夫が浮気をしているかもしれない…。一体わたしはどうすればいいの⁇
頭の中がごちゃごちゃになって、何も手につかない。
証拠を集めた方がいいのか、本人と話し合った方がいいのか、自分だけでは解決策も見つけ出せそうにない…。
そんな状況をどうにかしたくて、誰かに相談したい気持ち、わかります。
本当によくわかりますよ!!
私にも経験があります。
そしてわたしは大失敗を犯しました…。
失敗したくなくて色々と悩み、考え、相談して、行動したのですが、全ては裏目に出てしまったんです。
わたしは絶対に相談してはならない人に相談してしまいました。
まずは落ちついてくださいね。
あなたが冷静でなければ、たとえ誰に相談しても、あなたの気持ちはうまく伝わりません。
そしてふさわしい相談相手を選びましょう。
この記事では、夫の浮気を相談する際にふさわしい人、避けたい人、実際に私が相談した相手とその反応もふまえて、ご紹介していきます。
あのとき違う人に相談していたら…、家族そろって笑いあう未来が待っていたのかもしれない。
そんなわたしの失敗を、あなたはぜひ避けてください。
この記事に書かれていること
絶対NG!!相談すれば破局する可能性大
まずはこの人には話しちゃダメ!!という人達をご紹介しますね。
たとえ最終的には話すことになっても、修復や円満な離婚を目指すのであれば、絶対に絡んでほしくない人達です。
自分の身内(両親・兄弟・親戚など)
あなたが家族との距離が近い場合、悩みごとや心配事を最も相談しやすいのが、身内でしょう。
きっとあなたの気持ちに共感してくれるはず。
ですが、あなたは家族に共感を求めてはいけません。
それは家族を動揺させることになり、冷静なアドバイスや解決策などは絶対に手に入らなくなってしまうからです。
自分の子どもが辛い思いをするのを見て、放っておける親であればあなたは相談しないでしょう??
でも親は親。
あなたの動揺はあなたから手を離れて、夫に対する憎しみや嫌悪感となって一人歩きを始めてしまいます…。
あなたには夫に対する愛情が残っていても、親にはどうでしょうか?
兄弟もやはり家族。
いざとなれば心強い存在ではありますが、あなたが冷静さを取り戻すための相談相手にはふさわしくありません。
方向性を決める前に、良かれと思って感情で行動されてしまっては失敗のもと。
あなたのことを親身になって考えてくれる存在だからこそ、感情を共有できるし、冷静さを欠いてしまう可能性があります。
身内の方が弁護士であったり、探偵であったり、浮気の対処にかなり精通していれば、冷静に対応してくれるかもしれませんが、よほどのことがないと無理ではないでしょうか⁇
心理カウンセラーだって、身内のカウンセリングは避けるものですよ。
もしも今後、夫と関係を修復しようと思っても、家族の反対を受けて挫折する可能性があることをきちんと理解しておきましょう。
夫の身内
これも自分の身内と同じくらいNGです。
特に動揺している状況では、あなたの行動が裏目に出てしまいやすいのです。
夫の家族は、基本的には夫の味方です。
夫の家族にしてみれば、夫はかわいい存在。
どんなに欠点があっても、それを指摘されてうれしいはずはありませんよね?
もしもあなたが取り乱してしまい、夫に対する怒りをぶつけることがあれば、それはあなたの汚点として夫の家族にしっかりと記憶されてしまいます。
夫とあなたの立場を逆にして考えてみてください。
わたしの場合、最初は夫に対して浮気を諭す姿勢を見せてくれた義母でしたが、
「息子の浮気を責める嫁」⇒「自分の子育てを批判された」と受け取り、「そんな態度だから浮気するんだ」と夫の擁護にまわってしまうことに…。
人はそんなに強くありません。
自分に近い人物ほど、動揺は伝染してしまいます。
冷静な解決を目指すのであれば、「まずは身内へ相談して…」とう考えは絶対にやめましょう!!
夫婦共通の友人や夫の職場の同僚
基本的に夫婦のどちらかと近しい人に相談するのは、おすすめできません。
やはり少なからず相手を動揺させてしまいますし、協力を仰ぐことは難しい部分が多いのです。
例えば、夫の浮気のしっぽをつかみたくて、会社の同僚に事情を話して証拠をつかもうと考えているのであれば、もっと慎重になる必要があります。
同僚が夫にそのことを話してしまうかもしれません。
夫が周囲からの信頼をなくすだけでなく、友人からのあなたに対する信用も無くしてしまうかもしれません。
あなたの方向性がはっきりとしてから、後悔のない状態での相談が一番です。
相談相手は慎重に選んでくださいね。
相談相手にふさわしいのはだれ⁇
じゃあ、一体誰にこの胸の内をきいてもらえばいいのか?
