小さな赤ちゃんを抱えて家庭内別居中のママへ。
あなたは今、夫への不満や苛立ちを抱えているかもしれません。
もっとしあわせ楽しい家庭を作りたかったと自分を責める気持ちもあるかもしれません。
赤ちゃんの夜泣きや夫婦のすれ違いなどから、夫と家庭内別居状態になってしまったら、これからの生活にとてつもない不安があるでしょう。
どうやってひとりで赤ちゃんを育てればいいのか…。
まずはひとりで抱え込まなくても大丈夫だと知っておいてください!!
まして産後の揺れやすい感情の中では、いつも以上にネガティブになってしまうもの。
ひとりで考え込んでいても建設的な考えが浮かびにくい状態なんです。
あなたを応援してくれる人・あなたのために力を貸してくれる人の協力を仰ぎましょう。
赤ちゃんを育てるのはあなたですが、ひとりで抱え込むことではありませんからね♪
この記事に書かれていること
孤立は危険!!と心得る
家庭内別居中に赤ちゃんを育てるママは、ワンオペ育児に陥りがち。
・責任感の強さ・わが子可愛さで、子育てのすべてをママ1人でこなしたくなる
・または近くに両親や友人がいない・助けを呼べる状態ではない
などの理由で、孤立するママは多いのかもしれません。
わたし自身もそうでしたが、子どもを育てられないダメな母親だと思われたくない気持ちもあったのかもしれません。
母親自身も手探りで子育てをしているところに、パートナーの援助が期待できない状態というのは、本当に心細いものです。
何も悩みがなく円満に子どもを育てられていれば、ママだってもっとタフに過ごせると思うんです。
ですが、赤ちゃんは愛しいい存在である反面、とてもか弱くて、気にかかる存在ですよね?
子どもを思ってアレコレ心配していると、不安が大きくなったり、自信がなくなったりしてきます。
くわえて、夜泣きや授乳などの生活サイクルの変化がママの体調や気持ちにも影響するものですから、この時期のママは本当にデリケート!!
育児ノイローゼや産後うつなど、心の健康を崩しやすい状態なんです。
無理をしてひとりで全てを抱え込むと、
・自分を追い込んでしまう
・自己否定をしてしまう
・自分を助けてくれない周囲への不信感が募る
・子どものことを負担に感じる
・なにもかも放りだしたくなる
結局は可愛いわが子を可愛がれない状態に陥ってしまうこともあるんです。
それって、あなたの望んでいることじゃありませんよね?
こんな風に自分を追い込む前に、あなたにやってほしいことがたくさんあります。
すぐにやってみてほしい5つのこと
ひとりで赤ちゃんを育てている状態で困っていることはありませんか?
ゆっくり眠れていますか?
あなたの体調を気づかってくれる人は、夫以外に誰かいますか⁇
あなた自身の調子がよくないと、赤ちゃんにも影響がでてきます。
今の状況を変えるためにできることを試してみましょう!!
・できるだけ自分にとって心地よい状態を保つ
・行政の子育て相談を利用する
・頼れる実家や兄弟・友人には適度に頼る
・社会的に自立する手段や方法を考える
・離婚したら受けられる社会保障もしっておく
家庭内別居中の夫にアレコレと働きかけるのは後回しで大丈夫。
というのも、あなたの感情が落ちついていない時にはなにをやっても裏目に出てしまうばかりなんです。
まずは、あなた自身の環境を整えることを第一に考えてくださいね。
それが赤ちゃんとあなたの生活を守ることになります。
その①・できるだけ自分にとって心地よい状態を保つ
よく寝てよく食べて、よく笑うことです。
夫との関係が気になって、よく眠れない食事ができないのであれば、家庭内別居だけでなく思い切って別居してみるのもいいと思います。
毎日顔みるだけで、不安や不満が押しよせることもあります。
ヒトは余裕がなくなるとイライラするし、感情的な行動から他人と衝突することも多くなります。たとえ夫婦であろうと、感情的な態度で接していては良い関係を築けませんし、逆効果です。
女性にたいして子どもや夫への自己犠牲を当然とする考えもありますが、ママだって不満を抱えることは少なくありませんよね。
本人が不満だと感じていなくても、疲れは体に蓄積されていきます。
わたし自身、家庭内別居と子育ての中で育児ノイローゼになったことがあります。
・アロマテラピー
・子どもの一時預かり
・美容院に行く
・自分のために洋服を買う
・カウンセリングに行く
などなど、自分の機嫌をとる方法を試していきました。
特にカウンセリングを受けて、自分の考えかたを客観的に見つめなおすことができ、夫ばかりを非難する態度をとっていたことに気づきました。
相手への感情の伝え方などもコツがあり、わたしの場合は全てが裏目にでていました…(泣)
その②・行政の子育て相談を利用する
ママにとっての一大事は、赤ちゃんにとっても一大事。
産後で気持ちの起伏の激しい時期にパートナーが不在というのは、ママにとって辛い状況です。
おすまいの自治体にある子育て支援の窓口に相談してみましょう!!
