折り紙のバラの折り方はいろいろあって迷ってしまうことも。
子供と一緒に作るなら、できるだけ簡単な方法で教えやすいものが嬉しいですね♪
うっかり難しい折り方に挑戦して、子どもと一緒に「ムキー!!」となるのは避けたいところ。
そこで今回は、子どもと一緒に作れる簡単なバラとその折り方についてご紹介します!
実際に子どもと一緒に数種類のバラを折ってみて、雑に折ってもキレイに見える折り方を選びました♪
子供にとって簡単な折り方のポイントや、父の日のアレンジの方法も一緒にお伝えしています。
ぜひ参考にされてみてください♪
この記事に書かれていること
折り紙のバラで簡単なのは?子供にも折りやすいポイント
一言で「バラ」といっても、平面や立体、一重や二重…などなど、その折り方はさまざまです。
簡単といわれて折り始めてみたものの、途中で挫折してしまう折り方も中にはありました!!
そんな中で小2の息子が最後まで折れた2つの方法をご紹介します。
※うちの息子はかなりぶきっちょさんなので、年中さんくらいでも折れるかもしれません。
この2種類です♪
Aタイプのバラ。
Bタイプのバラ。
このバラが簡単でおすすめなポイントは、
・裏返したりする作業が少ない(全くない)
・折り紙を1枚だけ使う
・多少ズレて折っても、できあがりはそこそこキレイ
折り紙を四角に折るか三角に折るという単純な作業だけですし、ほとんど同じ作業を繰り返すことで作れるのも教えやすくて助かりました。
折り跡をつけるために中途半端に折ったり、内側をひっぱりだして袋状に折りかえたりする作業は、子どもにはちょっと複雑でした。
このタイプのバラは、4つの角を開いて袋状にする作業があります。
(折り重ねている部分を開いてつぶして、角を折りかえるような工程に慣れているお子さんなら、大丈夫だと思います。例えば折り鶴とか…)
その箇所が多くなると、どこを折ればいいのかわからず「ムキー!!」となってしまう可能性も…。
ですので、できるだけ折り方が単純で、くりかえしで折れる方法がおすすめですよ♪
実際にAタイプのバラの折り方は保育園などで教わったという方も多く、幼児でも挑戦しやすい折り方です。
折り紙のバラ 簡単な作り方を2種類紹介
折り紙でバラを折る簡単な方法をご紹介します。
わたしが子どもと挑戦してみて、一番簡単だったもの、2番目に簡単だったものをそれぞれ写真で解説しますね。
タイプAは、ひたすら同じ向きで同じように折りすすめることができます。
タイプBは、一度裏返す工程がありますが、折り方は同じ方法のくり返しです。
お好きな方を試してみてください♪
タイプAのバラの作り方
一番のおすすめがこちらのバラの折り方です。
ちょっとツンツンしています。
わが子も特に失敗することなくご機嫌で折ってくれました♪
さっそく折り方をご説明いたします。
①折り紙を四角く折って、折り線をつける
お好きな色の折り紙をを選びます。
裏返します。
長方形になるように、タテに半分に折ります。
さらにもう半分にします。
開いたら、四角い折り線が入っています。
②中心に向かって、四角の4つの角を折っていく
中心と角、折り線と辺があうようにして、中心に向かって三角形をつくるように折っていきます。
一つ目の三角を作っているところ。
おなじように4つの角を中心に向かって折り込みます。
4つ目の角を折りこむと、ひとまわり小さな四角になります。
③そのままの向きで、中心に向かって4つの角を折る
②の作業と同じように、四角の角を中心に合わせて折っていきます。
一つ目の三角を作ったところ。
4つの角を全部折ったところです。
ちょうど4分の1のサイズになっています。
④もう一度、四角の角を中心に向かって折っていく
三度目の正直です(笑)
裏表を変えずにそのままの向きで、四角の角を中心に折っていきます。
一つ目の角を折っているところ。
さすがに3回目になると折り紙の厚さがでているため、ピッチリと折るには力も必要になってきます。
お子さんだけでは難しいときは、大人がちょっとサポートしてあげるといいかもしれません。
4つめの角を折ったところ。
厚さのある部分なので、少し浮いちゃっています。
⑤中心から角を折り返して花びらをつくる(1回目)
中心に向かって折った三角の角をひとつつまんで、3分の1くらいの場所から折り返します。
4つ全部、おなじように折り返します。
4つを折り返したところ。
ちょっとメダルのような雰囲気になります。
⑥中心から角を折り返して、花びらをつくる(2回目)
最初の花びらの中に、花びらの元が。
中心部分からひとつずつ半分に折り返していきます。
ひとつめを折り返したところ。
4つすべて折り返したところ。
もうほとんど形ができてきました♪
同じ作業のくりかえしなので、ここまでくれば子ども本人が黙々と作業をすすめてくれていました。
⑦中心から角を折り返して、花びらをつくる(3回目)
これで最後です!
