子供の抜歯【体験談】麻酔の痛みや抜歯後の食事は?心の準備もたいせつです

記事タイトルの真下


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歯科

小学生の息子の抜歯体験。

はじめての経験に親子そろってドキドキしていましたが、無事に終了できました。

前回の検査の時、そわそわして落ち着きのない様子が気になった息子。

・不安な気持ちをどのように解消させたのか、

・実際に抜歯をした後の状態や感想

・抜歯後の生活の注意点

などをまとめておきます。

これから抜歯にのぞむ方の参考になればさいわいです。


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抜歯当日の流れ…わが家の場合

長男を連れて2度目の歯医者。

まずはCTを取って、再確認するとのことでした。

前回にも同様の流れを聞いていたので、息子もなんとなく心の準備はできているようでした。

不安をやわらげる説明の大切さ

助手さんの「この前撮ったレントゲンと同じようにとるよ〜」と簡単な説明に、背中を押されていく長男。

2度目ということもあり、緊張もそれほどなさそうでした。

CT画像をもとに過剰歯の位置などを再確認して、先生から抜歯の最終確認。

長男本人は、ちょっと嫌そう…。

そりゃそうだ。

「痛くなくなるお薬を注射してから抜くからね。あっという間だから」

と説明をされていたのですが、未経験なことって大人でも怖いですよね~。

いざ麻酔!これが結構長かった

驚いたのが、麻酔にかける時間の長さでした。

大まかな流れは次の通り。

①脱脂綿に薬をつけて、歯茎に塗る。その後1分くらい脱脂綿ははさんだ状態で待つ。

②先生が来るまでしばし待機

③歯茎に麻酔を注射。

「痛くなった手を挙げてね~」とお決まりの文句を確認してから、処置に入ります。

それからちょっとずつちょっとずつ、場所をかえながらチクチク注射をさしていたんですが…。その間ず~っと口を開け続けていた息子。

2~3分くらいだったかと思いますが、「息子、よく耐えたな…」と感心しました。

大人のわたしでも、途中で一旦休みを入れてほしかった。

唾液を吸引までして続けていたし。

待っているこちらの方が手を挙げそうでした。

先生も「なんかあれば手をあげるだろう」って感じなのかもしれませんけどね。

麻酔が効くまでの時間、息子は緊張のためか、2回もおトイレに行っていました。

抜歯はあっという間

抜歯の比較

麻酔が効いていることを確認してから抜歯に望みます。

とはいえ、はじめての麻酔に息子の違和感がハンパなかったみたいです。

ずっと唇をとんがらせて、指でつついていました。

歯茎に刺した麻酔が、鼻の下あたりまで効いていたようです。

先生が持ち出したのは、ペンチ。

「マンガみたいだな~」なんて感動していたら、おもむろにミシッという衝撃の音が!!

その後ゴリゴリッゴリッと2~3回ペンチが揺れて歯が抜けました。

ほんの1分もかからなかったんですけど、音と振動が怖かった…。

息子も「頭に響いた。ちょっと痛かった。」と感想を伝えてくれました。

抜けた歯は記念にお持ち帰りです。

永久歯ということもあり、思ったより長かったのが印象的でした。

抜歯後の注意点あれこれ

出血をおさえる

抜歯後は出血があるので、小1時間ほどガーゼをつめて噛んでおくように言われました。

ちょうど夕方の抜歯だったので、夕食まではそのままで、飲食も控えるようにしておきました。

麻酔が切れるまでは唇を噛みやすい

息子はガーゼを噛んでいたので防げましたが、しびれている部分は感覚がいつもと違うので、噛んでしまう人が多いんです。

麻酔をしている唇の感覚は、足がしびれたときのように、一回りサイズが大きくなったような、そんな感じです。動かしにくいんですよね。

抜歯後の食事は?

