おねしょのシミ、気になりませんか?
小さいお子さんやペットを飼われているご家庭では、結構深刻なお悩みですよね。
わが家はおねしょ対策に防水シーツをひいたり、おねしょ用のスリーパーをしていますが、それでもズレてお布団が汚れることも頻繁です(泣)
マットレスなどの洗えない寝具はシミも残りがち。
クエン酸スプレーやぬるま湯などで応急処置をしたあとでも、気づけばシミになっていることがあります。
確かにニオイはきれいに落ちますが、このシミはなんとかならないものか…。
時間が経ってから気づいた場合は、落とすのがむずかしいのわかるんですけどね~。
でも落としたい!!
そこでおねしょのシミをとる方法について調べてみました!‼
応急処置をしてみたけれどおねしょがシミになってしまった時の対策と、シミにしないための注意点と解説していきたいと思います♪
参考:おしっこの染み抜き:洗濯・染み抜きドットコム
:アルカリ洗濯のメカニズム②石鹸百科
この記事に書かれていること
先輩ママに聞く!!シミになった布団の対処法
どうせ使うなら、きれいな状態で使いたいですよね。
頑固なシミに効果があるのは次の5つ。
さっそくご紹介していきましょう!!
その① 酵素系の漂白剤を使う
時間がたったおしっこのシミ抜きには、これが一番有力な方法です。
おしっこの汚れには、酵素系の漂白剤やオキシドールを使ってみましょう。
ぬるま湯に酵素系の漂白剤を規定量~2倍程度の濃さで溶かし、シミの部分にしみこませましょう。
ポイントはシミの部分だけではなく、シミの外側から霧吹きなどでまんべんなく濡らすこと。
シミの部分だけをやっても、おねしょをした時と同じように外に向かって広がっていくのが結局シミになっちゃうんですよね。
なので「外から中に向かって」汚れを落としていくイメージです。
この方法は色落ちが心配されますので、白いマットだけにおすすめ。
色柄のマットでもどうしても試したい方は、あらかじめ目立たない部分でチェックしてみてくださいね。
その② 固形石鹸や重曹を使ってみる
おしっこのシミはタンパク質の汚れです。
タンパク質はアルカリで分解される性質があります。
身近にあるアルカリ性の洗剤といえば、固形石鹸や重曹、炭酸ソーダなどですかね。
ぬるめのお湯に石鹸と重曹を溶かして、シミの部分にしみこませてみましょう。
これはお洗濯のコツで仕入れた知識ですが、石鹸と重曹を合わせると、洗浄力がアップしますよ。
タオルに含ませて、シミの部分に軽くたたくようにしみ込ませてみたり、霧吹きでスプレーしてみたり。
シーツなら迷わずつけこみましょう!!
ちなみに、重曹⇒セスキ炭酸ソーダ⇒炭酸ソーダの順にアルカリ度が高くなります。
汚れ落ちがいまいち…な時は、アルカリ度数をあげてみるのも一つ。
一度お試しください。
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その③ ブラシなどでこする
昔からわが家では、シミ取りに使われるのが歯ブラシ。
頑固なシミには洗剤や漂白剤などをつけて、ゴシゴシと繊維の中にしみこませていきましょう。
浮かび上がった汚れをかきだす効果もあります。
あまり古くなれなければ、結構取れますよ♪
シミ抜きをやらない部分と比べると、シミが薄くなっていきます。
ですが、ブラシでこすったりすると布地が伸びたり、傷んだりする可能性はあります。
わが家の布団は生地が薄くなってきました…。
その④ 専用のシミ取りスプレーを使ってみる
旅館やホテルなどでも使われている万能クリーナーなど、通販商品もいろいろあります。
頑固なシミ汚れに効果を発揮する~とか書かれていると、気になりますね。
ですが、子どもやペットに使うとなると、その成分が気になるところ。
安心・安全であることと、シミがきれいに落ちることをかなえてくれる商品もあるようですよ。
ペット用のシミ取りスプレー使われているという意見もあり、探してみました。
出典:https://www.amazon.co.jp/(フィジョン ペット消臭シミ取りスプレー)
こちらの商品には、クエン酸や重曹などを主成分にしており、子どもやペットにも安心して使えると公表されています。
さすがに飲んだりはダメですが。
頑固なシミに悩んでいるなら、使ってみる価値はありますね♪
鼻血やチョコレート、吐物などのシミにも効果があるそうなので、試したらレビューします。
その⑤ クリーニングに出す
しつこいシミ汚れは専門家に任せてしまいましょう!
長時間たったものは落とせないことが多いようですが、そもそも家庭用の洗剤にはそれほど強力なものが出回っていないのです。
一度近くのクリーニング店に相談にいってみるのもいいですね。
おねしょのシミは時間がたつと落ちない?
ここで残念なお知らせです。
時間が経ったおねしょのシミは、基本的には落とせません。
おしっこのシミは、しつこいタンパク質汚れなんです。
タンパク質汚れは、乾燥や加熱することで固まってしまい落ちにくくなる性質があります。
まだぬれている時はおしっこの成分が水に溶けるので、応急処置できちんととりのぞけば大丈夫。
ですが、時間が経ってしまうと水にも溶けない頑固な汚れに変身してしまいます…。
「時間がたったおしっこのシミを完全にきれいにするには限界がある」ということは覚えておいた方がいいです 。
シミが残っていても臭いがないのであれば、アンモニアも分解されていて雑菌も繁殖していない、キレイなお布団です。
おねしょ用の布団だと割り切って、おねしょの卒業とともに捨てるのもありですね。
おしっこがシミにならないようにするには?
シミにならないように予防するのが、一番なんですね。
そのためには、しっかりとおしっこをとりのぞくことが大切です。
コツは次の3つ。
①水できれいに洗い流す
丸洗いできるものは、乾く前に丸洗いしてしまいましょう。
おしっこの成分は完全に乾燥する前ならば、水に溶けてしまいます。
マットも同じ。
折りたためたり、スポンジタイプのマットなら、おしっこの部分だけでも水で洗い流してしまう方が、シミが残りません。
②タンパク質汚れをしっかりおとす
どうしても丸洗いできない寝具の場合は、スプレーやタオルなどで処置することになりますね。
おしっこの成分がシミや臭いの原因ですから、できるだけ布団に残らないようにしたいものです。
- 重曹や石鹸水などのアルカリ性の液体を使っておしっこのタンパク質を分解させる
- タオルや紙おむつを使って、どんどん吸収させる
乾く前にしっかりと取り除くのがポイントです。
③スプレーやふきとりは、外から内側に向かって
おしっこにスプレーをかける時は、つい内側からやりがち。
実際にシミが残っているのは、おしっこが広がっていった外側の部分ですよね。
おしっこを見つけたときに、外側からしっかりと汚れを落としていくイメージでスプレーするようにすると、乾かした時にシミが残りにくくなりました。
まとめ
時間が経ったおしっこのシミは、頑固な汚れに変化しています。
通常の水洗いでは、とてもじゃないけれどとりのぞくことはできません!
・酵素系の漂白剤
・アルカリ性の洗剤
・専用のシミ取り剤
・歯ブラシなどでこする
・クリーニング店に相談する
などの方法をためしてみてください。
また、応急処置の際にもできるだけおしっこが残らないように気をつけましょう。
あなたのお布団が、シミのないきれいなお布団によみがえりますように♪
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