秋の公園を歩くと、たくさんのドングリにワクワクする方も多いのではないでしょうか?
自宅に持ち帰って、工作などに使うのも楽しいドングリ。
きちんと処理してますか?
ドングリの中には、小さくてクリーム色のドングリ虫が住んでいるかもしれません。
わが家でもドングリを自宅に持ち帰って、うっかりそのまま遊んでいたら…。
「こんにちは」してしまいました。
ドングリ虫に会いたくない。
ドングリから黒い粉が出て困る。
そんなあなたにおすすめの虫処理方法を3つご紹介します♪
この記事に書かれていること
おすすめの虫処理方法はこの3つ
ドングリの下処理はとっても簡単です。
手間のかからない順(独断)にご紹介していきますね。
・ドングリの虫処理① 冷凍する
・ドングリの虫処理②レンジで加熱する
・ドングリの虫処理③ 熱湯でゆでる
それぞれみていきましょう。
【共通の準備】ドングリの選定
ドングリ虫を避けたいのであれば、ドングリの選定も大切になってきます。
できるだけ次のようなドングリをえらびましょう。
・穴が開いていない
・傷がない
・つやがある
つやがあるのは、土の上に落ちて日にちが経っていないことが多いです。
地面に落ちたり、傷があると、いろんな虫がドングリをエサにしようと近づきます。
穴が開いているものは、すでに虫が入っているかも…。
とはいっても、子ども達が適当に拾ってくるので、結構いろんなドングリが混ざっていますね。
ひとつずつ選定するのは結構大変ですね!
そこでもっとも簡単なのは、ドングリを水につけてしまうこと。
バケツやボール、ビニール袋など、ドングリと水が入れば何でもかまいません。
バケツなどの容器にドングリと水を入れて、浮かんだものは処分しましょう。
すでに虫に食われているかもしれません。
ちなみに私は、浮かんできたドングリはお庭や公園で遊ぶのに使ってもらいます(笑)
自宅でさえ虫がでなければ、耐えられるので。
たとえ虫にくわれていても、これ以上食べられなければ大丈夫。
とにかく今ついている虫を退治したい!
そんな場合には特に選定の必要はありません。
ドングリを水で洗って汚れを落としてから、次の作業にとりかかりましょう♪
ドングリの虫処理方法① ドングリを冷凍する
用意するもの
・選定済みのドングリ
・ビニール袋や保存用の袋
・ザル
1.ドングリがバラバラにならないようにビニル袋に入れます
2.そのまま冷凍庫に入れて、1週間放置します。
3.冷凍庫からドングリを出し、ザルなどに入れて風通しのよい場所で2~3日乾燥させます
もっとも手間や道具がいらずに、安全な方法です。
一方で、拾ってから1番時間がかかる虫処理方法。
PTAや保育園などの行事に使うなら、回収日に間に合うようにスケージュールには注意してくださいね。
ドングリの虫処理方法② レンジで加熱する
用意するもの
・選定済みのドングリ
・耐熱容器など
・水道水
1.ドングリを水道水で軽く洗います。
2.耐熱容器に入れて、レンジで約20秒ほど加熱します。
3.粗熱がとれたら、ザルなどに入れて1日程乾燥させます。
てっとり早いのがレンジを使う方法です。
道具も手間もそれほどかかりませんが、加熱時間を間違うと危険です。
30秒以上加熱すると、「ボンッ」とはぜることがあります。
アッという間なので、加減が難しいです。
ドングリの虫処理方法③ 熱湯でゆでる
用意するもの
・選定済みのドングリ
・鍋やフライパン
・適量の水(ドングリが全部浸かるくらい)
1.お鍋やフライパンを用意して、ドングリを入れます。
2.ドングリが浸るくらいの水を入れます。
3.コンロにかけて、10分間ほど沸騰させます。
4.ザルにあげてお湯をきり、風通しのいい場所に2日程干しておきましょう。
こちらがスタンダートな虫処理の方法です。
お鍋で煮るのは、ドングリを食用にしていたころからの伝統的な方法ではないでしょうか?
ドングリのサイズにもよりますが、長くゆですぎると皮が破れてしまうことがあります。
冷凍やレンジに比べると一番手間がかかるかもしれませんが、シンプルですね。
お湯やゆでたドングリは熱いので、やけどには気をつけてください。
まとめ
ドングリの虫処理方法は、「冷凍・レンジ加熱・ゆでる」の3つ。
どれもこれもお手軽ですが、虫処理をした後は、カビ防止のためにしっかりと乾燥させましょう。
個人的には鍋でドングリを煮る方法が、「虫をやっつけてる感」を強く感じました。
秋の工作に大活躍のドングリ。
きちんと虫処理をして、おうちでも楽しんでくださいね♪