夫と別居しているけど、生活が苦しい…。
離婚していないと、母子への援助は受けられない。
そんなお悩みはありませんか?
実は、別居中の母子家庭でも受けられる援助はあるんです。
実際、「別居中の母子家庭」は保障の対象に含まれていないケースが多く、離婚してしまった方がしっかりとした保障が受けられるのは事実。
ですが、子どもを育てるのにはお金がかかりますよね。
受けられる制度を知っているのと知らないとでは結果は大きく違います!!
保障の手続きは申請主義ですので、待っていても教えてはもらえません…。
今回は、実際に私が手続きをして、受給できた支援についてご紹介していきます。
別居中の母子家庭の方、これから別居を考えている方の参考になればさいわいです。
この記事に書かれていること
別居中でもできた‼お金に関する手続き3つ
今回わたしが実際に申請して、もらうことができた手当や補助は以下の3つです。
①児童手当の受給者変更
②子どもの就学援助
③障害児通所給付費の減額
それぞれ、わたしのケースで説明していきますね。
その① 児童手当の受給者変更
基本的に児童手当の受給者は夫婦のうちの収入の多い方に認められます。
わたしは専業主婦でしたので、もともと受給者は夫でした。
ですが別居するのにあたり、子ども達を引き取るのはわたしです。
そこで住民票を異動した後に、児童手当の担当窓口に相談しました。
・住民票の異動(完全に別居している)
・必要書類の提出
・夫の同意
全てをそろえるのにいろいろとありましたが、
以上を済ませることで、6月分から児童手当の受給者をわたしに変更することができました。
必要書類などの手続きの方法について、くわしくはご自身のお住まいの自治体にご確認くださいね。
その② 就学援助の申請
わたしには春から小学校に進学した子どもがいます。
小・中学校に通うお子さんがいらっしゃるご家庭で、世帯収入の金額によっては、就学援助を受けることができる制度があります。
詳しい記事はこちら⇒「要チェック!!あなたも小学校入学の準備金がもらえるかも」
おそらく母子家庭や生活保護世帯の方には、一般的によく知られている制度ではないでしょうか。
こちらも別居中の母子家庭で申請ができました。
申請先は各自治体の教育委員会。
所属する小中学校が窓口になっています。
わたしが子どもを連れて夫と別居したのは、3月末でした。
すでに自宅近くの小学校へ入学手続きをしていましたが、急きょ実家近くの小学校に転校することに。
入学先の小学校へ問い合わせて、必要書類などを手に入れました。
実はもともとわたしの夫の収入自体が受給の基準に足りていることから、別居中でも夫の名前で就学援助を申請するつもりでした。
当時の状況
夫の年収400万円程度、妻の収入なし、未就学児3人
ですが実際に申請するために確認すると、世帯主の名前は「わたし」で大丈夫とのこと。
住民票を異動している場合は、実態でみるのだそうです。
わたしは現在無職ですので、ほぼ確実に受給できると言われました。
実際に4月に申し込みをして、6月末に受給決定の通知が届きました♪
その後入学準備金が指定口座に振込され、入学直後に支払っていたスポーツ保険などが返金されています。
就学援助の詳細については、各自治体によって異なるようです。
お子さまの通っている小・中学校や管轄の教育委員会などでくわしい内容を問い合わせることができます。
その③ 障害児通所給付費の減額
身体や発達に悩みを持つお子さんを連れて別居を考えていらっしゃるなら、参考にしてください。
わたしの子どもは、ちょっと発達がゆっくりなところがあります。
発達の支援のために「放課後デイサービス」という社会サービスに、春から通うことになりました。
こちらは福祉サービスですので、世帯所得に応じて助成がもらえます。
この世帯所得も、もともとは夫を世帯主にして計算していました。
ですが現在の世帯主は母親であるわたしですので、申請しなおすことに。
現在無職のわたしは全額補助していただけることになりました。
この手続きをしたのが5月中。
少し気づくのが遅れてしまいましたが、6月分からの適用になりました。
手続きをして翌月分からの適応になりますので、お気をつけください。
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別居中でも現状では難しい手続き
こちらは、相談してみましたが現状では厳しいといわれたサービスです。
条件があえば申し込みしてみようと思っています。
・公営住宅の申し込みの際の優遇
離婚協議中ではなく調停にすすめば、優遇されます。
以前問い合わせたときはまだ夫と同居中でしたので、公営住宅への申し込み自体も無理だと
言われました。
現在わたしは実家に居候中ですが、できれば私と子ども達で生活したいと考えています。
・児童扶養手当
別居して1年経過。
こちらのサイトを参考にしています。
離婚していて養育費をもらっていても児童扶養手当は受給できるので、仕送りの有無等よりも金額がポイントなのかな~と。
こちらについてもなにか情報があれば、追記していきます。
情報収集の方法は??
知らないと、自分から手当を申請することができません。
まずは自分と子ども達の身を守るために、必要な知識を手に入れるのが大切です。
わたしは母子家庭の際に受けられる支援制度や手当に関するまとめ記事などを参考に、いろんな情報を集めています。
こちらの記事は2013年の更新ですので、こういった情報を参考にしつつ、お住まいの自治体や関係窓口に最新情報を問い合わせてみています。
実際に市役所など相談窓口に行けば、パンフレットなどもたくさん置いてありますし、ケースに応じた対応もしてもらえます。
とにかく「自分で動く」ことは忘れずに行きましょう!!
まとめ
別居中の母子家庭でも、世帯を分けている場合には受けられるサービスはいくつかあります。
実際にわたしが申請して、手当を受給することができたのは
・児童手当の受給者変更
・子どもの就学援助
・障害児通所給付費の減額
仕送りの有無や生計については特に深く聞かれることはありませんでした。
離婚を前提に別居をしていること、住民票を分けていることなどの条件があえば、申請してみることをおすすめします。
わたしの感じたのは、こちらから結構ほりさげて質問しないと、期待する答えがもらえないということ。
おそらく別居中の母子家庭のケースがそれほど多くないのか、知っていても実際に申請する方が少ないのかもしれませんね。
ですが、子どもを連れて生活するにはそれなりのお金は必要ですし、片親の方がリスクも高いので、積極的に情報を集めて、活用していきましょう!!
わたしの体験が、あなたのご参考になればさいわいです。
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