白くて爽やかなレースのカーテンに、黒いカビがっ!!
あの黒いポツポツは意外と目立つんですよね…。
小さな子どもが無邪気に「いないいないバア」なんて遊ぶ姿も、カビのカーテン越しでは笑えませんよ!!
申し訳なさで、悲鳴をあげます。
実は梅雨のジメジメした時期だけではなく、冬の乾燥した時期でも結露によってレースのカーテンにはカビが生えやすいんです。
お天気のいい日を見つけて、ちゃちゃっとカビをとりのぞきましょう!!
というわけで、カーテンのカビを落とす方法を調べてやってみました。
ですが、ちまたでおすすめされている「重曹」だけでは、わがやのカビには効果なしでして…。
あなたには最短でカビを落としてもらいたい。
重曹と酸素系漂白剤を合わせて使うと驚くほどカビが落ちたので、その方法をご紹介しますね♪
この記事に書かれていること
レースカーテンのカビ取りに重曹は効かない??
わがやには小さな子どもがいますので、できるだけナチュラルな材料を探してみました。
そこで目をつけたのが重曹。
アルカリパワーで汚れを落とす、ナチュラルお掃除の定番品です。
ですが、これだけではまったく効果なし…。
ネットでいろいろと検索してみたのですが、「重曹だけ」でカーテンがきれいになった人はいないようです。
キレイになったと実際の写真を掲載してくれている方は、重曹に合わせて別のものも使われています。
もちろん、カビの生え具合やどのくらい放置されていたかなども関係するとは思いますが…。
これって、重曹だけではカビを取れないということなのでは…??
カーテンの黒カビはプロのクリーニング屋さんでも完全に落とすのが難しいものなのだと痛感しました(笑)
カーテンのカビには酸素系漂白剤と重曹が効く♪
せっかくの重曹を無駄にできないと、相性の良い洗剤を探して見つけたのがコレ。
酸素系漂白剤です!!
重曹と合わせて使うカビ取りの方法としては、
・塩素系漂白剤
・酸素系漂白剤
などの漂白剤を使う方法があります。
酸素系の漂白剤は、重曹との相性もよく、カーテンの生地が脱色しにくいという特徴があります。
実際にカビの生えたカーテンに使ってみると、重曹だけでは落ちなかったカビがかなりキレイに取れました♪
しかも気になるニオイも全くありません。
今回はできるだけナチュラルにカーテンをキレイにしたいということで酸素系漂白剤をチョイスしましたが、結果的に満足のいく仕上がりになりました。
次からは、重曹と酸素系漂白剤を使ったカビの落とし方を、実際の写真と合わせてご説明します。
レースカーテンのカビ 洗濯方法は?
いざ、カーテンのお洗濯です。
重曹での失敗からのリベンジを一連の流れでご紹介します。
【用意したもの】
・重曹
・液体の酸素系漂白剤
・液体せっけん
・水
・カビたカーテン
・歯ブラシ
・洗面器
・洗濯機
カビの生えたカーテンは、そのまま洗濯機に洗剤と一緒に入れて洗っても、ほぼキレイになることはありません。
事前にカビを落としてから、洗濯するようにします。
カーテンのカビをナチュラルに落とす方法
カーテンのカビを落として、洗濯するまでの流れは次のようになります。
(自身の失敗をもとに、この方法で洗うのが効率的だなと感じる流れをまとめました。)
①あらかじめ手洗いで黒カビの部分をとりのぞく
・タライなどにぬるま湯をいれ、重曹と液体せっけん、酸素系漂白剤を入れてよく混ぜる
・カーテンの黒カビの部分をタライにつけて、10~15分つけおきする
・残ったシミは歯ブラシに重曹をつけて、こすり落とす
②カーテン全体を洗濯機で洗濯する
・黒カビのシミが落ちたら、洗濯機の手洗いモードでカーテンを洗う
・洗濯ネットの使用がおすすめ
カーテンの黒カビは直接手洗いしてみてもなかなか頑固なのです。
いきなり洗濯機に放り込むのは無謀です。
水と洗剤と時間の無駄になってしまうので、やめておきましょう。
カーテンのカビを重曹で洗濯した流れ(失敗込み)
①カーテンのカビの部分を重曹でつけおき洗い
重曹の分量は適当でしたが、少し溶け残るくらいで入れてみます。
軽量カップ半分ずつで追加していきました。
カビの部分を重点的に洗います。
水に浸して、カビの部分をもみ洗いしてみました。
ですが、カーテンのカビに変化なし。
さらに重曹を歯ブラシにつけてペースト状にして、カビをこすってみたけれど、あまり変化はありませんでした。
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もしや時間の問題かしら…と、しばらく時間を置くことにしました。
結果、変化なし。
タライの水は茶色くにごっていますが、黒いポツポツは存在感たっぷりです。
ふつうのお洗濯としては汚れが落ちているようですが、カビはとれていません。
重曹だけでは効果なしと判断しました。
②液体せっけんと酸素系漂白剤を投入
ついでに洗濯もしちゃおうと液体せっけんを入れました。
せっけん液になったので、水が白濁しました。
酸素系漂白剤のラベルの表示ではつけ置き洗いが効果的とのこと。
キャップ1杯強の酸素系漂白剤を入れました。
繊維に入り込んだカビに届くように、手で押し洗いをすると泡がブクブク。
心なしか、先ほどより水の濁りが増したような感じです。
そのままつけ置き洗いで1時間おいてみます。
つけ置きの後カーテンをみると、なんとなく白いような気がします。
しつこい部分もありますが、まだらに広がっていたカビのポツポツは少しこすれば簡単に消えていきました♪
やったー!!
