レッスンバッグを手作りしたいけど、正直どうやって作ればいいのかよくわからない…。
普段お裁縫に触れる機会が少ないママには、悩ましいですよね。
レッスンバッグは裏生地をつけるとしっかりとした作りになり、
小さなお子さん用にはピッタリです♪
(裏生地をつけるメリットについてはこちら。)
この記事ではレッスンバッグに裏生地をつける方法をまとめています。
わたし自身が参考にさせていただいたサイトや動画も紹介させていただきます。
レッスンバッグの手作りの参考にされてみてくださいね。
この記事に書かれていること
レッスンバッグの裏生地のつけ方は2通り
レッスンバッグに裏生地をつける方法は、たくさんありますが、
大きく2通りに分けられます。
①表生地と裏生地を一緒に縫い合わせる方法
②表と裏で2つの袋を作って縫い合わせる方法
どちらも「初心者でも簡単な方法」として紹介されています。
この2つが基本の作り方で、あとは用意する生地の枚数などによって、難しさが変わっていくのかな~という印象です。
それぞれ説明していきます。
裏生地のつけ方①表と裏を一緒に縫い合わせる
初心者向けのレッスンバッグの作り方を調べていると、この方法でバッグを作られている方多いです。
参考になった動画をご紹介します。
キルト生地を使った場合の注意点なども説明されているので、参考になりますよ。
表生地と裏生地を一緒に縫い合わせる方法は、縫う作業をまとめて行えるので効率的に感じます。
ミシンをお持ちで、一気にガーっと作ってしまいたい方には、おすすめの方法♪
作業の手順
作り手によって、多少作り方は前後します。
表生地、裏生地とも1枚で作る方法です。
(生地のサイズや持ち手の長さなどはここでは割愛します。)
用意するもの
・表生地、裏生地、同サイズのものを1枚ずつ
・持ち手の紐2本
表生地は絵柄が見えるように置きます。
短辺の中心から同じ間隔で離した位置に、待ち針やクリップなどで持ち手をとめます。
(6㎝ずつくらい)
ミシンで持ち手をかり止めします。
反対側も同様に持ち手をつけます。
裏生地は、絵柄が表生地の方になるように裏返して、重ねます。
持ち手をつけたバッグの上部にあたる部分を、縫い合わせていきます。
反対側も同様に縫い合わせてます。
生地の中心をしっかりと合わせて、ズレないように待ち針などで固定します。
両サイドを1㎝幅で縫い、袋状にします。
この時、裏生地の部分に返し口を作っておきます。
返し口から生地をひっくり返して、バッグの形を整えます。
裏生地も内側にキレイに納めておきます。この時に返し口を縫い合わせても大丈夫です。
バッグの上部を端から1~2センチの部分でグルっと一周縫ったら完成です。
返し口の位置を持ち手部分に作る場合
表生地と裏生地を中表に縫い合わせる場合には、最後に生地をひっくり返すための返し口が必要になります。
返し口は裏生地のすそなど、目立ちにくい場所に作ることが多いですが、
持ち手部分に作ると、バッグの上部と一緒に縫い合わせてしまえるんですね。
どちらもお好みで使い分けて見て下さい。
生地をたくさん使う場合は?
用意した生地のサイズやデザインによっては、
・表生地と裏生地を2枚ずつ用意したり、
・切り替え部分を作ったり、
レッスンバッグを作ることもありますよね。
ですが、最終的に2枚の生地につなぎ合わせて、中表に縫い合わせてひっくり返す方法が使えますよ。
参考になる動画をいくつかご紹介します。
表2枚、裏1枚の生地を使う方法
生地のデザインに上下のある場合には、表生地を2枚にカットして使うと上下がキレイに出来上がります。
最初に2枚の生地を上下がキレイに出るように縫い合わせるのがポイントです。
表2枚、裏2枚の生地を使う方法
持ち手を中心にして作り始める方法もあります。
表生地と裏生地を最初に1枚にする感じですね。
切り替えがあるキルティングの裏地つきバッグ
こちらの動画は、
・表生地2枚
・切り替え用の生地1枚
・裏生地2枚
合計5枚の生地を使って、レッスンバッグを作る方法です。
キルティング生地を裏地に使う際のポイントもわかりやすく説明されていますよ。
裏生地をつける方法②表と裏で別々の袋を作って縫い合わせる
この方法は、「中あわせ」と呼ばれる方法です。
こちらの動画が参考になりますよ。
生地を2つ袋状にしてから、縫い合わせるので、作業を中座することが多い方にはこちらの方が作りやすいかもしれません。
一方で表生地と裏生地を合わせて縫う際に、個人的にはズレやすく感じました。
作業の手順
作り手によって、多少作り方は前後します。
表生地、裏生地とも1枚で作る方法です。
(生地のサイズや持ち手の長さなどはここでは割愛します。)
用意するもの
・表生地、裏生地、同サイズのものを1枚ずつ
・持ち手の紐2本
表生地は絵柄が見えるように置きます。
短辺の中心から同じ間隔で離した位置に、待ち針やクリップなどで持ち手をとめます。
(6㎝ずつくらい)
ミシンで持ち手をかり止めします。
反対側も同様に持ち手をつけます。
持ち手をつけた表生地を、柄が中になるように半分に折り返します。
両サイドを1㎝幅で縫い、袋状にします。
裏生地は持ち手をつけず、柄が中になるように半分に折り返します。
両サイドを1㎝幅で縫い、袋状にします。
ここまでで表生地の外袋と裏生地で内袋が作れました
内袋は縫い目が内側になるようにひっくり返してから、外袋の中に入れていきます。
外袋と内袋をピッタリと合わせたら、待ち針やクリップなどでズレないようにしっかりと固定します。
両サイドの部分は縫い目がキレイに合うように注意して、縫い代はどちらかに重ならないように左右に分けます。
返し口は持ち手から少しずらした位置に数センチとって、ぐるりと一周バッグの上部を縫います。
返し口から、生地を表に返していきます。
ひっくり返したら、形を整えます。
返し口の部分は1㎝内側に折り込んで、待ち針などで止めておきます。
バッグの上部をぐるっと一周縫ったら完成です。
持ち手を最後につける方法も
持ち手を最後につければ、縫い合わせる手間が一つ少なくなります。
個人的には、表生地・裏生地・持ち手と3つの素材を、一度に縫い合わせるのは、超初心者には少しハードルが高い印象です。
アイロンなどをしっかりとかけて、細かく待ち針などで固定するなどの下準備が大切です。
ミシンをゆっくりと慎重に進めた方がうまくいきますよ。
ステッチが外から見えるので、ミシンに自信がない方は生地と同系色の糸を使えば、多少縫い目ががたついても目立ちません♪
こちらの方の作り方では、極力縫う回数を減らしていらっしゃいます。
≫レッスンバッグの作り方。裏地ありだけど簡単、縫い代の始末なし!入園・入学準備はママの手作りで。(外部リンク)
手縫いの際には直線縫いでも回数が少ない方が助かりますので、とっても参考になります。
まとめ
レッスンバッグに裏生地をつける方法は大きく2通りあります。
①表生地と裏生地を一緒に縫い合わせる方法
②表と裏で2つの袋を作って縫い合わせる方法
どちらの方法も間違いではありません。
個人的には①の方法の方が、ミシンをたくさん使わなくても、表生地と裏生地を合わせやすくて、仕上がりがキレイな気がします。
お好みの方法をためして見て下さいね。