【子どもの入院】付き添い役の夫が役に立たない!?深まる夫婦の溝

記事タイトルの真下


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夫婦喧嘩

愛するわが子の入院。

しかも手術を予定しているともなれば、親の心配はつきませんね。

ご夫婦やご家族で力を合わせて、乗り越えようとされるのではないでしょうか?

わたしもそのつもりでした。

ですが、夫の胸の中にはすでに大切な人が住み着いていたのです。

何も知らない私や私の家族は、夫の不穏な行動に違和感を覚えるばかり。

その様子や態度へ怒りを感じた私の態度もどんどん険悪になっていき、夫婦の関係は一気に冷えきってしまいました…。

今回は、浮ついた気持ちの父親が子どもの入院時にどういう行動とっていたのか、

夫婦の溝がどのように深まっていったのかを妻の視点からご紹介します。


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妻の実情と夫の実情

息子の入院が予定されたのは、2017年に入ってからでした。

手術室や入院する空き部屋の状況など、あれこれと調整が入って、2月の中旬に決まりました。

入院前は産後疲れの真っ最中

この当時、2歳の娘と生後3か月の次男を自宅保育していた私にとって、

定期的な通院さえなかなかハードルの高いものでした。

次男は生後2か月で中耳炎を患うし、ちょうど寒い季節に突入して子ども達が交互に発熱するような状態だったんです…。

夜間授乳も普通に2~3回ほどあり、ぐっすり眠ることもありません。

3人育児、高齢出産の疲れというのでしょうか。

とにかく体が重くて、スッキリしない日々を過ごしていました。

夫に協力を頼むと、がっかりする

体力的にも精神的にも限界を感じた私は、

主人に長男の入院の付添いをお願いできないか、頼むことにしました。

少し不満そうな態度の夫でしたが、職場に相談し、1週間の有給休暇を取得することになりました。

この不満そうな態度って、地味に信頼をなくしていくんですよね…。

わたしの中で「ありがたい」気持ちよりも、

「それぐらいしてよ」という気持ちがむくむくとわきあがっていきました。

過去に私も仕事を休んで子どもの看病をしてきたからです。

長男が生後7カ月の時、RSウィルスで入院することになりました。

私はちょうど育休あけで職場に復帰するタイミングでした。

急きょ職場に連絡をして、復帰を1週間延ばしてもらった過去があります。

自分が子どものために抵抗なくしてきたことを、夫が渋る…。

しかも日程的には十分に余裕がありそうなのに…。

思い返せば、そんなことは山ほど出てきます(笑)

少しずつ、私の心がすさんでいきます。

誰も知らない夫の裏切り

実はこの頃すでに、夫は元カノとラインで連絡を取り合っていました。

相手との久々のやりとりはとっても新鮮だったようです。

常にスマホを持ち歩き、夜中も遅くまで何かしら画面を開いていました。

当時わたしは、夫はスマホのゲームにはまっているのだろうと思っていたんです。

夜間授乳で起きた際に寝室に夫がいないことも増えましたが、

特に詮索せずに過ごしていました。

もしかしたら、仕事が忙しいのかもしれないな…。

そんな風に感じることもありましたが、特にこちらから声をかけることはしなかったと思います。

この頃、夫と相手の女性が連絡を取り始めて2~3か月くらい。

息子の入院のことやら家族の悩みについて、あれこれ相談するうちに燃え上がっちゃったんだそうですが。

恋愛でいえば、ドキドキワクワクした一番楽しい時期でしょうか。

後で夫から聞いた話だと、この頃には元カノとの再婚を考えていたそうです。

(今でも考えているのかもしれません…)

