栄養価が高く、糖質ダイエットなどにも注目されている、メープルシロップ。
カナダ産のメープルシロップは、厳しい基準によって4つのグレードに分類されています。
この分類表示のあることが、本物のカナダ酸メープルシロップを見分けるコツ!!。
市販品は模造品も多いのでご注意を。
本物のメープルシロップを見分けたところで、
メープルシロップのグレードによって、栄養価に違いはあるのでしょうか。
色や風味だけでなく、含まれている栄養の違いにも注目して、選んでみたくありませんか?
今回はメープルシロップのグレードによって、栄養価がどのように違うのかを調べてみました。
メープルシロップの奥深さに一歩踏み込んでみましょう!!
参考:ケベック・メープルシロップ生産者協会HP
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この記事に書かれていること
メープルシロップの4つのグレード
メープルシロップは大きく分けて、次の4つの種類に分けられています。
・ゴールデン(デリケートテイスト)
・アンバー(リッチテイスト)
・ダーク (ロバストテイスト)
・ベリーダーク (ストロングテイスト)
※こちらは2016年以降の新基準です。
以前は5つのグレードに分かれていました。
↓こちらの記事も参考にされてください↓
【新基準】メープルシロップのグレードが5つ~4つに。違いをご紹介します。(追記予定)
分類の基準ってどんなもの?
メープルシロップは楓の木の樹液を煮詰めて、シロップにしたものです。
例え同じ工程で加工しても、採取される樹や季節によって色や風味に違いがでるため、その品質について分類されています。
分類の基準として、
- 採取された時期
- 色
- 風味
などがあります。
これをもとに分類されているため、消費者は自分の好みや使い道に応じたメープルシロップを選びやすくなっています。
品質については、
- 100%カエデの樹液を煮詰めた物であることや、
- 沈殿物がないこと、
- 不快な臭いがしないこと
- 発酵しないこと
- 一定の色調であること…etc
などの厳しい基準がもうけられています。
これなら安心して安全な調味料を選ぶことができますね。
栄養価の違いについて
メープルシロップは栄養価が高く、糖質制限ダイエットなどにも利用されています。
どんな栄養成分が含まれているのでしょうか?
バランスよく含まれる栄養成分
引用:メープルシロップ7栄養価比較表(ケベック・メープル製品生産者協会)
気になるその栄養成分は、
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ミネラル(カリウム・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・)
- ポリフェノール
- アミノ酸
- タンパク質
- 炭水化物
などなど。
上の表をみると、砂糖やはちみつなどの甘味料と比べてバランスよく栄養素が含まれていることがわかります。
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グレードによる違い
さて、その栄養成分はグレードによってどのように違うのでしょうか?
メープルシロップの分類でもみたように、採取される時期が早いものから遅いものになるにつれて、色や風味が強くなる傾向があります。
違いその① 甘さの変化
栄養成分として、まず気になるのが甘さの変化ですよね。
採取時期の早いものはわずかに甘さを感じる程度で、季節が進むにつれて甘さは強く感じられるようになります。
これは、カエデの樹液に含まれる糖分が採取時期によって変化するため。
シーズン当初 ショ糖が多い
シーズン終盤 果糖とブドウ糖の割合が増加する
いずれも糖類ですが、それぞれ風味に違う影響を与えます。
このためグレードによっても甘さに違いがでてきます。
とはいえ私のような素人にどこまで感じとれるかは謎ですが…。
違いその② ミネラルやアミノ酸の変化
また糖類と同じように、アミノ酸やミネラルなどの成分にもシーズンを通して変化が起こるようです。
この変化がシロップの色や風味に影響しているといわれています。
しかしミネラルやアミノ酸についての成分の違いに関しては、詳しいデータをただいま調査中です。
一般に公開されているメープルシロップの栄養成分は、「グレードの平均値」となっており、グレードごとの違いをあらわすものは見当たりませんでした…。
詳しいことがわかり次第、追記させていただきます!!
まとめ
カナダ産のメープルシロップの栄養価は高く、ミネラルやビタミンなどが豊富に含まれています。
採取される時期によって色や風味に違いがあり、大きく4つのグレードに分かれています。
グレードの色や風味の違いは、この栄養成分の変化によるものです。
味や使い方によっても好みが分かれますが、栄養素の違いにも注目したいですね。
今回はシーズンにより糖類の変化があることがわかりました。
その他の成分に関しても、ぜひ時間をかけて調べていきたいと思います!!
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