③普通に手洗いして、洗濯機ですすぎ・脱水
手洗いの後は洗濯機に任せます。
洗濯ネットに入れた方が、レースが傷まないのでおすすめです。
④カーテンレースにつけて干す
カーテンはカーテンレールで干すのが、一番効率がいいですね。
ちなみにお洗濯の間にカーテンレールや窓ガラスはきれいに拭いておきました♪
わがやはいつもそのまま干していますが、水分の重さで自然としわが伸びてしまいます。
洗濯シワが気になる方は、干す前に軽くアイロンをかけられてもいいかもしれません。
以上が、一連の流れになります。
ビフォーアフターはこんな感じです。
ちょっと頑固な部分は残りましたが、最初よりは断然マシになりました。
ズボラな私には満足の仕上がりです♪
カーテンのカビに酸素系漂白剤が効いたのはなぜ??
酸素系漂白剤は、塩素系の漂白剤に比べると多少劣りますが、高い除菌力、漂白力があります。
酸素系漂白剤の主成分である過酸化水素はカビや汚れそのものをバラバラに分解する働きがあります。バラバラになった汚れは繊維からもはがしやすくなるので、キレイに落とすことができます。
アルカリ性である重曹をくわえると、過酸化水素水の分解するスピードが早くなり、洗浄力がアップするんだそうです。
わたしが今回使ったのは液体の酸素系漂白剤です。
実は、ネットでカビの落とし方を調べていると粉末タイプ(過炭酸ナトリウム)と重曹の組み合わせが一番最強だとする意見が多かったんです。
粉末タイプの酸素系漂白剤。
家事芸人も愛用しているという、「オキシクリーン」が気になります。
価格:1,382円 |
今度はそちらを試してみようかな。
カーテンのカビに塩素系の漂白剤は使ったらダメ!?
カビ取りといえば、塩素系の漂白剤も思いつきますよね。
実際にキッチンやお風呂場などで使うことがあるのですが、
カビの落ち方が気に入らないって時には塩素系漂白剤を使った方が早いと思います。
本当にいろんなものを真っ白にしてくれるカビ取りの最強兵器なのですが、
強力なゆえに、カーテン生地の脱色や傷みなどのダメージも気になるところ。
塩素系漂白剤はカビ○ラーやキッチンハ○ターなど、殺菌力や漂白力の強い洗剤です。
独特のにおいや安全性が気になるという方も多いのではないでしょうか。
私が今回使わなかった理由は、酸素系漂白剤の方がニオイや肌への刺激が少ないからです。
布の色落ちが少ないのはカーテンを洗う上で本当に助かりますし、分解されても水と酸素しか出ないので環境面に負担が少ないも酸素系漂白剤の特徴です。
できるだけ最終手段として使っていきたいなあというのは個人的な考えです。
また、カーテンのカビの落とし方を調べる中で重曹と塩素系漂白剤を合わせて使う方法もありました。
塩素系漂白剤は単体で十分効果的なので、わざわざ重曹と合わせて使わなくてもいいかな?というのが今のところの私の印象です。
(かなり頑固なカビと戦う機会があれば、また報告させていただきます♪)
塩素系漂白剤は取り扱いも気をつけたい
塩素系漂白剤のように「混ぜるな危険」と書いてある洗剤は、絶対に混ぜて使わないでください。
水で薄めて使うだけで十分です。
今回のわたしのように、あれこれ使うなんてもってのほか。
塩素系漂白剤は、重曹とは特に反応しませんが、「お酢」や「クエン酸」などの酸性のものと混ぜると有毒ガスが発生してしまいます。
洗剤を混ぜて使う時には、混ぜてもいいものかどうか、しっかりと調べてから使いましょう!!
まとめ
カビ取りによく使われる重曹。
実際にレースのカーテンを洗ってみると、わが家のカビにはそれだけでは太刀打ちできませんでした。
ですが、液体せっけんと酸素系漂白剤をくわえることで、無事にキレイになりましたよ♪
これから、レースのカーテンのカビには、重曹と液体せっけんと酸素系漂白剤を使うことに決めました。
ぜひ、ご参考にされてみてくださいね♪
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