バーベキューやたき火の火種に、なにを使いますか??
市販のジェル状の着火剤や、バーナーなんかでチャチャっと薪や木炭に火をおこす方法がたくさんありますね。
実は、松ぼっくりも天然の着火剤。
その燃えっぷりは、燃えすぎて危険だという意見もあるほどです。
でもわたし、松ぼっくりがなかなか燃えなかったんです!!
最終的には炭に火がついたんですが、40分ほどかかりました。
今回は松ぼっくりを着火剤にして失敗した方法や松ぼっくりの燃やし方のコツなどをまとめてみました。
キャンプやバーベキューなどで、着火剤として松ぼっくりを使ってみたい方の参考になれば、うれしいです♪
※火を扱うときは、火事の危険性があることを十分に理解した上で行ってくださいね。
この記事に書かれていること
松ぼっくりの燃やし方と炭に火をつけるコツ
松ぼっくりを着火剤にして炭に火をつけるなら、まずはこの方法を頭に入れておきましょう!!
わたしのように失敗しなくてすむハズです。
①松ぼっくりは最初に5~6個まとめておいて火をつける
※直接炭に火を移すなら、10~15個くらいの松ぼっくりが必要
松ぼっくりに火をつけるにも10秒くらい時間がかかるので、ライターは先の長いもの方が使いやすい。
一点にじっくりとライターの火をあてる感じでつけます。
②松ぼっくり全体に火が回ったら、小枝などを足して火を移す。
いきなり炭に火をつけるよりも熱が安定しやすいので、簡単に火をおこすことができます。
小枝は、まずは細いものから松ぼっくりの上においていき、徐々に太いものへと火を移していきます。
コツ:小枝はただ置くのではなく、松ぼっくりの火の上あたりに置きましょう。
三角をつくるように組んだ方が、火の回りが早いです。
③炭は横にならべずに縦に組む
松ぼっくりについた火を炭に移していくには、炭を煙突のように松ぼっくりの上に組んでいきましょう。
炭を置くときには空気の通り道を作りつつ、火が下から上に上る性質を理解しておく。
④炭に火がつくまで、じっと待つ
ボウボウと火が出ていても炭に火がついているとは限りません。
炭自体が赤くなっている部分があれば、火がついていると判断できます。このくらいになるまでにうちわなどで仰ぐと、かえって、熱を逃がしてしまうのだとか。
炭の半分くらいが赤くなっていれば、十分に火が回っている証拠です。
むやみにあおがない
大失敗!松ぼっくりのたきつけを断念した話
バーベキューの火だねに松ぼっくりを使って、失敗した方法をご紹介します。
あれこれ試してやっと火がつきました(笑)
最初からポイントをおさえておけばこんな失敗はしませんのでご安心を。
私が松ぼっくりを使って火起こしした方法は次の通りです。
①松ぼっくりと炭をコンロに置く
かなりテキトウな置き方をしていますね。
おそらくBBQやキャンプ好きな方なら、鼻血をふくくらいのド素人ぶりです。
松ぼっくりは5個くらいをおき、その上に枝、炭と置いたつもりです。
一番でっかい炭を立てるのが難しくて、横に置くことにしました。
※枝もいきなり太めのものをドカンと置いてしまっています。
もう少し細い枝を選んでおくべきです。
②松ぼっくりに火をつける
ライターを使って火をつけたのですが、すぐに消えてしまいました。
何度か試してみましたが、火がつきません。
拾ってからずいぶん日にちの経った松ぼっくりだったので、乾燥はしっかりしていたのですが…。
工作に使おうと思って用意した松ぼっくりの中から、形のよくないものをはじいて火種に下のがよくなかったのかもしれませんね。
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③あきらめて牛乳パックを投入
松ぼっくりを着火剤にする予定だったのですが、これでは牛乳パックを着火剤にしていますね(笑)
牛乳パックにはすぐに火がつきました。
その火によって、松ぼっくりも徐々に燃え始めました。
すでに燃えているところなら、不格好な松ぼっくりも簡単に燃えます。
④枝に火が移ってから、その上に炭を乗せる
さすがに松ぼっくりの横に炭を置いていても、火がつかないことに気がつきました。
炭を火の上に移動して、様子をみることに。
燃やし始めて20分くらいで炭に火がうつりました。
枝が燃えているので、火力が安定していたようです。
⓹合計40分くらいでお肉が焼けそうな炭に
画像はすでにお肉を焼いています。
炭に火がついてから20分くらい経ったでしょうか。
炭に赤い部分が広がり始めて、見るからに熱そうに。
わたしはちょっと早めに肉を焼くことにしたのですが、
この赤い部分が広がって半分近くになると、炭の火起こし完成の目安です。
松ぼっくりの上に積んでいる状態を、少しずつ崩して、平らにしてから網をのせました。
なんとかバーベキューを始められました♪
…どうでしょう?
最初に説明したポイントを知っていると、かなり間違ってる感じですよね(笑)
わたしが松ぼっくりのたきつけに失敗した原因を考えてみました。
・松ぼっくりが燃えやすいからと、適当に使い過ぎ
・松ぼっくりからほぼ直接、炭に火をつけようとしていた
・松ぼっくりや枝・炭の置き方が適当すぎる
・もったいなくて、つぶれた松ぼっくりを使っていた
こんなことではないかな~と分析しています。
使う松ぼっくりの数や火のつけ方、炭の置き方、など他にも工夫が必要でしたね。
もっとしっかり予習をしてから望めば、よけいな時間をかけずに焚き付けはできたように思います。
調べてみると、炭に火が移るには20分くらいかかるのは普通のようです。
松ぼっくりだけではなく、小枝や薪に火を移して温度を高く保つことで、炭にも火が移っていくのですね。
次回こそは、松ぼっくりを焚き付けにして炭の火起こしをてみたいと思います!!
焼き芋にしようかしら♪
まとめ
松ぼっくりで炭の火起こしをする際のコツは、次の通り。
・松ぼっくりの数は5~10個くらい
・松ぼっくりから直接炭に火をつけるよりも、小枝などの燃えやすいものも使って火力を保つ
・炭は松ぼっくりの上に風が通るように組む
・炭に火がつくまではむやみに仰がず、高い温度を保つ
今回の経験では、松ぼっくりにも火がつきにくいものもあることがわかりました。
そんな時にはより燃えやすい松ぼっくりに変えてみるとよさそうですよ。
松ぼっくりは火がついてしまえば本当によく燃えてくれます♪
ぜひ試してみてくださいね。
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