない作り方の手順

手作り石けんの素によって、用意する油の分量や作り方は異なります。

商品をよく読み、決められた分量の石けんの素と廃油をよく混ぜあわせて石けんを作ります。

混ぜる時間や手間が少ないので、今回は、まぜたら石鹸を使った作り方をご紹介しますね。

まぜたら石鹸は、液体と粉末の2種類の薬剤がセットになっています。

液体:脂肪酸カリウム(液体せっけん)

粉末:オルトケイ酸ナトリウムと過炭酸ナトリウムが混ざった薬品

1、「まぜたら石鹸」の外袋に、油500gと液体(脂肪酸カリウム)を入れて、よく混ぜます

2、全体的に白っぽくなったら、粉末の薬剤を入れ、トロリとしたクリーム状になるまでよく振って混ぜ合わせます

3、しばらく振ったり休んだりをくりかえし、油が浮いてこなくなったら一晩寝かせて完成!

天使の手作り石けんの素(ペットボトル用)の作り方は、動画を参考にされてみてください。

天使の手作り石けんの成分は、すべて粉になっています。

原料は、珪酸ソーダ、重曹、炭酸塩、脂肪酸ナトリウム(純石けん)です。

一定の間隔でお休みさせながら、30分くらい混ぜる必要があるようです。

重曹やセスキ炭酸ソーダなど家庭用の洗剤として普及されているアルカリ性の物質では、油から石鹸を作ることはむずかしいようですね。

化学式はよくわかりませんが、石けんの素をまぜることで、同じように化学反応を起こすことで油から石鹸をつくることができます。

手作り石鹸のメリットと自由研究としてのふくらませ方

素朴な手作り石けん

手づくり石けんには、

・作る楽しさ

・身近な材料を再利用する生活の知恵

・毎日使える実用性

・アレンジの仕方がたくさんあるので発想力も膨らむ

などなど、たくさんメリットがあります♪

小学生の自由研究では、工作やクラフトに挑戦する子がたくさんいます。

手づくりをすることで、アイデアを形にすることの楽しさも感じることができますし、

自分であれこれ工夫してみたり、不思議に感じることや新しい発見があったりと、知的な好奇心を育てることにつながります。

また身近なものの成り立ちにも興味を示すきっかけになるのも嬉しいですね。

手づくり石けんは簡単に作れるだけでなく、アレンジ次第で、いろんな石けんを作ることができるのも魅力のひとつです♪

宝石みたいなキラキラした石けんやグミやお菓子のような石けんなど、いろいろと形や感触の違う石けんを作って比べてみるのも楽しいかもしれませんね。

石鹸の手作りキット 子供にもおすすめなものは?

石けんづくりは身近なものを使ってもできますが、便利な手作りキットも販売されていますよ。

ちょっとお高いのが難点ですが、あれこれそろえる手間がないので忙しい親には本当に助かります♪

自由研究におすすめの手作り石けんキットをいくつかご紹介します。

クリアソープせっけんづくり

夏休みの工作用として作る石けんは、カラフルなものが人気のようです。

できあがりのきれいさが作品としても目を引きますね。

 

インテリアとして飾って置ける石けんです。

セットについている型はプラスチック製。

口コミをみると、シリコン製のものと比べると取り出しにくいようですが、ぬるま湯で湯煎するとキレイにはずせますよ。

ジュエルせっけん

キラキラの宝石みたいな石鹸を作りたいなら、ジュエル石鹸のキットもあります。

 

いろんなカラーの石けんが作れるのもうれしいですね。

実際に作られた方の口コミはこちら。

これは大人の方がはまってしまうかも…。

ぷるぷるゼリー石けん

ゼリーのようにプルプルした感触がたまらない石けんです。

これは新学期にクラスメイトを魅了しちゃいそう♪

 

兄弟児が小さい場合は、誤飲に気をつけてほしいくらい、おいしそうな石けんができます。

この商品には型がついていないので、別に製菓用のシリコンカップやプリンカップなどを用意する必要があります。

とっても涼しげでそのままプレゼントにしたくなりますね♪

こねこねカラフル石けん

シンプルな手ごね石鹸にも手作りキットがあります。

石けん素地と色素もついているので、簡単に石けんづくりを楽しむことができます。

 

粘土感覚で作ることができるので、とっても簡単ですよ。

粉末の色素を混ぜるのが少し難しいという声もありましたが、ムラがあるのもマーブル模様のようにデザインとして楽しめます。

こちらの商品はあす楽対応なので、夏休み最後の工作でも間に合うかもしれませんね♪

送料や配達の日にちが気になる場合は、お近くのホームセンターや100円ショップなどを探してみるのもいいかもしれません。

自由研究用の売り場が作られていますので、いつもより材料がまとまっています。

夏休みの後半になると、商品が少なくなることもありますのでご注意くださいね。

まとめ 子供でも簡単に手作りできる石鹸にチャレンジしてみよう

小学生の自由研究にもピッタリな手作り石けんの作り方をご紹介しました。

どれも取り扱いが難しい苛性ソーダを使わない方法なので、小さいお子様にも安全に作ることができます。

簡単作ることができるとはいえ、工程のなかには、熱が発生したり温めたりするものもありますので、実験気分も味わうことができますよ。

ほんの少しラッピングをしてみても、作品として映えそうです。

ぜひ手作り石けんにチャレンジしてみてくださいね♪

記事下

 


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