わたしの自治体では生後4か月くらいの赤ちゃんがいる家庭に、保健師さんがやってきてくれて、体重測定や生活調査などをしてくれます。
それ以外でも、家庭や家族間の悩みなどを無料で相談に乗ってもらえます。
あなたの状況から受けられる行政サービスや、子育てのアドバイスなどももらえます。
まずはひとりで抱え込まずに、第3者に相談することをおすすめします。
私の場合、自宅にやってきた保健師さんが、これから先に必要となる手続きなどもたの窓口の仲介になって確認を取ってくれました。
さらに、貯金を使ってもいいから、自分のために何か気晴らしをするようにすすめられたんです(笑)
そのほか子育てを楽にする考えかたや家事のテクニックなんかも…。
たまたまわが家に来てくれた保健師さんが大当たりだっただけかもしれませんが、利害関係のない善意の第3者だからこそ、悩みを相談することができたと思います。
その③頼れる実家や兄弟・友人には適度に頼る
子育て中のママに自由な時間を与えてくれるのは、神様ではなく、ママの調整力だと私は考えます。
お金を払って人を雇うとか、時間をかけて行政サービスを利用するとか、信頼できる人に助けを求めることで、ママ自身を守ることができるんです。
友人には休日に一緒に遊んでもらうだけでも負担が違うこともありますし、家庭内別居中の自宅から離れて実家に身を寄せてみることが冷却期間になることもあります。
ただし、いきなりがっつりと頼ると相手も疲れてしまうので、部分的に手助けをしてもらうことが大切。
限界ギリギリになるまで我慢し続けて、あふれかえる寸前で丸投げすることになってしまうと、頼られた方にも赤ちゃんにも変化が大きくなってしまいますよ。
自分でも判断がつかないときには、①でご紹介した行政のサポートの方に相談して見るのもアリです。
誰に何を頼むかアドバイスをもらったり、仲介してもらったりもできます。
ワンオペ育児中にママが体調を崩すと赤ちゃんの生活が一変することに…。
頼れる人には適度に頼りましょう!!
その③・社会的に自立する手段や方法を考える
自立する手段を用意しておくことは、夫婦関係の修復・離婚・家庭内別居を続けるのどちらに転んでも重要なことなんです。
経済的な余裕は気持ちの余裕にもつながるし、選択肢を増やすことできるからです。
そもそも夫はあなたや赤ちゃんの生活を保障してくれる人ではありません。
家庭内別居中の夫があなたや赤ちゃんのために、どこまで誠意を尽くしてくれるかもわかりませんよね?
あなたが健康ならば、働いて収入を得ることを考えていきましょう!!