抜歯当日はおかゆなどの、やわらかくて刺激の少ないものを食べます。

長男は麻酔が切れて痛みも出始めていたので、ちょうど食欲がありませんでした。

ぬるめのうどんを軽く食べておきました。

2日目からは普通食で大丈夫と言われましたが、無理でした。

2日目の朝は食パンをスープに浸して食べ、昼食の給食は牛乳・ヨーグルト・スープのみ。

やっと夜ごはんから普通食に戻りましたが、揚げ物は傷に刺さるので煮魚などをおかずに選びました(笑)

抜歯後の歯みがきは?

抜歯した部分を避けて磨きます。

とはいえ、歯ブラシが傷口をつつくと出血してしまうので、あまり上手にはみがけませんでした。仕上げ磨きを頼まれるコチラもヒヤヒヤ。

2~3日はよく出血してました。にじむ程度ですが…。

歯みがき後のうがいも注意が必要です。

激しくブクブクうがいをすると傷口が開くので、優しくすすぐ程度でおさえておきましょう。

抜歯後の痛み

麻酔後の痛みがなかなか辛そうでした。

痛み止めの薬(カロナール)を5回分もらい、抜歯した日の夕食後に飲んでなんとか就寝しましたが、明け方には歯茎がうずいて起きたようです。

抜歯の翌日は激しい運動を避けるように言われたので、体育の授業を見学することにして登園。朝に痛み止めを飲んでいたのですが、11時頃には激しい痛みに襲われたようです。

「痛みで頭がボーっとする」ということで学校までお迎えに。

昼食後に痛み止めを飲ませると元気になりましたが、その後も痛みは続き、薬は5回分使い切りました。

抜歯後のキズの様子は?

抜歯のキズは、およそ1ヶ月くらいでふさがってくるようです。

息子は歯を抜いた後を縫ったりはせずに、消毒のみで過ごしています。

食べ物などが傷の中に入っていくことはほとんどないそうで、気になることがあれば受診するようにとのことでした。

出血はほとんどありませんが、抜歯後3日ほどはシーツにうっすらと血がついていることもありました。

よだれに混ざって垂れたようです。

ちょっとびっくりしました。

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事前の準備で悩んだこと

実は息子への説明の方法については、事前に少し悩みました。

口頭で説明されたことが頭の中でイメージできるほど、子どもには経験値がないからです。

はじめての歯医者さんでの受診は息子もとっても緊張していましたし、そわそわして落ち着かない状態だと施術も難しいですよね。

そこで息子の緊張を少しでも緩めるために、

・ホワイトボードに図解して説明する?

・口頭でわかるまで説明する?

・動画などを見せて、予行演習してみる?

など、あれこれ対策を考えてみました。

はっきりとわかるから安心できるパターン余計に不安をあおるパターン

どちらに転ぶかは子どもの性格にもよりますし、やってみないとわかりません…。

息子がどちらがいいのかを確かめるために、抜歯をすることについて事前に話をしてみました。

「今度前の歯を抜くんだけど、どんな気持ち?どんなことをするかなんとなくわかる?」

「イヤならもう少し様子みようか?」

そんな感じで探りを入れたところ、

息子からは「抜かないと、他の歯が悪くなるから抜く。こわいけど」という頼もしいお返事が!!

案外よく理解してくれていてホッとしました。

子ども自身が納得してのぞめるのが一番

説明を受けてから本番までに1週間時間があったのも、よかったようです。

学校の友達や先生などに話してみたり、話を聞いたりして、少しずつ心の準備をすることができました。

おかげで当日は先生や助手さんの説明を、さらにわかりやすくくり返すように意識しただけでしたが、無事に落ち着いて抜歯をすることができました。

まとめ

抜歯から1週間もせずにいつも通りの生活を取り戻した息子。

抜歯後の痛みや出血など、食事や歯みがきに影響することはいくつかありますが、注意しておけば大丈夫でした。

歯のない不便さは多少ありますが、抜歯の痛みに比べれば大したことはないそうです。

6歳の抜歯体験、少しでも参考にしていただけるとさいわいです。

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●小1の息子が抜歯にいたるまでの経緯はこちら

≫≫変なところから歯が生えてきたっ!?乳歯の生え変わりのハプニング

記事下

 


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