子ども連れのアウトドア。
いつものバーベキューとは違ったことをしてみたくありませんか?
そんなときには子どもと一緒に棒パン(ヘビパンって言ったり)づくり♪
パンの生地をこねたり、たき火の横でくるくるとパンを焼く作業を楽しむことができます!!
自分たちでつくった焼きたてのパンをその場で食べられるのって、うれしいですよね。
子ども会やスポーツクラブのキャンプなどの、アウトドアイベントに本当におすすめです。
私も実際に、キャンプやバーベキューで何度か楽しんでいますよ。
今回は棒パンづくりにかかせない、生地のレシピやイベントでの段取りなどをご紹介していきたいと思います。
お子さん連れのアウトドアに、ぜひお役立てください♪
用意するもの
パン生地は粉類だけは家ではかっておくと、作業が早くておすすめです。
それ以外の材料も用意しておきましょう。
・パン生地の材料(レシピ参照)
・生地をこねるボウル
・はかり
・計量カップ
・ビニール袋やラップ
・棒 燃えにくくて太さのあるもの
(わたしは直径2センチ長さ1.5メートルほどの竹を使いました。破裂防止のために節ごとに穴をあけておきます)
・パンを焼くためのコンロに必要なもの(木炭や薪、ライターなど)
・軍手(なくても)
・棒にまくアルミホイル(なくても)
棒パン生地のレシピ
この分量の生地で、1~3個くらいの棒パンを作れます。
全量を1つの棒にまきつけてもよし、3等分くらいにわけて3本つくるもよし。
お好みの長さにグルグルしてみてください。
≪パン生地のレシピ≫
・強力粉 300 g
・水 200 cc
・お塩 5 g
・砂糖 30 g
・ベーキングパウダー 5 g
※ 水200cc を卵1個と水170cc に変えると、ふんわりした生地にできます。
夏場などの傷みにご注意ください。
甘さがちょっと強めの味つけです。これだけでもしっかり食べれます♪
粉類はあらかじめ家ではかってビニル袋にいれ、水は少し多めにペットボトルにいれておくとはかりいらずで簡単です。
生地の作り方
粉類と水分、すべての材料を入れて、よく混ぜます。
これだけ。
パンをふんわりさせるコツは、次の4つです。
- お砂糖と塩はボールの中で別々におく
- ベーキングパウダーは砂糖の上に乗せる
- 水や牛乳の温度は常温ぐらいまで戻しておいた方が発酵しやすい
- よくこねる
ちょっとひと手間かけると、できあがりが違います。
ですが、アウトドアで食べるお料理は、豪快なくらいがおいしい!!
子ども達と楽しく作ることを大切にすればいいと思います♪
まぜるのは子どもたちにおまかせしてみましょう。
めちゃくちゃに混ぜた生地でも、本人たちは楽しくおいしく食べてくれますよ!!
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棒パンづくりの流れ
生地作りから焼き上がりまでの流れを、ご紹介します。
1. ボールに全ての材料を入れてこねる。
最初はベタベタと手にくっつくが手から離れるてくるまでひたすらグニグニ♪
2. こねた生地がひとかたまりになってきたら丸くしておく
大人がちょっとコネを加えてもいいですね。
3.ビニール袋などをかぶせて乾燥しないようにして、30分ほど寝かせて発酵させる
夏場であれば30分、冬の寒い日なら火種の近くで1時間くらいでしょうか。
4. 生地がふっくらしたら、棒にくるくると巻きつける
棒にアルミホイルをまいてもいいです。お掃除が楽ちんになります。
わたしは使いませんけど。
5. バーベキューコンロや焚き火から20 ㎝ぐらい離して炙り焼きする。
20分くらいくるくる回しながら焼き色を見ていく。
やきあがりはこんな感じです。
発酵や焼き上がりにも少し時間がかかります。
子どもが飽きやすいポイントに、他のイベントをはさんでもいいですね。
イベントなどでのスケジュール例
アウトドアで 行う場合は 子ども達がパン生地をこねている間に、火起こしなどを同時に行っておくといいです。
発酵している間は、他の食材を切ったり焼いたりしてもいいですし、お散歩やゲームなどの遊びなどをしておいて、その後生地を棒に巻きつけて焼くと時間的にもちょうどいい感じ。
こちらは私がイベントに参加した時の、スケジュールのメモです。
かなりざっくりですが、こんな感じで並行して進めていきます。
棒パンづくり係 |
コンロ係 |
パン生地の材料を混ぜる |
コンロの準備をはじめる |
子ども達がこねこね | 大人が火起こし |
生地を丸めて発酵 | 野菜やお肉の準備 |
棒にパンを巻きつける | 火種を使って、スープやカレーを作っても |
パンを焼く | お肉や野菜などを焼く |
おいしく食べる |
お外で気温が高いと、発酵時間を長く設ける必要もありませんでした。
パンをこねた手を洗って、棒を準備していれば、子どもは10分くらい経っているものですね~。
子どもたちの様子
こねたり巻いたり、火にあぶったり!!
子ども達がワクワクする作業がいっぱいです♪
みんなパン作りに夢中でした。
小学生も高学年以上なら、一通りひとりでこなしてくれます。
未就学のお子さんなどは、途中で飽きちゃった疲れちゃったりするのもご愛嬌♪
大人の方がほどよくサポートされるといいですね。
棒パンづくりの注意点
・火を取り扱うので、やけどには十分注意する
焚火やコンロの周りでは、熱くて危ないことを十分に教えましょう。
焼きたてのパンや棒もかなり熱くなります。
・焼け具合は判断がむずかしい
どれぐらいの時間で焼けるのは、目分量なところがあります。
火元に近づけすぎると焦げやすいし、遠く離しすぎると焼きあがるのに時間がかかりますし、加減がむずかしいんですよね…。
様子を見ながらが基本ですが、20㎝くらいの距離で20分程度焼いてみてください。
くるくると回しながら、均等に加熱するのがきれいに焼くコツです。
経験上、子ども達はみんな待ちきれずにフライング気味で食べてます。
はたまた、くるくる回すのに飽きて、放置されているパンもあります。片面だけ丸焦げの棒パンをよくみます。
ですが、多少生焼けでもお腹を壊したことはありません。
実際に食べてみて、もう少し焼きたいという時に、追加で焼くのが一番です(笑)
あんまりにも焦げた部分は、そのまま火の中にポイ。
そんなふうにアレコレためしてみるのも、楽しいですよ♪
さいごに
子どもも連れてのアウトドア♪
せっかくなら子どもにもいろんな体験をさせたいものですよね
自分たちで作る棒パンなら、生地が発酵したり、焚き火で焼いたり、生地が焼けていく変化も楽しめます。
しかも美味しいパンが食べられる!!
少しくらい焦げてもいいんです(笑)
ぜひ、パンと一緒に楽しい思い出をつくってくださいね~♪