現在育休中のママであれば、復職するまでに副業を探してみたり、
専業主婦であれば、自分の資格を洗い出して子育てしながらでもできる働き方を考えておきたいところです。
わたしは子どもが小さいうちはパートで働き、後々正社員で雇用されるように、介護の資格を取得しました(もともとは経理の資格も持っています)。
≫≫介護福祉士になるには実務者研修が必須!!この資格だけでも十分です(追記予定)
介護業界は常に人手不足なので、資格があればまず就職できますし、パートから正社員への雇用も難しくありません。また今資格を持っていなくても、働きながら資格を取るということもできます。
お金をかけずにお勉強して資格を手に入れる方法もありますよ。
「ハローワーク 求職者支援制度」などで検索してみてください。
≫≫介護の資格を取るなら職業訓練!!生活費をもらいつつ勉強する方法(追記予定)
在宅ワークなども生活の柱を増やすための選択肢として、挑戦してみるのもおすすめです。
自宅でパソコンを使ってお小遣いを稼ぐ方法も調べてみると、いろんなものが見つかります。怪しいものたくさんあるので注意が必要ですが、こちらの方々はわたしが実際に連絡を取ってみて、大変くわしく情報を提供していただきました。
・仕事と家族との板挟みに苦しんだシングルマザーが、自宅でフリーランスとして活躍するためにブログを使って収入を得ることに成功しています。
≫≫家族も自分も大事にできる「ブログで人生を豊かにする方法」メルマガ
(↑こちらをクリックするとメルマガ登録ページに移動します。)
・忙しいサラリーマンや子育てや家事に追われる専業主婦でも、副業として自宅で収入を得る方法をご紹介されています。
≫≫【アフィリ代行PJ】サボることだけを徹底的に極めてしまった!究極の放置ビジネスメルマガ“>
その⑤・離婚したら受けられる社会保障もしっておく
家庭内別居というのは、ある意味で離婚への猶予期間と言えます。
今の生活や環境が変わってしまう…という不安は誰にでもあるものです。ですが、変わった後の情報を得ることで、その不安は消せることもあります。
むやみ不安になって、ストレスを感じることがないように、またもしもの時に慌てなくてもいいように、離婚後のシミュレーションをしておくことをおすすめします。
その中でもっとも心配なのが、お金のことではありませんか?
社会的に自立する方法を身につけておくといっても、全てをひとりで抱え込む必要はないんです。
仮に収入が少なくても、母子家庭になると受けられる保障はありますので、一気に貧困家庭に陥るというわけではありません。
児童手当・児童扶養手当(母子手当)・保育料の免除・医療費の負担軽減・住民税の免除など、受けられる保障があることもしっかりと把握して、不必要に不安にならないことも大切です。
このあたりの情報は、行政の窓口だけでなく、ひとり親家庭の支援センターで詳しく教えてもらえます!!
ぜひお電話されてみてください。
ひとり親家庭等の就業自立支援センターの事業所一覧はこちらからどうぞ。
(厚生労働省ホームページ:母子家庭等就業・自立支援センター事業について)
まとめ
赤ちゃんは日々成長していきます。
あっというまに赤ちゃんを卒業してしまうんです。
せっかくのこの時期を家庭内別居の不安ばかりで過ごしてしまうのは、とてももったいないこと。
あなたが自身が体調を崩さないように、
可愛い赤ちゃんをすくすくと育てていくために、
・できるだけ自分にとって心地よい状態を保つ
・行政の子育て相談を利用してサポートを受ける
・頼れる実家や兄弟・友人には適度に頼る
・社会的に自立する手段や方法を考える
・離婚したら受けられる社会保障もしっておく
これらのことをまず、やってみてください。
あなたの手助けになることは、赤ちゃんにもサポートになるんだという意識で、どうぞ孤立を避けるように努力してくださいね。
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【こちらの記事もおすすめです】
・家庭内別居中は大人だけでなく子どもの抱えるストレスも大きなもの。
いろいろと悩むことは多いですが、子どもにとって安らげる場所を作ってあげることが最優先だと考えています。
≫≫【体験談】家庭内別居で受ける子どものストレスは半端ない!!
・家庭内別居中って、どんな状態なんだろう??夫が家族との接触をさけるようになり、不安になった私はネットで情報を集めました。「ああ、わが家は家庭内別居中なのね」と感じた状況を集めて、家庭内別居を定義しています。
≫≫【迷ってる?】家庭内別居の定義をリアルな体験から考えてみた
・わたしにとって家庭内別居は、辛く苦しい生活でした。それでも家庭内別居を続けるにはそれなりの理由がありました。ある専業主婦が家庭内別居を続けた理由についてご紹介しています。ご参考にされてみてください。
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