旦那さん、トイレ掃除をしてくれますか?
トイレをキレイに使ってくれますか?
夫のトイレの使い方が汚いと嘆く奥様は、本当に多いです。
わが家も同じでした。
よくもまぁ、毎回これだけ汚せるな!!と感心したことがあります(笑)
その後の交渉で、座って用を足すようになったのですが…。
トイレの使い方というのはあくまでも氷山の一角で、
夫がお互いの考えが違うことや、自分がめんどうなことを避けて、妻と向き合ってくれないことの方が、根本的な不満なのかもしれません。
今回は、夫のトイレの使い方が汚いと嘆く妻の心情を、いち主婦の目線でほりさげてみました。
この記事に書かれていること
夫がトイレを汚す背景をさぐる
夫という生き物は、なぜトイレを汚すのか…。
わたしの夫を見ていて感じることやネットでの意見をまとめてみました。
①夫が汚しても母親が黙って掃除をしておいてくれた
うちの夫はこれが当てはまります。
わたしは自分の子どもをどう育てるのかという部分でとっても参考になりました。
もちろん自分の尻は自分で拭けるように育てます(笑)
②汚れていても気にならない性格
そもそもトイレが汚れていても気にならないようです。
ひとり暮らしの時のトイレも結構ひどいものだったので、衛生面に対する考え方の違いというものは大きいですね。
夫ひとりで暮らす分には、なんら文句はありません。
わたしもズボラな性格で汚れに寛容な方だと思っていましたが、上には上がいたものです(トイレに関しては)。
③男は立って用を足したいものらしい
夫は男性なので、立って用を足すことにポリシーがあるようで。
座って用を足す方が化学的にも「尿はね」が少ないことは理解しつつも、立って用を足したいのだそう。
解放感もあるのかな?
おそらく成長していく過程で、「立ちション」に男らしさを感じてきたのでしょうね。
女の人だってできるんだけど…。
こんなサイトを見つけました。
江戸時代まで女性は立ちションは基本だった(NAVERまとめ)
汚れやすいし、「はしたない」とされているから一般的にはやりませんけどね。
話は少しそれますが、
うちの娘も2歳くらいまでは、お風呂場で尿意をもよおした際に、立ってしてました(笑)
和式便器のように座ってやる方法こそ、教えてからできるようになりました。
④外で頑張っているから、家ではのんびりしたい
別にのんびりしてくれてもいいんです。
トイレが汚れた部分をキレイにするのは、そんなに手間でもなかろうに…。
手間ならそもそも汚れないようにすればいいのに。
とはいえ、これをトイレ以外の場所に変えると私もよくわかります。
例えば
ソファで横になりたい
カバンや衣類をきちんと所定の場所にしまうのがめんどうだ
予定のない日は一日中部屋着で過ごしたい…などなど
相手がそれで不快になる(=のんびりできない)から、問題になるわけですよね。
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夫がトイレを汚す理由はある程度分かります。
それはそれで、いいんです!!
どういう理由であれ、
「汚すのは構わないから、その後キレイにしてほしい!!」というのがわたしの本音なのです。
要はわたしや子どもが使おうとしたときにキレイになっていればいいんです。
キレイなら気にもならないんだもの。
さらに夫が汚したトイレを、私が掃除するのが納得いかないんだな~。
男だからしかたない!?トイレ掃除は女の仕事?
夫のトイレの使い方に文句を言うと、こっちが未熟な大人みたいに思われるから嫌だな~という部分があります。
「嫁なのに」
「妻なのに」
「女なのに」
トイレ掃除くらい文句言わずにやってよ~って思うみたいなんですよ。
うちの夫やその家族は少なからずそのように感じている…。
かつての職場にも、そんなことをいう上司がいました。
トイレ掃除は女性社員の仕事だと。
なぜ?
これ、男女は関係ないです。
特にトイレ掃除に関しては無関係です!!
トイレ掃除をする男性にも、女性にも失礼な話です!!
男女ともにトイレを使って排尿しますよね。
汚れ方や汚し方には男女の違いがあっても、その後キレイにするかどうかは個人の考え方の問題です。
やりたくないからやらないだけでしょ…?