中心の部分に集まっている角をひとつずつめくって、半分に折り返していきます。
一つ目を折り返したところ。
4つをすべて折り返したところ。
中心がずれていて、折り紙が重なっていたり離れていたりしているのですが、
外に向かって開いていくのであまり気になりません。
⑧できあがり
完成です。
子供の作ったリアルな作品です。
はじめてにしては、なかなかでしょうか?
花びらの部分を立体的におりあげたり、ここからアレンジすることもできるようです。
タイプBのバラの作り方
つづいてタイプBのバラの折り方をご説明します。
こちらの折り方は一度ひっくり返して折る工程があり、わがやでは一度失敗しました(笑)
とはいえ、ひっくり返すポイントさえおさえておけば、ほかの工程はタイプAとさほど変わりません。
では折り方をご紹介しますね。
①折り紙を四角く折り、折り線を入れる
お好きな色の折り紙を1枚選びます。
裏返して、縦方向に半分に折ります。
さらにもう半分におります。
開きます。
中心に向かって2本の線が入りました♪
次の工程に進みましょう。
②中心に向かって、四角の角を折る(1回目)
四角の角を中心に向かって折っていきます。
一つ目の角を折っているところ。
同じようにして、全ての角を折ります。
全部折りました。
③中心に向かって四角の角を折る(2回目)
裏表は変えずにそのままの向きで、四角の角を中心に向かって折っていきます。
※わがやではここで裏返してしまって「??」となっていました。
ここから折り紙の色が変わります。ご了承ください。
ひとつめの角を折ったところです。
同じように繰り返して、4つの角を全部折ります。
全部折ったところです。
ちょうど4分の1サイズです。
④【注意】折り紙を裏返してから、4つの角を中心に向かっております
折り紙をひっくり返します。
つるんとした面が上にきます。
一つ目の角を中心に向かって折ったところです。
「結構固くて折りにくい」と子どもが言っていました。
折り目が弱いと浮いてきます。大人がサポートしてあげるといいかと思います。
残りの角も全部中心に向かっております。
4つの角をすべて折ったところです。
ちょっと浮いてしまっていますw
⑤中心から外側に向かって折り、花びらを作ります。
折ったままの状態で、中心の角をひとつつまみます。
片方の角と向かい側の辺の3分の1あたりをつなぐように折ります。
こんな感じです。
補助線をひいてみました。
★マークを合わせる感じで折ります。
風車のように開きます。
4つの角を全部折ったところです。
⑥さらに角を反対方向に折っていきます。
さきほどとは反対の方向に向かって角を折り返していきます。
くるくる回しながら折ると、わかりやすいようです。
一つ目の角を折ったところ。
4つの角を折ったところ。
外側の花びらの形が出来上がりました♪
⑦裏返して、中の花びらを作る
折り紙をもう一度ひっくり返します。
中心にそろっている角を、それぞれ外側に折り返して花ひらにしていきます。
外側の花びらと同様に、ななめに折るとバラの雰囲気がでます。
補助線を引いてみました。
★マークを合わせるように、辺が半分になるあたりを折ります。
一つ目の角を開いたところです。
4つの角を開いたところ。
⑧さらに中の角を開いて花びらをつくります
さきほどと同じように中心を折り返して開きます。
一つ目の角を折り返したところ。
4つ全部を折り返したところです。
⑨できあがり
辺をぴったり合わせるというのが、なかなか難しいようで、結構ズレています。
でもそれなりにバラの形に見えるので満足していました。
ななめに折る部分は鉛筆で補助線や点などを引いておくと、わかりやすいようです。
あえてななめに折らずに、半分にした方が簡単ですし、表情が変わって面白いかもしれませんね。
折り紙のバラを父の日に♪アレンジの方法など
バラの折り紙が作れたら、父の日のプレゼントなどにしても喜ばれますよ♪
黄色の折り紙を使うと本格的。
プレゼントやメッセージカードに添えてみたり、たくさん作って花束のようにアレンジするのもステキです。
折り紙の色を変えて、こんな感じとか。
一緒に葉っぱもつけてみました。
立体的ではないので、色紙やアルバムにも貼りやすいです。
リボンや両面テープを使って、首から下げてメダルのようにしたり、胸元にコサージュのように飾ってもキレイですよね。
いろんなアレンジで楽しめそうです♪
まとめ 子供と一緒に折り紙でバラを作ろう
子供でも簡単に作ることができるバラの折り方を2通りご紹介しました♪
折り紙はたくさん折ることで指先も器用になりますが、最初から難しい折り方に挑戦するのは挫折の原因にもなりかねません。
簡単にキレイな形ができると、お子さんのやる気もアップしますよ♪
プレゼントにもアレンジしやすいので、お子さんと一緒に折ってみてはいかがでしょうか。