秋の台風の頃になると、出番が増える雨戸。
ですが雨戸の出番は意外と多いことに気づきます。
一時期は姿を消しつつあった雨戸ですが、最近ではその効果から新しい性能もプラスして見直されてきています。
後付けできるタイプの雨戸も人気のようですよ。
この記事では、そんな雨戸の効果をご紹介していきます。
雨戸の設置をご検討中の方、自宅にあるのにイマイチ雨戸を活用できていないな~という方におすすめです。
この記事に書かれていること
雨戸に期待される効果
オールシーズン活躍が期待される、雨戸の効果をみていきましょう。
防音にも雨戸は効果的
・おうちが道路や線路に面していて、車・電車などの音が気になる。
・室内でペットを飼っていて、泣き声がご近所迷惑にならないか心配している。
・隣の家と距離が近くて、会話がつつぬけ
などの音に関するストレスは、普段の生活やご近所つきあいを続ける中で気になるポイントです。
雨戸を閉めることで、音の発信源と受け取る人との間に壁を作ることができます。
音は空気の振動で伝わっていきますので、壁が増えて振動をとめるほど、受け取る側からは音が小さく聞こえますよね。
雨戸の断熱・防寒効果
雨戸には、家の中と外の温度差を伝えにくくしてくれる作用があります。
空気の層を増やすことで、熱の伝わり方がゆるやかになるから。
カーテンだけでなく雨戸も閉めておくと、すきま風がはいりにくく、外気との壁も厚くなるのでおすすめです。
例えば寒くて凍えそうな日に、ストーブなどで室内を温めていても、窓側がさむかったりします。
こんなときに雨戸を閉めると、外の冷たい空気と窓の内側に一つの空気の層ができて、寒さが伝わりにくいので、暖房効率も高まります。
結露もつきにくいんですよ。
逆に夏の暑い日に、雨戸を閉めることで、窓から差し込む太陽の光や外の暑さを遮ることができます。
効率よく部屋を冷やすことができて、エアコンの省エネにもつながります。
注意点
ただし、昔ながらの木の雨戸は断熱効果が高いのですが、アルミなどの金属は、熱がこもりやすくて、かえって熱を閉じ込めることになってしまうかも…。
雨戸の防犯効果
雨戸には防犯効果もあります。
空き巣や強盗などが、窓ガラスを破って室内に入ろうとするのを、抑制してくれるから。
一般的に空き巣などは、できるだけ入りやすい家を狙ってやってきます。
・鍵が簡単に外せそう
・窓ガラスがすぐに割れそう
・人がいない
鍵を増やしたり、われにくい窓ガラスを使ったりすることで、室内に侵入するために時間がかかるようになります。そこに雨戸があれば、窓ガラスよりも割りにくい上に、音がでるので、さらに入りづらくなるわけですよね。
時間がかかればかかるほど、作業に音が出れば出るほど、人目について通報されやすくなります。
都市防犯研究センターの調査によると、「5分以内」に入れないと判断すると7割の空き巣があきらめるという結果が出ています。
参考)「防犯性能の基準」住まいる防犯110番:警察庁
一時は新築の際に雨戸をつけないのが主流だったのですが、最近では防犯対策として雨戸をつけるご家庭も多いのだとか。
雨戸で窓ガラスが割れるのを守る
防犯効果でも触れましたが、雨戸を閉めておくことで窓ガラスを守る効果があります。
台風などの雨や風で窓ガラスが割れるのを防ぐのはもちろん、車に飛ばされた小石などを防ぐこもあります。
防火にも効果あり
木製の昔ながらの雨戸ではなく、最近主流の金属製の雨戸シャッターには、火事の炎が外に広がるのを食い止める働きがあります。
近隣の家が火事になった場合にも、防火機能のある雨戸を閉めておくことで、窓などから火が入る可能性は低くなります。
まとめ
雨戸をつけておくことで期待できる効果は、次の5つです。
・防音
・防寒・断熱
・防犯
・風雨などによる窓ガラスの破損を防ぐ
・防火
今まで、雨戸を効果的に使えていましたか?
ご家庭に雨戸が設置されているのであれば、ぜひご活用ください。
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台風の時は雨戸の出番です!!効果と注意点をまとめています。
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