きっとあなたはそう考えているハズ。
わたしが手あたり次第に相談してみた経験をもとに、相談相手にふさわしい人を選んでみました。
信頼のおける自分の友人
一番話しやすいのが、夫と関わりのない古くからの友人です。
女性は共感することで満足を得やすいです。
まずは冷静さをとりもどすために、気晴らしにつきあってもらえるだけでもずいぶんと気持ちが変わります。
ですが女友達だからといって、誰でもいいわけではありませんよ。
動揺していない本来の自分をよくわかってくれ、できるだけ感情に流されずに適格なアドバイスをもらえる相手を選びましょう。
離婚経験のある友人には、参考になる体験談も多く聞くことができました。
わたし自身、もしも離婚するとしたら…というイメージが湧き、よくわからないことに対する不安や恐怖から抜け出せるきっかけになりました。
先の見通しが立つ、予想できるだけでも、不安が一つ解消されます。
ネットでのお悩み相談
共感を得たい、不安を誰かに伝えたい、そんな思いでネットの掲示板に書き込む女性も多く見かけます。
実際にわたし自身も過去の誰かの書き込みを読み漁って解決策を探していました。
悩みを分かち合うことが、こころの負担を少しでも軽くしてくれる場合もありますし、気持ちを活字にする作業が、客観的に自分や状況を見つめなおすきっかけにもなります。
ただし、のめりこむのは禁物です。
あくまでも一つの意見、参考程度にとどめておくしかできないのです。
感情に振り回されているだけでは、具体的な解決策もなにも浮かびません。
自分の不満や苦しい気持ちを誰かにわかってもらって、少し落ちついたら、これからどうしていきたいのか、どうするのか、そのための方法を考えていくようにシフトしましょう。
専門家へ相談する
友人や家族に相談したからこそ感じるのですが、しょせん素人は素人です。
浮気についての知識や経験がない場合は、本当に一緒に悩んでくれるだけで的確なアドバイスを期待するのは申し訳ない存在です。
そんなときには専門家の意見を聞くのがおすすめです。
・弁護士や司法書士、行政書士による離婚相談
・離婚カウンセラーや夫婦関係修復アドバイザー
市民の無料相談や法テラスを利用した法律相談は、ある程度の方向性が決まれば有意義に使えます。
基本的にこちらから先生を選ぶことはできませんが、一般的な範囲での回答はしてもらえますよ。
弁護士にも得意分野があるので、浮気や離婚問題を多く取り扱ってきた方に相談できると一番ですね。
金銭的に余裕があれば、ぜひ経験の豊富な専門家に相談したいところ。
一般的に30分5000円(消費税抜き)から相談してくれるようです。
弁護士の方が悩みや相談に答えてくれる、専門のサイトもいくつかあります。
ただし「夫が浮気したかもしれない…どうしよう…」という気持ちの整理がついてない場合や法的には対処の仕様がない場合には、法律的なアドバイスはなかなか難しいもの。
当たり外れもあります。
いろいろと詳しく話を聞いてくれもせず、「ある程度の答えが出てから、きてください」という先生もいます。
たしかにその通りなんですけど、ちょっとしょんぼりですよね…。
法的にアプローチするにはまず「あなたはどうしたいのか?」という部分がポイントになってくるから。
・夫との結婚生活をやり直すためにできる法的な働きかけは?
・自分にとってメリットの多い離婚のために、相手と交渉したい!!
・相手の女性に報復したい
など、ある程度具体的な相談内容と細かい質問を持参しておくと、的確な解答がいただけて、質問時間を有効に使うことができますよ。
≫≫法テラスで離婚相談!?相談時間内にたくさん情報をもらうには?(追記します)
とにかく夫の浮気について誰かに相談したいという場合には、夫婦関係カウンセリングや離婚カウンセラーなどが提供している無料相談もあります。
初回30分無料だったり、相談料として5000~1万円としているところが多いです。
弁護士の方と違って、心理的アプローチなどにも精通したアドバイスをもらえることがあります。
・離婚した方がいいのか、修復をした方がいいのか、
・相手の女性に対してできることはなにか、
・夫に対してできることはなにか?
・自分自身ができることはなにか?
