別居中の夫に運動会のことを告げるかどうか…。
あれこれお膳立てをするのも面倒だし、気を使うし、正直億劫なことこの上ないです。
そのため10月の初旬に行われた長男の運動会のときは、夫に運動会の予定すら連絡していませんでした。
前回の反省をふまえて…下の子たちの保育園の運動会は予定を伝えておきました!!
さらに、夫が見学にも来てくれました。
子ども達はどことなく満足している様子。
今回は、別居中の夫が運動会に来てくれるまでの流れや、当日の様子について、1つのケースとしてご紹介していきたいと思います。
この記事に書かれていること
夫に連絡するまで
小学生の息子の運動会に、夫は来ませんでした。
私が日程を知らせていませんでしたので、当然です。
ですが、息子本人が「お父さんに運動会に来てほしい」と号泣したこともあり、もっと子どもの気持ちに寄りそえるように、私も努力しようと決めました。
後日、「息子が運動会に来てほしいと言っていた」ことを夫にメールで伝えました。
運動会の様子を伝えるついでに、です。
でも、迷惑に思われるかもしれない…という不安が、ふッと頭を横切るんです。
私はそれが本当に怖くて「子どものことを迷惑がる父親」を見たくなくて、連絡を避けているのですが。
「夫も子どもの様子を知りたがっているかも…」と、連絡をとってみました。
すると、
「何かしらイベントがあれば教えてくれれば助かります」
との返事がっ!!
これは、素直にうれしかったです。
夫もヒトの子だったのね~といった感じ。
ということで、下の2人の運動会の日程についてもメールすることに。
この間2週間ほどかかっています。
私から夫に連絡するのも週に1回程度です。
運動会当日の夫
運動会の当日、夫は私たちとは別行動。
会場には少し遅れてやってきました。
長男が会場入り口付近に立っている夫を発見!!
かけよって何かしら会話をしている様子を確認して、私は目をそらしました。
実は当日に運動会に来るかどうかは、もともとはっきりとはわかっていませんでした。
夫から「行くかどうかわからない」と連絡もあったんです。
おいおい…。
「教えてくれれば助かります」じゃなかったの…??
人の気持ちは揺らぐものとはいえ…私に負けず劣らずめんどくさい人です。
そうはいっても、子ども達はきっと来てほしいハズ。
小学生の息子は、出番もなく応援するだけなので退屈を持て余すのがわかっていますし…。
4歳の娘はダンスやかけっこを頑張って練習してきました。
夫は知らないけど、おねしょが再発するくらいストレスを感じていたんだし、それも我慢していろいろとがんばっているんだから…。
これはもう、頼むしかない!!
2歳になる次男の競技は、プログラムの前半に予定されており、あっという間に終わります。
「出番が終わったら各家庭にて応援になるので、次男をみていてほしい。」と頼むと、
「わかりました」とメールで引き受けてくれました。
夫の姿をみて、約束を守ってくれたことにひと安心♪
わたしの家族(母と姉)も応援にきてくれました。
夫が来るかもしれないことは了承済みです。
しばらくして、私たちの応援席の近くに夫がいましたが、
(子ども達に連れてこられたのか、子ども達の姿がよく見えるからなのか…よくわかりません。)
もう、夫と私の家族はお互いに挨拶をするような関係ではありません。
それでも「お父さん、来てくれてよかったね~」と、子ども達に合わせてくれていました。
現実を見てちょっと胸が痛みましたが、それだけのことがあったんだもの。仕方がありませんね。
夫は私が近づくと眉間にしわを寄せますし、必要があって話しかけても反応はありません。
能面のような表情…。
完全に拒絶されております。
それでも、子ども達のために運動会を見に来てくれた。
それで十分です。
「子ども達の父親」であってくれれば十分。
とはいえ、会場でスマホをポチポチしている姿をみるとイヤーな気分になります。
「うちの可愛い子ども達の姿を、知らん女に送んなよ」と言った思い出と怒りが、ブワ~っと湧き出てきてしまう…。
子ども達の様子
応援専門の長男と出番が終わった次男が、夫と応援席のわたし達の間を行ったり来たり。
自由に過ごしていました。
おかげで、落ち着いて子ども達の運動会の雄姿をカメラに収めることができました!!
前回の失敗も活かせました。
父親と遊ぶ子ども達の姿も、ちょっとだけ写真に納めておきましたよ。
後からアルバムを見返して、父親との写真がなにもないのも可哀そうかな~と。
盗撮?みたいな感じで、望遠機能をフル活用して取りました。
それでも夫の顔は怖くて、ほとんど写していません(笑)
次男はちゃっかり抱っこしてもらって、ご満悦。
甘え上手は得しますね。
長男は興奮して、なんとなくソワソワデレデレしてしまって、「ウザイなこいつ」みたいな対応されていました…。
不器用な子なんです。
それでも夫よりも断然わかりやすい!!
長女は運動会が終わってから、夫の存在に気づき大喜び♪
「お父さん、見てくれたんだ~!!」とキャッキャと喜び、夫にまとわりついていました。
これまた「ウザイ」反応ではありますが、娘だから??か、まんざらでもなさそうな夫。
長男長女を2人連れて、別居中の自宅まで帰ってくれました。
その後は2階に引きこもっていたけれど…。
子ども達にとっては、貴重なふれあいの時間になったのだと思います。
別居中でも運動会に呼んでよかった
別居中の夫に運動会のことを伝えるかどうか悩んでいましたが、実際に伝えてみると、それなりに順調に物事が進んでいきました。
子ども達にとっては、貴重な父親との交流を持てましたし、夫にとっても子ども達と関われる案があればこそ、愛情も深まるのではないでしょうか。
シビアな話、生活費(離婚後の養育費)や、万が一私に何かあった時の養育者としても、子どもへの愛情をもっていてほしいと思っています。
以前は子ども達を疎ましそうに眺めていた姿に胸を痛めていましたが、今は妻である私だけが疎ましい様子。
私自身も多少嫌な気持ちになることはあっても、夫への期待値が低くなっている分、立ち直りが早くなってきたようです。
全ては時間と、気持ちの整理をつけるように努めている効果かな~と思います。
子ども達の父親であることも過剰には期待しない。
でも親子としてお互いにいい関係を築いていってもらいたい。
こののあたりのさじ加減をはかりつつ、これからも面会を続けていければ…と思う今日この頃です。
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長男の運動会で反省した話はこちら