トイレの使い方に対する私の意見
・汚れたら、その都度汚した人がキレイにする。
・掃除するのが嫌なら、はじめから汚さないように気をつける。
・お互いが気持ちよく使えるように努める
わたしが言いたいのは、こういうことなんです。
これには確かに、
「私はキレイなトイレで用を足したい」
「人が汚したトイレを掃除をするのは嫌」
という私の考え方が前提にあります。
夫にも育ってきた背景や考え方があります。
意見が違うときに衝突し合うのは、望ましいことではありません。
本当に成熟した大人ならば、
自分が嫌な気持ちを飲み込むのではなく相手にもきちんと伝えて、
反対に異なる相手の気持ちも理解しようと努力して、お互いが納得できる解決策を探すもの。
「トイレ掃除くらい文句言わずにやってよ~」なんて夫から言われたら、そっくりそのままお返しします(笑)
なんでわたしばっかりやねん!!
大切なことは「どちらの意見が正しいか」ではないのです。
「お互いが快適に過ごすためにどうすべきか」です。
ネックなのは「イヤ」な気持ち
わたし自身、子どもにトイレの使い方を教えている最中です。
トイレの使い方の問題では、
・自分がキレイに使うことを気にするかどうか
・自分が汚したものを他人に片づけさせることを気にするかどうか
この2つが大きいと考えます。
トイレの使い方に関する話し合いの際に一番ネックになっているのが、お互いに「イヤなことはしたくない」という単純な気持ちなんです。
夫とトイレ掃除の話していたとき、
「ああ、この人はトイレ掃除が嫌なんだな~。なんとか理由をつけて逃げたいんだな~」といつも感じてました。
そして本人はそれを自覚していないみたいです。
わたし自身はトイレ掃除自体が嫌いではありません。
でも夫が平気で汚して、その尻ぬぐいをするのは好きではないんですよ。
ええ、好きじゃないんです。
できればしたくないんです(笑)
そういう意味では、わたしもトイレ掃除が嫌です。
イヤなことはお互いにしたくない
だからめんどくさいんですよね。
嫌なことにどう対処していくか
イヤなことくらいありますよ。
人間だもの。
それをどう対処してくか…、というのが夫婦の中での課題になっていくわけです。
うちの夫はそもそもトイレが汚れていても気にならないので、気になる方が掃除をしなければどんどん汚れていくだけ…。
わたしは自分や子どもが汚れたトイレで用を足すのが嫌なので、自分からトイレ掃除をしています。
ただし常に「気にならない方が何もしない」というスタンスだと、気になる側の不満も募っていきます。
そのことを素直に伝えると、
夫も自宅のトイレでは座って用を足すようになってくれました!!
それだけでもずいぶんと汚れ方が違うので、掃除をする方としては本当に助かりました。
お互いが少しずつでも譲歩する部分がないと、対等な関係を築けません。
妻の本心はトイレの使い方だけじゃない!?
なんど伝えてもトイレの使い方を変えてくれない。
自分でトイレ掃除をしてくれない。
自分のスタンスを変えようとしない夫の態度に、冷たさ・思いやりのなさを感じる妻は少なくないんです!!
自身の経験やネットに寄せられた妻側の意見をみていてそう思います。
妻が抱えている不満を尊重して、少しでも過ごしやすいように改善していこうという姿勢のなさが、地味~に夫への愛情を減らしていくんです。
実際はそんなことにいつまでもかまっていられるほど暇ではないし、深刻な問題でもないかもしれませんが(笑)
どこか別の部分で夫からのフォローがないと、夫婦の信頼関係のバランスが崩れてしまってもおかしくはないですね。
自分と違う価値観(トイレの使い方)をどう受け止めるのか。
自分が嫌なこと(トイレ掃除)を代わりにやってくれる人にどういう態度を示すのか…。
相手が本来望まないこと(トイレ掃除)をどのように提案してその気にさせるのか…。
それが賢く可愛い大人の品格なのかな~、なんてことを考えつつ、今日も私はトイレを磨くのです。
さいごに
夫のトイレの汚し方に不満を抱える妻の意見を、個人的に述べてみました。
不満の原因は
・掃除をしている妻も、汚れたトイレの掃除が嫌なこと
・汚した本人がトイレ掃除をしないこと
・嫌なことを妻だけに負わせていること
にあります。
お互いが気持ちよく生活していくため、嫌なことを押しつけ合う関係にはなりたくないはず。
嫌なことをどう相手に頼むか、どうやって受け入れて折り合いをつけていくのか。
「夫のトイレが汚い問題」を解決するには、夫婦の人間力が問われています。
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