子育てしていると、イライラすること、多いですよね。
とにもかくにも、自分の思っている通りにいかないのが育児だからです。
そのうえ家事もしなくちゃいけないとなると、さらにイライラしてしまう気持ち、本当によくわかります!!
この「イライラ」って、なんとかならないでしょうか?
イライラさえなくなってくれれば、いつも優しいお母さんでいられるのに。
理想の状態で「育児を楽しめる」のに。
そんなふうに、悔しい気持ちになるママも多いと思います。
イライラは誰だって起こるものです。
子育てによるイライラのコントロールするには、まずじぶんの理想やイライラのもとを書き出してみること。
これだけでもずいぶん違うんですよ♪
今回は私が実際に試した、イライラをコントロールするための簡単な方法を2つご紹介します!!
イライラをコントロールする簡単な方法2つ
イライラをなんとかしたい! と思いますよね。
すぐにできる方法を2つご紹介します。
①イライラしたら、ひとまず身体の動きを止めて、深呼吸してみましょう。
10秒くらいは、深呼吸することに集中します。
側で子どもがいるようなら、トイレにでも逃げ込んで。
②イライラの原因を書き出す
これはイライラした日に、子どもが寝た後など、少し時間を作ってやってみてください。
私は何にたいしてそんなに気持ちが荒れているのでしょう?
深呼吸して、よく見つめてみてください。
そこに、周りからの情報を集めて作り上げた、「理想」がありませんか?
・子どもが騒いでも大声ださないで落ち着いてたしなめるお母さん、
・子どもが静かにするべき時にきちんとしている(こんなの大人の勝手な都合ですけどね)、
・子どもがいてもいつもキレイなお母さん
・家もきちんと片付いていて、なんならオヤツもお芋とかから作った、健康的な手作りで…。
・毎日子ども達はお風呂に入れて清潔にしてあげたい
・食事も手作りで、栄養バランスもいろどりもよく考えられた献立
・朝早く起きて、家族のために準備をしておきたい…etc
自分が抱いていた「理想」をノートに書き出してみてください。
実際に字で書くのがポイントです。
いかに、自分に「理想」を課していたかがわかります。
それは必ずしもそうでなければならないのか、
そうしなければいけないのか、
ひとつひとつ検証してみてください。
面白いのは、これを頭の中でやると「いやいや、そうは言ったって…」というセリフが出てくるのですが、
紙に書くと、「なんだかそんなこと、どうでもよかったなあ」みたいな項目が必ずあるんです!!
その項目で、本当に自分がしたいことだけをとことん見極めましょう。
「お弁当作りは好きだけど、キャラ弁はほんとは作りたくない」が出てきたら、子どもに遠慮せずキャラ弁を作ることを休むのです。
そうしたら意外と「今日のお弁当美味しかった!」とか好反応だったりします。
私なんて、みんな元気で生きていればいいんじゃないかしら…というところまでつき詰めましたよ(笑)
もともとズボラな性格なのに、良妻賢母になりたくて、無理していました。
理想は大切…でも、
もちろん理想は大切だし、そこに近づく努力も大切だと思います。
ですが、
したくないと思ってるのにしている、
できないのにやらなきゃならない、
したいのにできない
といろいろと無理しているからイライラしたりするのです。
イライラするのは理想の自分じゃないんですよね?
なら、まずは自分の気持ちがイライラしないところまで理想を削って、そこからひとつひとつ積み上げていく方がちょうどいい♪
さらに理想は自分だけではなく、夫や子どもに対してもあったりしますよね?
その理想と現実とのギャップで、勝手に相手に対してイライラしている部分もあるんですよ。
でもわたしの理想は、夫や子どもの理想ではない。
思い通りにならないのは、実はとっても当たり前のことでした!!
「じゃあ、どうしたらいいか」というところに考えをむけると、不思議とイライラすることが減ったように感じます。
わたしの一番の理想は、家族ができるだけハッピーに毎日を過ごすこと。
あなたは違いますか?
一番根っこの理想の部分から、大切に育てていきましょう♪
どういう時にイライラする?
子育て中、どういう時にイライラしますか?
少し家事をしているところを手を止めて、考えてみてください。
・朝忙しいのに、いつまでもパジャマのままでテレビを見ていること?
・ご飯をちゃんと食べてくれないこと?
・買い物に行った時、注意しても騒がしくして言うことを聞いてくれない?
どういう時にイライラするのか、その時間や場面なども紙に書き出してみましょう。
理想だけではなく、スケジュールによるイライラのもとが見えてきます。
わたしの場合は、朝起きてから出かけるまでと夕方から寝るまでの時間にやることが集中していて、時間との戦いになっている時ほどイライラしています(笑)
イライラって、「こうであったらいいな」とか「こうであるべきだ」という自分の理想や子どもへの期待が存在していて、それが思う通りにいっていない場合に起こりますよね?
とても忙しいと、こうしたらこうして、ああして…と自分の計画があるはずです。
これがあなたの中にあるスケジュールです。
それを子どもは想像を超えたところから崩してくるので、イライラするのです。
全てが私の思い通りに進んでない。
子どもにはこうしてほしいのに、言うことを聞かない。
夫に手伝って欲しいのに、なかなか帰ってこない。
お皿洗ってから寝なくちゃいけないのに、ヘトヘトで洗えない……
いよいよ、お皿を洗えない自分に対してイライラもしてくるのです。
ですが、あれもこれもすべてを完璧になんてできません。
イライラするほど余裕のない状態なら、できないことをを減らしてしまう方が楽になる場合もあります。
一度、一日のスケジュールを見直してみてはいかがでしょうか?
・なぜ時間が足りないのか
・一日にやることはどれだけあるのか
・自分や子どもにできる能力があるのか
・どうやったら、子どももできるようになるのか
イライラの中には、ヒントが隠れています。
それを紙に書き出して、目で見えるようにするだけでも、アレコレ気づく部分がありますよ。
書いていくだけで、頭の中も整理されていく感じがしますし、アイデアも浮かんできます。
自分の思い通りに進むってどういうスケジュールだろう?
子どもが言うことを聞かないなら、紙に書いてみようかな
夫の家事の分担は、きっちり話し合って、自分がやらないようにしようかな
お皿は朝に洗おうか、食洗器を導入しようか
などなど。
できる準備や対策をする。
しなくていいことをしない。
それぞれに対策をしていくことが、イライラをコントロールすることにつながります♪
まとめ
イライラをコントロール方法を2つご紹介しました。
まずは深呼吸をすること。
そして、なによりもイライラのもとを書き出すこと。
イライラの原因はあなたの理想とのギャップや、スケジュール自体の問題だったりします。
・イライラのもとになる理想をみつめて「自分はどうしたいかを確認する」
・イライラする時間や場面からスケジュール自体を見直す
この自分の気持ちや一日の流れをを見つめる作業が、イライラするポイントを減らしてコントロールができるようになります。
一度、ためしにやってみてください。
「したくないことをしているんだな」
「時間がないから焦ってイライラしているんだな」
とあなたがあなたの気持ちに気づくだけもイライラが減りますよ♪