こういった悩みに対しての経験値が圧倒的に高い人に相談すると、ごちゃごちゃしていた頭の中がスッキリしますよ。
実際にわたしが電話相談を利用してアドバイスを受けたとき、女性のアドバイザーの方がとてもシビアな意見をくださいました。
夫に対する感情の整理や離婚か修復かの選択をする前に、
現実的なデータや情報をもとに、今の状況で自分がすべきこと、やっておいた方がいいことを考えるきっかけになりました。
無料相談ができるのであれば、できるだけ自分の考えに近い人だけでなく、反対の意見も参考にしましょう。
メリットやデメリットも含めて今後の選択肢を増やすいい機会です。
子育てサポートなどの行政窓口
子育て中のママであれば、自分だけでなく子どもの将来に対する不安も大きくなりますよね。
行政の子育てサポートや、ひとり親支援の窓口などに相談すると、行政的な手続きの観点からのアドバイスを受けることができます。
窓口に直接行くよりは、一度電話で相談をしてみる方がいいかもしれませんね。
わたしの場合は赤ちゃん健診の担当保健師さんが、母子の体調について親身になって相談に乗ってくれました。
自宅に訪問してくれて、何度か相談する機会をもらうことができました。
当時のわたしは上の子のグズリや反抗期も重なり、心労からノイローゼ気味になっていたこともあって、子ども達に対してツライ態度をとることも増えていたんです。
夫婦の不仲が子どもに与えるストレスも大きなものです。母子ともに具体的なアドバイスをたくさんいただきました。
ただし、夫の浮気をやめさせる方法などはわかりません。
心療内科
自分の気持ちの動揺が激しすぎて、食事がのどを通らなくなったり、眠れなくなったら、診療内科のカウンセリングを思いつく人も多いかもしれません。
カウンセリングにも合う・合わないがありますので、まずは行ってみるのもいいと思います。
わたしが調べて通った心療内科で行われるカウンセリングは、自分の心境を深くみつめなおしたり読み解いたりするものではなく、投薬による治療がメインでした。
初めての問診は1時間ほどかかりましたが、その後の通院はほんの5分程度の心境の聞き取りと処方箋をもらえるだけで、とくに相談してなにかが改善されたというものではありません。
ただし睡眠不足だったり、感情が不安定なときは、冷静な判断はできませんので、一時的にでも薬でそういう状態を作るというのも、たいせつなことかもしれませんね。
探偵事務所や浮気調査も
どうにも怪しいのになかなか浮気の証拠がつかめないなら、やっぱり専門家に依頼するのがスマートな方法。
離婚を決意して、調停や裁判に進むことになるなら絶対に残しておきたいのが証拠です。
行政書士、弁護士に相談しても、証拠集めに関しては興信所や浮気調査を使うことをおすすめされます。
逆に、興信所や探偵事務所に浮気調査や悩みの相談をして、弁護士を紹介してくれることも。
電話で相談したところ、相談員の方がいろいろと仕組みについて説明してくれます。
依頼から実際に調査を始めてもらうまでに、少なくとも2~3日の余裕が必要でした。
人件費や交通費などの料金が高いところが多く、わたしは躊躇してしまいました…。
ですが、時間をかけて調べてみると、「浮気の証拠がとれなければ無料」な探偵事務所も見つけられるんです。
今、私が浮気発覚の頃に戻れるのなら、絶対にお願いするのが浮気調査。
ただし離婚しないつもりであれば、調査をしたことは絶対に第三者には知られないようにしておきましょう。夫に知られたらアウトです。
夫と直接はなしあうのは??
よく知恵袋などで「ご主人と直接話し合ってみては?」という意見を見かけます。
ですがこれもちょっと…冷静になりたいところです。
きちんと「話し合う」にはそれなりの準備が必要です。
とりあえず事実を確認したいと場を設けても、正直に話し合いになるでしょうか?
夫の浮気に対するあなたの尋問になりませんか?
夫からあなたの至らないところを指摘されて、冷静に受けとめられますか?
夫にとってもメリットのある話し合いになりますか?
話し合いは感情をぶつけることではありません。
何について話をするのかという目的、どんな解答があっても否定せずに受けとめられる余裕がなければ、怒りや悲しみにとらわれてしまって、なんの解決にもならずに溝が深まるばかりです。
険悪なムードから浮気相手への思いを募らせたり、言葉のはずみで「離婚だ」なんてことになってしまうかも…。
そもそも浮気相手にのぼせている夫には何を話しても、ろくな反応は期待できません。
とにかくお互いが冷静ではないと、きちんとした話し合いにはならないと考えてください。
まずは自分が冷静さを取り戻し、ある程度の方向性を見つけられてからでも、夫との話し合いは遅くはないです。
さいごに
夫の浮気を知って冷静でいられるほど、器の大きな人間である必要はありません。
だれかにその気持ちをわかってもらいたくなるものです。
わたし自身も突然のできごとに取り乱して、たくさんの失敗をしてしまいました。
最初の失敗は相談相手を間違ってしまったこと。
身近な人から相談してしまい、収拾がつかなくなってしまいました。
あなたの気持ちを落ちつかせるために、誰かに相談することは決して悪いことではありません。
どうかその相手を間違えずに、あなたにとって悔いのない結果を導くためのひとつの支えになってもらってくださいね。
こころおだやかな日々はきっとくる‼
応援しています。