私が長男の入院や手術の段取りに頭を悩ませたり、

子ども達の相次ぐ体調不良で右往左往している間、

夫は完全にお花畑の中の住人だったわけです。

ラインではどんだけ頼りがいのある夫を演じていたんでしょうね。

文章の中で夫はとても饒舌でした。

私は夫に頼りがいを感じたことはなかったな~。

そのあたりが、彼女の魅力なのかもしれません。

つのる夫への不信感・苛立ち

息子の入院中の夫は上の空??でした。

もともとの性格もあるのでしょうが(人と話すのが苦手で質問や確認などをさける)、私には理解できない行動をたくさんとっていました。

もどかしさと不満ばかりが募って、泣き出しそうでした。

一部をご紹介します。

・付き添い初日、夜眠れなかったらしく不機嫌のかたまり

⇒場所が変わって眠れなかったようです。

こちらも夜間授乳で普段から寝ていませんので、同情できませんでした。

・長男の手術中に「ここにいても仕方ないから」と外出

手術中には、なにがあるかわかりません。

わたしは「長男のことが心配じゃないの?」と夫を薄情だと感じ、家族待機室で心細さを抱えつつ、手術が無事に終わることを祈っていました。

たしかに親が2人いる必要はないかもしれないけれど…。

前日の睡眠不足でツライのかもしれないけれど…。

私は夫に対して、もっと子どもを優先してほしいと感じていました。

・術後全身麻酔が冷めずに寝ている息子の横でスマホばかり

⇒グッタリしている息子の横で、スマホ。

「スマホのなにが、そんなに大事なの?ちゃんと息子をみてよ」と憤りの隠せない私。

不倫相手の元カノと四六時中連絡を取り合っていたようです。

・息子の吐物を処理せずに一晩放置 

⇒夕方麻酔の副作用で嘔吐していた息子。容器を用意していたので、その中に吐物が入っていました。

その後嘔吐がなければ処理するように伝えていたのですが、ずっと息子の枕元においてあり、翌朝、私が捨てました。

自分だったら嫌じゃないのかな~。

付き添っているだけで、気の利いた事は何もしてくれないのね…。とガッカリしました。

・息子の体拭きや着替えのタイミングなどを誰にも確認しない

⇒前日に私が帰る際にお願いしていたこと。

どんだけ時間があっても、やりたくないことはしない主義のようで…。

結局翌日に私が確認して、体拭きや着替えをお願いしました。

自分はわざわざ自宅に帰ってまでお風呂に入るくせに~っ!!とここでも憤慨するわたし。

・私が用意してきた弁当を日の当たる場所に放置

⇒少しでも節約を…と時間を割いて作ったお弁当。

食べずに腐らせてました。

食べたくなかったんでしょうね。

その日から夫の分を作るのやめました。

夫はコンビニで自分の好きなものを買って食べていたようです。

・術後3日目。歩けるようになった長男の頭を、冗談でどつく!

⇒照れ隠し?ふざけて足元にじゃれつく息子を私の目の前で小突いた夫。

そこは手術したばっかりのデリケートな部分だよ!?と血の気が引きました。

「なんだ、こいつ!?」

ちょうどお見舞いに来てくれていた私の母と姉の冷ややかな視線が、とても痛かった…。

手術後はじめて会う孫(甥)が笑顔でいて安心したところを、父親に小突かれて。

どうせ足元にじゃれつくのを遮るのなら、抱きかかえる方がよっぽどポイント高かったんですけどね。

…とまあ、こんな感じです。

夫が許せなかった…期待過剰なわたし

もともと入院中の付添いは、夜間が夫、日中が私という割り振りにしていました。

夫は仕事も休んで付き添いをしてくれていました。

ですが24時間付き添う辛さを誰よりも知っています。

わたし自身は長男の付き添いをしているほうが、楽でさえありましたが、夫はそうもいかないだろうと日中は顔を出すことにしていました。

すると、夫は夜にゆっくり眠れないから…と、朝の交代から自宅に1人で帰り、お風呂と仮眠をすませてから夕食時に病院へやってくるというスタンスになりました。

結局メインのつきそいは私が引き受けることに。

2歳の長女と5カ月の次男を実家に預け、食事や洗濯は完全に母にお任せにさせてもらいました。

病院から帰って下の子をお風呂に入れたり、添い寝して、朝の食事をさせてから、病院へ向かうというサイクル。

4日目くらいに夫から、

「これなら俺、仕事休まなくてもよかったよね」と言われて、めちゃくちゃ腹が立ちました。

「あんたが役に立たんからやろ~が!!」と。

仕事から直接病院へ向かって、夜間のつきそいをする方法もあります。

病院で食事を食べてお風呂に入って眠って、そこから仕事に行く。

(これ、実際に次男が入院した際に私がやった方法です。)

夜、病院のベッドで眠れない人にはできません。

それで日中眠いからと帰宅するし、その上付添い中も病院側との連絡がうまくできないから私が主力で付き添うことになるわけです。

病院側との連絡って、

・息子の体調の変化や気になる部分を見落とさずに伝えたり、

・日常生活の困りごとを伝えたり、

・手続きのことで確認したり

結構ファジーな部分だから、その場その場で対応してもらいたいんですよね。

でも夫には不向きなことだったようです。

それなら、仕事をしていた方が楽だし、楽しかったのかもしれません。

下の子達とは会わずに、自宅に眠りに帰る夫。

つきそいで付き添ってるだけの夫

スマホばかり見ている夫

思い出すと、残念な記憶ばっかりなんです。

私が夫に多くを求めすぎていました。

「なんでこの人、こんなに何にもできないの!?何にもしてくれないの!?」という気持ちでいっぱいでした。

でも長男は夜にパパをひとり占めできて、少しうれしそうだったような気がします。

さいごに 夫婦のバランスが崩れてしまった

どんどんすれ違って、溝が深まっていった入院事件。

夫なりに息子のために頑張ってくれていた部分は確かにあったんです。

・仕事を調整して、夜間のつき添いを代わってくれた

・入院中の息子の遊び相手になってくれた

・診察や入浴介助などをしてくれた

などなど。

でも、わたしはそれを当然だと思っていたんです。

むしろ、「わたしは当然のこととしてこなさなければならないことが、どうして夫には特別なこととなんだろう?」と不満でもありました。

産後の体調不良、3人の子ども達は交互に体調を崩す。

病院に通っていれば家事だってはかどらないし、疲れはたまる。

それでも面倒なことは私の仕事。

夫は役に立たないし…。

誰にも何もうまく頼めなくて、ひとりであれこれ抱え込んで、パンク寸前といった感じで全く余裕がない状態でした。

自分のことを信用していない、頼ってこない、がんばって手伝っても不満そうな嫁の姿は、夫にとっても気持ちのいいものではなかったでしょう。

自分自身のしあわせのタンクは、空っぽにならないように、しっかりと補充していかなければなりませんね。

ストレスMAXの状態では、うまくいくものもうまくいきません。

記事下

 


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