まさか私が帝王切開!?原因は母親!?罪悪感を感じるあなたへ

記事タイトルの真下


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帝王切開の罪悪感

お腹の赤ちゃんを無事に出産するために、ママの体は日々変化していきます。

つわりやむくみ、便秘や膨満感、腰痛、こむらがえり…etc。

さまざまな変化に戸惑いつつ、もうすぐ赤ちゃんに会える期待感に胸を膨らませる日々。

陣痛や破水について勉強してみたり、呼吸法をおさらいしてみたり、ママになる準備をしてまっていたんです。

そんなある日、帝王切開で出産することが決まったら⁇

実は私、長男を緊急帝王切開で出産しました。

誰にでも可能性のあることと知りつつも、やはりショックで…。

自然分娩のための知識や努力が無駄になったことや手術への不安などと一緒に、

母親である私自身がもっと努力すれば防げたのでは⁇なんて考えたことも。

帝王切開になる原因は母親にあるのでしょうか??

この記事は、

  • 帝王切開になってしまって子どもに申し訳ない
  • 自分のせいで帝王切開で出産することになったと自分を責めている
  • 自然分娩での出産に未練がある
  • 他の人はどんな理由で帝王切開になったのか知りたい

そんなあなたに読んでほしい内容です。


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帝王切開の原因や理由

帝王切開になるおもな原因は母親によるものだけではありません。

原因として挙げられる事例をいくつかピックアップしました。

・母親の持病や体質によるもの

・感染症

・児頭骨盤不均衡

・逆子などの胎位の問題

・旋回異常

・胎盤の問題

・へその緒の問題

・予定日超過

・母親や胎児が危険な状態になった

母親や赤ちゃんにあるものもありますが、そうなることが予測できるものは少なく、避けられる物でもありません。

こうしてみると、普通分娩って本当に奇跡なんだと思いますね。

私の場合 予定日超過→誘発分娩→緊急帝王切開 

モニター

わたしは長男がしばらく逆子ちゃんでした。

妊娠週数が進むにつれ、

「自然分娩できるかどうか微妙…」という感じで医師から説明を受けていました。

逆子は冷え性が原因と聞き、なるべく下半身を温めるようにしてみたり、逆子が戻るように体操してみたり。散歩もよくしていました。

赤ちゃんがお腹の中で活発に動くとへその緒が首に巻くことも多く、それにもリスクが付きまといます。

逆子が治っても、へその緒グルグルというのも怖い…。

自然分娩じゃなくても赤ちゃんが無事なら…という思いと、できることなら普通分娩してみたい気持ちと葛藤しながら臨月を迎えました。

37週の健診の際、逆子は戻っており、普通分娩の方向で出産をまつことに♪

ですが、40週の予定日を過ぎても陣痛は来ません。

うんともすんとも…。

40週健診の際、胎児の心拍は正常でしたが「羊水の量が少ないかも…⁇」ということで再び検査に。

41週目までは持たないかもしれないということで、誘発分娩を試みることに決まりました。

誘発分娩というのは、陣痛促進剤を使って陣痛を促し、強制的に自然分娩に持っていく方法です。バルーンを使って子宮口をひろげることもあります。

これでも赤ちゃんが下りてこないので、急きょ(とはいえ、予定はされていましたが)帝王切開に変更になりました。

帝王切開の原因は予定日超過じゃなかった!?

予定日を超過しても、母体も胎児も元気で待てる状態なら、もう少し出産を待てたと思います。

私の羊水は少し少なくなっていて、そのままでは赤ちゃんが苦しいだろうという判断でした。

しかし、後からわかったのが「赤ちゃんの頭が大きかった」こと。

わたしの骨盤と赤ちゃんの頭の大きさが合わずに、赤ちゃんが産道に下りてこられない、児頭骨盤不均衡だったんです。

予定日超過して母子が健康でも、自然分娩は難しいと判断されるべきなんですよね。

本来、お産が近づくと、赤ちゃんの頭は骨盤に収まって固定されます。

誘発分娩の当日、医師が内診しても、先生の指が赤ちゃんの頭に触れると「ふわんふわん」と浮いているような感覚がしたとか。

後日、この話を看護師の義姉に伝えると、「どうしてもっとはやく胎児の頭のサイズをはからなかったのか」と言われました。

たしかに。

先にはかれるならはかってもらっていた方が、誘発などをせずに予定の帝王切開に進んだはずですよね。

その方が母子ともに負担が少ない。

なぜ担当の医師が誘発分娩の前に調べなかったのか、それとも調べたうえで異常ナシと判断したのかはもうはっきりしませんが…。

私と主人は30㎝の身長差があります。

夫婦の対格差が、ママと赤ちゃんの対格差につながっているのかも。

もしも予定日超過で帝王切開の可能性がある方がいれば、赤ちゃんの頭の大きさとあなたの骨盤の大きさを調べてもらってみてください。

特にご夫婦の身長差があるなら、要注意ですよ!!

帝王切開で出産する人が増えている!!その原因や背景

グラフ

私の身近には帝王切開で出産された方が、結構います。

なんと出産経験のある友人の半数が帝王切開…(笑)

これはさすがに多いかもしれませんが、帝王切開がめずらしいものではなくなった感覚があります。

平成26年に行われた国の調査によると、帝王切開で出産した人は5人に1人

施設によっては3割になるところもあるようです。

20年前は出産率自体が今よりも高いので、母体数の減った出産件数の中で帝王切開の割合が高くなるのは仕方ないのですが。

帝王切開の人数を20年前とくらべると約2倍に増加しています。

ハイリスク出産の増加や医療機関がトラブルをさ桁がる傾向などを背景として、年々増えているようです。

とはいえ帝王切開の手術が以前よりも増加した原因としては、

1.緊急医療の整備や手術の技能が高まり、安全性が高まったこと

2.胎児の命を最優先に考えられるようになったこと

この二つが原因と考えられます。

技術がなければ処置できませんし、世間体や親の都合を優先していては救える命も救えません。

昔ならあきらめなければならなかった命が、救ってもらえる。

無事に生命が誕生することが第一ですよね。

わたしは帝王切開になった原因が私にあろうが子どもにあろうが、夫婦の対格差にあろうが、この手で無事に赤ちゃんを抱けて本当に良かったと思っています!!

帝王切開に罪悪感なんていらない!!

帝王切開の原因はさまざま。

もしあなたが、帝王切開になったことに抵抗があっても、そこに罪悪感を抱く必要は全くありません。

まあ、極度の不摂生とかは考えものですけど。

そんなこともなく母子の健康を大事に考えて過ごしていて、帝王切開を迎えたのであれば、

それで問題ない。

できないものはできないのだから。

それは悪いことでないのだから。

私自身、自然分娩への憧れはありますけど、執着はありません。

だって可愛いわが子に会えたから!!

でも帝王切開が怖い・不安という気持ちはありました。

当たり前ですよね。

わが子と自分のためとはいえ、健康な内臓にメスを入れるんです!!

なんにも楽じゃないよ!?

そこは自分をほめてあげましょう!!

今となって感じるのは、どうやって産んだかではなく、どうやって育てるかの方がこれから先ずーっと頭を抱える悩みです。

そっちの方がよっぽど長い。

どうせならこれから選べること、楽しめることに気持ちを向けてがんばっていきましょうね♪

記事下

 


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